Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.146 )
日時: 2014/06/28 18:15
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 2G5vs2y2)

>>145
さらに歩く事数時間。不思議とモンスターの遭遇率が極めて低かった。ナルガクルガ1匹と遭遇はしたが、一人バカが混じってるとは言えど、楽勝だった。
だが、一つ、口にはしていないが、嫌な予感がしていた。
――迷ってるんじゃないのか? コレ
「・・・・・・この獣道を真っ直ぐ行けば、あの人の家につけます」
迷っているわけではなかったようだ。良かった。
しかし・・・・・・この獣道どれぐらい長いのだろうか?

〜40分後〜
「・・・・・・つきました。この家です」
目の前には木造の小屋が一見建っていた。
その家の戸を、リオウがノックする。
「姉さん! ライラ姉さん! 居るんでしょう!」
少し間をおいて、扉から誰かが飛び出してきた。
「おかえり〜! リオウ〜。まったく! こんなか弱い乙女一人こんな所に残してどこ行ってたのさぁ〜」
「・・・・・・モスをぶん投げられるか弱い乙女は姉さんぐらいです」