Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.128 )
日時: 2014/02/22 17:17
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: luItGEac)

>>127続き
(相手はクシャルダオラ・・・・・・風の鎧は以前ディアナが角を破壊したから発生しない。油断しなければ誰でも倒せる――何も起こらなければ)
剣を握る力が強くなる。いくら風を纏ってないとは言えど相手は古龍種。緊張の一つぐらいはする。
(落ち着け・・・・・・落ち着くんだ俺――俺は奴を・・・・・・討伐する!)
クシャルダオラのブレス。
これは予備動作ですぐ解った。冷静に回避し、腹下に潜り込み、切り上げ。
離脱。
回避。
溜め斬り。
旋回。
そして溜め斬り。
頭に当たる。
クシャルダオラは怯み、すぐ動ける状態ではなくなった。
そこに溜め3をもう一度頭に叩きつける。
クシャルダオラが討伐されるのはもはや時間の問題であった。
しかし、そう上手く行くほど狩は甘くは無い。
周りの気温が急激に下がる。
それに呼応するかのように角を破壊され、纏えないはずの風を纏い、その風は嵐に変化した。
そして、共鳴するかのごとくナナ・テスカトリの炎の出力が上がっていく。
「マ、マジかよ・・・・・・」