Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.98 )
日時: 2013/12/17 21:02
名前: KYハンター (ID: JKIIf44Z)

>>97の続きです
ふと考えた・・・・・・その3つ目の場合、クシャルダオラについていた傷の説明が出来ない・・・・・・まさか・・・・・・
「ねえ、アルス。4つ目の意見だけど・・・・・・クシャルダオラが別の古龍と戦い、劣勢を強いられ、ルート変更せざる負えなくなった」
「成程な、確かにそれだと何故クシャルダオラに傷が入っていたのかについての辻褄が合うが・・・・・・問題の“何故森丘に逃げた”かが解らない」
確かにそうだ。クシャルダオラの傷の説明は出来てもそれ以外が出来ないからだ・・・・・・いや、そうでもないかもしれない
「取りあえず、これを見て」
そう言って世界地図を取りだした
「まず、クシャルダオラの行動パターンだけど・・・・・・まずはポッケ村付近に広がるフラヒヤ山脈まあ・・・・・・ハンター及びギルドに<雪山>と呼ばれている場所。まずはここで脱皮をしてその後にテロス密林まあ、<密林>と呼ばれている地域で食糧補給をしてからセメクーア砂漠――<砂漠>と呼ばれていて交易路としても使われている場所ここを通ってドンドルマの街に錆びた状態で現れる。そして錆びた皮をフラヒヤ山脈で脱皮し、このルートを永遠と続ける。これがクシャルダオラの移動ルート」
「・・・・・・で、その移動ルートと今回の一件に何か関係でも?」
「大在り、多分だけどセメク−ア砂漠で他の古龍と戦った可能性が非常に高い、それに甲殻も通常の状態よりも錆びついていた。しかもセメクーア砂漠と森丘のあるアルコリス地方はそこまで遠くも無い」
『そこまで見ていたんすか、御主人は。凄いっすねぇ・・・・・・』
「で、砂漠で他の古龍に襲われたと。確かにこれが1番辻褄が合うな、それにクシャルにそこまでの傷を負わせた奴もおおよそ見当が付いている」
砂漠に住む古龍――ここにいる3人の頭の中には同じモンスターが浮かんでいた・・・・・・
「「『ナナ・テスカトリ、もしくはテオ・テスカトル』」」
「確かに奴ならクシャルと互角――もしくはそれ以上の戦いが出来るだろう」
そんな中、古塔にナナ・テスカトリが出現したと言う情報を得た