Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.123 ) |
- 日時: 2014/01/26 16:15
- 名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: .yMq1N1i)
- >>122続き
「何ぃ!? ヤマツカミが動き出しただとっ!」 そうだ、と一言つぶやいた。 苦虫を噛み潰したような顔が事の深刻さを物語っていた。 「観測所の者によると後1週間程でドンドルマに襲来する・・・・・・お前らの腕を見込んでヤマツカミの討伐を頼みたい。なに、後3日で住民の避難を終わらせるからその事は心配しなくていい」 「おっ、だいぶ素直に物言うようになったな。正直驚いたぜ」 「正直こんなバカに頼むのは不本意だがお前らクラスのハンターでなければヤマツカミを討伐できないからな・・・・・・仕方ねえだろ」 「バッ、バカとは何だバカとは!」 「バカとはアンタだよ。ライオスさんよ」 「お、俺をバカ呼ばわりしたな!? 実技試験では俺の方が――ゴフッ。い、痛え、殴ったの誰だ!」 すると目の前には鬼の形相をしたディアナがいた。ゴゴゴゴゴと、すごいオーラを発している。古龍でも逃げるんじゃねえの? 「――殴られたい? ・・・・・・もう一発・・・・・・殴られたい?」顔は笑っているのに凄く怖い。怖過ぎます。 ガツンと良い音がして俺は気絶した。聞いたくせに問答無用かよっ!
私たちはさっきのギルドナイトが手配した特急便で私達はドンドルマへ向かっていた。 「そういえばこの子って・・・・・・男? 女?」 凄く素朴な疑問だった。 「僕は"探している人物"と同一だとすれば女ですがそうでないとするならば・・・・・・解りませんね」 「ちなみに俺はあえて断言しよう! 女であると!」 何で? と聞いてみた 「いいか・・・・・・真横から見てみろ・・・・・・よーく見るんだ! かなり小さいが・・・・・・地味に胸g――ゴフゥッな、殴ったなッ!」 ――聞かなければよかった。 バカは放っておいといて今の場所は峡谷だ。 ポッケ村からだとテロス密林とゴルド峡谷地方に挟まれた場所を通り、南エルデ地方が見える辺りで西がわへ行くのが最短ルートだ。 丁度良い丘があったので一休みしているのだがリオウが臨戦態勢に入っている。 「皆さん、気お付けてください――古龍が2匹、こっちの方へ・・・・・・来ます!」 それと同時に2体の古龍――ナナ・テスカトリともう一匹はあの時森丘に現れたクシャルダオラだ。 「――また古龍2体相手か、時間が無いというのに!」 リオウの顔が少し歪む。 「リオウとライオスはナナの方を、私達はクシャルをやる。アルス、武器に――」 武器にならなかった。見たらアルスは呆然としていた。 『こんなの・・・・・・どこかで・・・・・・』 「アルス! 早く武器にっ!」 瞬間、クシャルの突進が襲う。しかし、その突進は私には当たらなかった。 状況の把握に少し時間がかかったがすぐ解った。 ナナシが――私を庇ったのだ。 「「「ナナシッ!」」」
申し遅れましたが元KYハンターです。 今年の花粉は酷いです。 早い上にピーク時には酷い事に・・・・・・ 皆さんも今のうちに対策した方が良いですよ。
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