Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.115 )
日時: 2013/12/25 10:26
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: ZkOgxlcO)

>>114続きです
(ギルドへの言い訳はどうしようか・・・・・・しかし、我ながら派手にやったものだ)
そう思いながらテオ・テスカトルをしげしげと見つめる。すると普通では信じられない速度で傷口が回復し、斬られた右前足が元通りになり、テオ・テスカトルが立ち上がる。
「!?――まだ息があったとは・・・・・・」
――いや、違う。ここからがこのテオ・テスカトルの本気だと言うのが分かった。
角を破壊したと言うのに炎の鎧が解除されない・・・・・・それどころか逆に炎の勢いが上がっている。
やがてその炎はテオ・テスカトルを包み、両前足、両後ろ足、尻尾、翼、そして角から炎が噴き出している。
風の噂で耳にした事がある。
モンスターの中には自分が生命の危機にさらされた時、リミッターが外れ、暴走するモンスターが極稀にいると。
(まさか――こいつも・・・・・・)
そう考えると微笑が止まらない。
ギルドへのちょうど良い言い訳が出来た事だし、いつも以上に派手にやっても良さそうだ――
いや、駄目だ。一回狩り場が半壊――いや、壊滅状態にさせた事があった。
あの時はオディバトラスを何があっても討伐しないといけない状況だったため、お咎めが思った程ではなかったが・・・・・・
(次やったら命が無いと言われたからな・・・・・・)
軽く溜め息をつき、武器を構える。


リオウ君最強説がこれで出ちゃいました。
雅さんがリオウ君をオオナズチ&テオ・テスカトル戦で「やり過ぎちゃったよ(´・ω・')」
キャラにしたので前科を作ってみました。