Re: 狩人劇場 【リレ ( No.127 )
日時: 2014/02/17 17:22
名前: 碧龍 (ID: 2Xzq2xYb)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>126の続き

ほぼ同刻、ディアナvsクシャルダオラ
弱っていたとはいえ、相手は古龍。
10分足らずで討伐できる相手でない事は分かっていた筈だ。
…勿論、ナナシが死の淵を彷徨っている事も。
そして、
「弾切れ、か。」
戦って勝てる弾数でなかったことも。
今更になって、逃げなかった事を後悔する。だが、
『Lv1通常弾は残っているっす。ご主人、どうするんすか?』
希望はある。無論、糸よりも細く、淡い希望だが。
どうする?このまま…何も出来ないまま逃げるのか?
「その質問の答え、もう出ている筈だぜ。…こいつを討伐しなければ、冗談抜きで殺されるからな。」
…!…この声は、まさか!
「ライオス!どうして此処に…。」
その声が聞こえた方向を見ると、そこにはーーリオウと一緒にナナ・テスカトリと戦っている筈のギルドナイトーーエルキュール・ライオスその人が立っていた。
「詳しい説明は、こいつを討伐してからにしてもらうぜ!…お前はナナシを助けろ!」
「…分かってる。後は任せたよ、ライオス!」
かくて私は、ナナシを助けるべく、ナナシが居る方に全力で走った。
「…お前の相手は、この俺だ!…邪魔はさせないぜ、クシャルダオラ!!」