Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.134 ) |
- 日時: 2014/03/22 14:39
- 名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 1i6nFek/)
- >>133続き
「それはもういない母親が作ってくれたモノという設定で済ませた!」 そんなんでいいのかよ、ギルドナイト・・・・・・ 1時期憧れていたがこれを見てもはや幻滅してしまった。いや、ライオスがギルドナイトの時点で既に幻滅はしているが。 「ところでハンターランクは・・・・・・」 リオウが首を突っ込んできた。 「ん、ああ。コネでG級で通した」 おい、待て。どうやった。 するとリオウが何かを感じ取ったのか、上を見上げる。 「――皆さん、祭りの始まりですよ」 その言葉から察するに、どうやら――来たようだ。 ヤマツカミが。
少し前<ドンドルマ> 城壁の様な風貌の壁に聳える撃龍槍。 その上を少しの異変も見逃さんとする気球が飛び回り、地上を一触即発の空気で包んでいるハンター達。 警備は完璧に見えた。 しかし、事は何の前触れも無く起きた。 降ってきたのだ。 中央に。 何の前触れも無く。 真上から―― それにはハンター達も度肝を抜かれたらしく、酷く動揺している。 そして、その様子を無機質な、焦点の合っていない眼で見下す、古龍。 この時、ギルドナイト達は愚作であったことに、気づく。 ――ハンターを1箇所に固めすぎた。 こうなる事は誰も予想していなかった。 雲に隠れて真上から強襲をかけられるとは、誰一人も。
用語についての補足。 ハンターライセンス=ギルドカードこれは合っています。 まず、ギルドカードですが、これを発行出来るのはハンターズギルドで、ギルドナイトはそれの管理を行っています。 ・ハンターズギルド:ハンターを統括し、生態系の保護を目的とする組織 ・ギルドナイト:表向きには王の護衛。裏向きには“掟”を破ったハンターの抹消を目的として動く ・王立書士隊:古の文献に触れ、その知識を伝えるのを目的としている。仕事上、古龍観測所や王立武器隊にパイプがある ・古龍観測所:呼んで字の如し。生態が不明の部分が多いモンスタ−を調査する ・王立武器隊:王立書士隊が入手した科学技術を使い、昔の優れた武器を作り上げるのを目的としている
ホントはもっと複雑ですがそれについてはまたの機会に説明しようと思います
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