Re: 狩人劇場 【リレ ( No.103 )
日時: 2013/11/08 19:29
名前: 碧龍 (ID: yo2nZIwl)
参照: ↓続きは丸投げ(ォィ

>>102の続き

「名前…か。」
そういえば、ここにいる者(または物)の中で
名前を把握しているのは、自分とアルスだけだったな。
『ご主人、どうしたんすか?』
「うわっ!びっくりした…。それも喋れるんだ…。」
アルスが突然喋りだしたために、少し驚いたようだ。
(まぁ、前兆を見せるほうが難しいが)
「…どういうことだ?てことは、まさか…」
と、変態がなにかを言いかけたその時、少し遠くから、
壁が壊された様な音と共に瓦礫と瓦礫がぶつかる音が聞こえた。
恐らく、古塔の一部が何かによって破壊された音だろう。
「…って、そういやぁヤマツカミが居たんだったな。」
そういえばそうだったな。
「…ヤマツカミって?」
そう言って、少年(少女かもしれないが)は首を傾げた
「《百聞は一見に如かず》だ。見りゃわかるだろ。」
変態め、なんという無茶苦茶な事を…。
「…貴方達は、その、ヤマツカミ、を倒す為に来たんです…よね?」
「あ、あぁ…そうだ。」
「なら、ボクも、貴方達に…きょ、協力したいです!よ、宜しくお願いします!!」
「あぁ、よろしくな。」
「あ、有り難う御座います!」
ともあれ、この子もヤマツカミに挑むことになった。