Re: 攻略の駅【雑談】【TA開催します。】 ( No.12 )
日時: 2010/08/01 20:51
名前: ◆tTKRZN4FdI (ID: ???)



天と地が逆の時代(中二病くさいが聖書の設定)

神様が大人の人間を作って神様の農場で働かせていました。

神様はどの食べ物も食べてはいいが、エデンに植わっている智恵の木だけは食べてはいけないと命令しました。

せっせ せっせとアダムとイブは農場で汗水流して働いていると、そこに蛇がやってきて、汗水たらして働いている二人を眺め「あああ。。。」と思い、「イヴさん イヴさん まあ あそこになっている木の実を食べてごらんなさい」と言いました。

イヴは「あの木の実は食べては駄目だとご主人様が言ったのよ もし食べちゃうと死んでしまうから決して食べては駄目だとご主人様が教えてくださったの」と言いました。

蛇は「食べたら死ぬってことはないから大丈夫 それどころか目が開き、真実が見えるようになるから食べてごらんなさい」と言い、イヴは蛇の言葉を信じて食べました。

はい 真実が見えるようになりました。

イブは自分だけではなくアダムにも現実が見えるようになってほしいと思い、アダムに教えてあげ、アダムはイヴを信じて食べました。

幻が消え現実が訪れ、二人に現実という深い悲しみが訪れました。

ご主人様はいつものように農場の具合を視察しにやってきて、そこで働いていた二人の姿が見えないことに気づきました。

「おーい どこにいるんだ」とご主人さまに言われた二人は木陰から顔を出しました。
なんと二人は下半身を子孫を増やす木の葉で覆っている。

「お前達! いいつけを守らなかったな! そこでなにやっていたんだ!!!」

ご主人様はカンカンになりました。

「だって 蛇さんがあの木の実を食べると真実が見えるって言ったんですもの」イヴが答えました。

「アダム!!! 貴様はどうなんだ!!!」

アダムは「だってイヴが食べろって言ったんです。僕は断ったけどイヴが言ったから・・・・ えーーーーん えーーーん」

「蛇よ 私はお前を呪う お前は永久に地を這うものになる。」
「イヴ 私はお前を呪う 言いつけを守らなかったお前に産みの苦しみを与える」
「アダム 私はお前を呪う お前は私の言いつけに従わずイヴの言葉を信じた。 永久に働き続けるという苦しみを与える。」
「もう私を信頼しないお前らを農場に置くわけにはいかない とっとと失せろ!!!!」


というわけで、農奴であったアダムとイヴは、自分達が幻をみせられ、神に愛されていると思っていたが、現実神のために農場でこきつかわれていたという現実を知ることになり、幻をもう見れなくなったので、農場を出ていきました。


永遠の命が与えられると幻を教える宗教がありますが、、、、、
智恵を得たとき、それが偽りであるとわかり、だが、財産も職業も家族も既に失っていて、悲しみにくれる という脱退信者もいますが。。。

ただ、幻は幻でしかないので、死ぬ前に幻から覚めて残った生、自分が本来持っていた生を取り戻し、誰かの奴隷ではなく、自由意志ち自分で判断決定し、他人の土地ではなく自分の土地(人生)を耕し、人間として人生をまっとうできただけでも、目覚めた者は幸せだと思います。

聖書では蛇は悪者として描かれています。
が、本来はソフィア つまり 叡智のこと。
叡智がイヴに働きかけた。

あるものにとってみたら農奴が智恵を持つことは非常に都合が悪いことなので、それを与えた蛇は悪者となってしまっただけ。


ただし、以上のことはグノーシス系の聖書。

でも 大まかなストーリーは一緒。

一般的に出回っている聖書の内容を簡単に言うと、アダムとイヴが神様のいいつけに従わず蛇(蛇な化けたサタンという説もある)の言葉に従い、智恵の木を食べたため、神様は人間が神を第一と考えなかったということで、楽園を追放したって物語です。
その神様を第一としなかったことが原罪とする派もあり、この時永遠の命を持っていた人間が楽園から追放されたことで、限り有る命になってしまったとする派もある。