Re: モンハンショップ ( No.77 )
日時: 2010/04/06 21:38
名前: Heaven ◆dcCKHjXTWM (ID: Fijfs/cv)
参照: 【掲示板守護隊】不死鳥の騎士Heaven

さいご本当の最後!!

古龍

ドラゴン 飛竜とは異なる祖を起源とする存在

とある龍の成長過程(?)
蝮(まむし)
↓五百年
蛟(みずち)
↓千年

↓五百年
角龍
↓千年
応龍

つまり、マムシは三千年かけて応龍という神格になるようです。
老山龍
ラオシャンロン 中国語で
ラオ=老
シャン=山
ロン=龍

岩山龍
ヤンシャンロン 中国語で
ヤン=岩
シャン=山
ロン=龍

クシャルダオラ インド方面、サンスクリット語だとは思ってましたが、手がかりも何も無く。
神話関係かと探っていたらそれらしいのがありましたので。

シヴァ神なども使用していた数珠に使われていたという菩薩樹の実というものがありまして、
その実を『ルドラークシャ』と言うそうです。
その順序を変えれば『クシャルドラ』となり、まあ似ているかな程度に思ってました。
しかしながら『ルドラークシャ』には『ルドラの眼』という意味があるらしく、ルドラとは何者か、と探ったところ、"暴風雨神"でした。
関連性は高いんじゃないかなと。
また、装備にもある【クシャナ】は『刹那』の意味を持つらしいです。
"暴風雨神の眼"、"刹那の暴風雨神"とこの辺かなとは思うんですが、単純に"暴風雨神"でいいかもしれませんね。
テオ・テスカトル
ナナ・テスカトリ ナナ・テスカトリとテオ・テスカトルなんですが、アステカ神話の神、テスカトリポカから来てるものだと思われます。
夜の暗闇を司る神でテスカトリポカという名前は『煙を吐く鏡』という意味です。


マヤ・アステカ神話より。噛み砕いて説明します。
光の神・闇の神が大地・人を作り、次は太陽を作ろうということになりました。
太陽を作る為には、神々のうちの誰か1人が焚き火に実を投じて犠牲になる必要があると決まり、最初に裕福で放漫な神『テクシステカトル』が志願し、その後病弱で地位も低い『ナナワツィン』が周囲に薦められて志願。
苦行の末、焚き火に身を投じる際、『テクシステカトル』は4度ためらいましたが、『ナナワツィン』はためらうことなく飛び込み、それを見て『テクシステカトル』もようやく飛び込みました。
『ナナワツィン』は太陽となり、『テクシステカトル』は神の1人が光を弱める為にウサギを投げ、月となった、と。

テスカポリトカ等、テスカと名が付いた神は結構いたのですが、炎龍ということでこれかなと。ナナもでますし。

これを見る限りテオのモデルであろう方よりも、ナナの方が凄いようで。
どちらかというテオが太陽、ナナが月だと思うんですがねぇ。
ナナという名は雄よりも雌の方が相応しい、とカプコンが考えたのかもしれません。

冠名の"テオ"は【theo】 『神々の』という意味ですね。"ナナ"は『ナナワツィン』からだろうと。

オオナズチ 蛟(ミズチ)が由来なんじゃないかなと。オオは語呂合わせじゃないですかね。
蛟は龍の一種、もしくは成長過程の龍で、蛇体に四肢を持ち、頭に角と赤い髭、背には蒼い斑点、尾の先に瘤を持つ。

更に、杜若(カキツバタ)を食べると、気を吐いて"蜃気楼"を作り、"毒気"を吐いて人を害する、との事です。

かなり似てると思うんですよね。
更に、蛟は水の神と崇められる場合もあり、剣士防具である『ミヅハ』は『ミヅハノメ』という日本神話の水の神が由来ではないかと推測できます。
偶然なのかはわかりませんが、ここでも水の神という一致が。
トヨタマは現在調査中です。

ヤマツカミ 日本神話の山津神(自然の神)と『山掴み』を掛けたんだろうと。
自然感溢れてますし。

『海神』と『わだつみ』と読むように、『山神』を『やまつみ』と読むこともあるようで。
まぁ、当然というかなんというか、茶さんの仰る通りなのですが。

余談となりますが、大山津見神は別名を『和多志大神(わたしのおおかみ)』というそうです。
やはり『海神』を『わだつみ』と読むように『海』は『わた』とも読んだそうで、『和多志』というのは『海司』、即ち海を司る大神としても崇められていたようです。
外見がタコなのは海繋がりだから……というわけではないでしょうが(日本の民間伝承にある蛸神が関係してるのかもしれませんが、海繋がりという以外で大山津見神と接点はないようです)
キリン 一応古龍の分類になってますが、言うまでも無くそのモチーフは『麒麟』でしょう。
 麒麟は中国の伝説上の動物で、鹿のような形に牛の尾、馬の蹄、背の毛は五色で毛は黄色く、雄は頭に角を持つそうです。
 基本的に一角であることから、西洋のユニコーンと混じってあの形になったのでしょう。
 鳳凰、亀、龍と並ぶ『四瑞(しずい)』の神獣であるとされています。
 麒麟というのは種の名前のようで、『麒』が雄、『麟』が雌を意味します。
 性格はそれこそ虫を殺さぬほどに穏やかで、歩いた跡は正確な円となり、曲がる時には直角に曲がり、動物の罠には絶対に掛からないとか。
 ちなみに、伝承上の麒麟が雷と関連していたというわけではないようです。雷獣ともされる鵺のイメージも含まれているのかもしれません。

黒龍 紅龍 祖龍 冠名"ミラ"はイタリア語で『運命』を意味するそうで。
ミラボレアスは運命の戦争って意味だよと観測所の方が言ってた気がしましたが、
大分前の記憶なので気のせいかもしれません。

"Boreas(ボレアス)"はギリシャ神話の風の神、までは以前も書きましたが、
兄弟の仲でも一番の"暴れ者"、力が強くて気性も荒かったそうで。
更に、"嵐と災いを運び、難破を喜ぶ"との記述もありました。
シュレイドを滅ぼしているので、"風"に拘らなくともマッチするんじゃないかなと。

"vulcan(ヴァルカン)"はギリシア神話の火山・鍛冶の神、"ヘパイストス"の英語読み。
vulcanはvolcano(火山)が由来となっているので、火山を舞台として隕石をも落としてくるのではないかなと。

アンセスは"ancestor"『祖先』からでしょうね。


ドス スペイン語で数字の2を表す
ドス系モンスターの「ドス」はドンとボス(首領)の混合語・・・?
ポッケ アイヌ語で『暖かい』を意味するそうです。

おわった!!じゃまた^^