Re: 怖い話募集 ( No.3 )
日時: 2010/03/15 18:10
名前: G (ID: 30baiQ8M)

白い糸

とある学校で家庭科の授業が行われていた。
生徒が持っている裁縫道具の中には色とりどりの糸があった。
でも、そこには白い糸だけが使われないで残っていた。
そこで家庭科の先生は聞いてみた。
「何で、白い糸を使わないの?」と。
生徒は答えた。
「白い糸は勿体ないから取っておくの」
先生は普通使うだろうと思った。
放課後、生徒は家庭科の先生を旧校舎に呼び出した。
「何?、別に旧校舎じゃなくてもいいのに。」
生徒は答えた。
「やっとあなたを殺すことができる。」
生徒はポケットからあの白い糸を取り出した。
先生はこういった。
「もう、ふざけてないで早く帰りなさい。ただでさえ忙しいんだから。」
先生はすたすたと足音を立てて帰っていきました。
その夜、先生は家でくつろいでいてインターホンが鳴った。
ピンポーン。
先生はこんな夜遅く誰かなと思った。
先生は玄関のドアを開け周りを見渡した。
「何だ、悪戯か」と思ってドアを閉めた。
先生はテレビを見て気分をとりなおした。
しかし、またインターホンが鳴った。
ピンポーンピンポーンピンポーン。
「今度は連続押しか」
先生はしぶしぶまたドアを開けた。
でもまた周りを見渡しても誰もいなかった。
またくつろごうと戻った。
だが何かいやな気配がすると思いまたドアを開けた。
ギィィ
先生はゆっくりドアを開けた。
そこにはあの生徒がいた。
先生は。
「何、もう悪戯はやめて!」
と言う。
生徒は。
「悪戯なんかじゃない」
と言い先生の家の中に無理やり入った。
「不法侵入財で訴えるわよと言った。」
生徒はこういう。
「訴えられる前にあなたを殺す!!」
先生はゾッとした。
「これは本気だ、やばい!」
先生はキッチンに行って包丁をもち、生徒に襲いかかる。
「うわぁぁぁぁ!!!!!」
先生は生徒を殺してしまった。
「どうしよう、殺しちゃった」
先生はあわてて生徒のポケットの中にあった白い糸を取り出した。
「こ、これで首を切ろう」
先生は、糸を首に巻き近くの公園の木で首を吊った。
身体の重みで首は切れるどころか取れた。
ザシュ!!!・・・・・

翌日このことは朝のニュースで放送され学校の生徒たちは仰天した。
生徒たちは。
「なんで先生があの子を」
生徒たちはショックを受けた。
でもなぜ先生は生徒を殺したのかは謎に包まれている。