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狩人劇場 【リレー小説を書いています】
日時: 2013/12/25 10:19
名前: 東雲 (ID: kf4XoZEN)

ここはその日狩ったモンスターについてや、自作小説やポエムなどを載せる場所です。
自分は無理とか良い文章が書けないとか言わずにどんどん書いてくださいね。


《特別企画》
リレー小説開催中です。
どんな話に持っていってもいいので良かったら書いていってください

めんどくさいので進行状況は書きません



メンテ
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.102 )
日時: 2013/11/16 20:26
名前: KYハンター (ID: .yMq1N1i)

>>100の続きです
(古塔・・・・・・もしかしたらあの謎の声の事も・・・・・・)
『どうしたんすか? 御主人』
アルス曰くいつもと少し様子が違うらしい。どうせしつこく訊ねて来るだろうから古塔で聞いた謎の声の事を話した。
『そんな事があったんすか・・・・・・』
「謎の声・・・・・・・そんなもん只の幻聴じゃねえのか?」
幻聴・・・・・・本当にそうだと良いんだけど・・・・・・
「とにかくヤマツカミの居るエリアまで移動しよう。依頼はあくまでもヤマツカミ討伐なんだし」
「・・・・・・そうだな」
そうして移動していく内に例のあの声が聞こえたエリアについた。
「――ここだ・・・・・・あの声が聞こえた場所が・・・・・・」
「声って・・・・・・大雷光蟲しか居ねえぞ!? 本当に幻聴じゃねえか?」
確かに幻聴なら良い。だが本当に誰かが助けを求めているとしたら――その考えもあり、耳を澄まし、意識を集中させる・・・・・・
「・・・・・・助けて」
確かに聞こえた――誰かが助けを求めている声が・・・・・・コッチの方から聞こえた。コッチの方に誰かが居る――
「!? オイ、そっちは何もねえぞ! オイッ聞いてんのか!?」
後ろからあの変態ハンターが呼びとめようとしている。――だけど、声が誰の物なのかが気になる。だから――止まる訳にもいかない。



(確か・・・・・・この辺りから聞こえたんだけど・・・・・・)
奥に行きすぎたらしく、迷ってしまった
(・・・・・・ここは何処?)
引き返そうにも妙に広い上、景色が一向に変わらない。どこを進んでも背の高い草しか生えていない。
(やっぱり幻聴だったのかな・・・・・・)
そう諦めかけた時、またあの声が、しかも近くで聞こえた・・・・・・
声のした方へ草叢をかき分けながら進むと、そこに助けを読んでた人物らしき人がいた。
背丈は140ぐらいだろうか? 歳は見た目から言って10歳前後。
全体の線は細く、ところどころにキリンの様な黒いラインが走っていた。
体は細く、その左手には片手剣の雷刃ヴァジュラと思しきものを握っていた。体格にしては少々不釣り合いな気もした。
翡翠を宿した銀色の髪は腰くらいまであり、結ったり整えたりせず、ただ伸ばしているだけで何の手入れもされていない。
眼は紅く、透き通っているが、恐怖で震えているのが良く分かる。
しかも腹を空かせているらしく。腹の虫が鳴っている。
「えっと・・・・・・取りあえず、これ食べる?」
そう言って私はポーチからこんがり肉Gを出し、その子に渡してみた。
そしたらその子は肉の臭いを嗅ぎ、大丈夫だと思ったらしく、凄い勢いでこんがり肉Gを食べた。
よっぽどお腹が空いていたらしい。
「・・・・・・ありがとう」
少し訊ねてみよう、道の事と・・・・・・この子の事を
「ねえ、道に迷っちゃったんだけど・・・・・・どうしたらここから出られるの? 」
そう尋ねたら私側から見て右側を指さし、こう言った。
「・・・・・・ねえ、ここから出ちゃうの? もう、独りは嫌だ」
――そうか、この子はずっと独りだったんだ・・・・・・こんな何もない場所で・・・・・・
何よりも声を発しても誰にも届ず、助けも来ない・・・・・・だけど、私には届いた。
「じゃあ、一緒に外へ出よ。私の仲間も待っている」
「ほんと? でも、外は・・・・・・」
そう、口にした所で眼には一層恐怖の色で染まった
「危険だけど・・・・・・もしもの時は私が守る。絶対に・・・・・・だから、安心して」
保証も出来ないのに――何を言ってるんだろう。
「そう言えば・・・・・・名前は?」
「名前って・・・・・・何?」
名前が無い・・・・・・考えてみれば当たり前かもしれない。自分以外誰もいない空間――
そこに名前なんて有っても無くても同じ――なまじずっとここに居ればそうであろう。
「じゃあ、特技――出来る事は?」
「ボクに・・・・・・出来る事・・・・・・」
どうやら少し考えているようだ。こんな事を言われたのは始めての事だと思う。
「・・・・・・龍の・・・・・・龍の声を聞くこと・・・・・・」
龍の声を聞く・・・・・・そんなのは神話の中ぐらいでしか聞いた事が無い。もし本当の事なら今回の事について何か知っているかもしれない。
でも、その事を聞く前に取りあえず外に出よう。皆も待っているだろうし。


「ん〜外に出れた!」
外に出たら真っ先にアルスが出迎えてくれた
『御主人! ・・・・・・ところで、その御主人に似ている子は一体?』
似ている・・・・・・言われてみたらそうかもしれない。
髪の色も眼の色同じだ・・・・・・いや、髪の色は厳密に言うと違う。
私のは銀色に紫がかった髪だ。
「確かに似ているな、アンタの10歳辺りの頃と良く似ている」
あの変態は私の過去の事を知っているみたい・・・・・・
私は記憶に無いけど。
『所で・・・・・・この子の名前は一体何すか?』
名前・・・・・・そう言えばここにいる殆どの名前を把握していなかった。





取りあえず声の秘密の方を先に片づけました。
ちなみに、性別は一応女です。(だがある程度進んでからばれる)
特技から解るように物語のカギを握っています。

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.103 )
日時: 2013/11/08 19:29
名前: 碧龍 (ID: yo2nZIwl)
参照: ↓続きは丸投げ(ォィ

>>102の続き

「名前…か。」
そういえば、ここにいる者(または物)の中で
名前を把握しているのは、自分とアルスだけだったな。
『ご主人、どうしたんすか?』
「うわっ!びっくりした…。それも喋れるんだ…。」
アルスが突然喋りだしたために、少し驚いたようだ。
(まぁ、前兆を見せるほうが難しいが)
「…どういうことだ?てことは、まさか…」
と、変態がなにかを言いかけたその時、少し遠くから、
壁が壊された様な音と共に瓦礫と瓦礫がぶつかる音が聞こえた。
恐らく、古塔の一部が何かによって破壊された音だろう。
「…って、そういやぁヤマツカミが居たんだったな。」
そういえばそうだったな。
「…ヤマツカミって?」
そう言って、少年(少女かもしれないが)は首を傾げた
「《百聞は一見に如かず》だ。見りゃわかるだろ。」
変態め、なんという無茶苦茶な事を…。
「…貴方達は、その、ヤマツカミ、を倒す為に来たんです…よね?」
「あ、あぁ…そうだ。」
「なら、ボクも、貴方達に…きょ、協力したいです!よ、宜しくお願いします!!」
「あぁ、よろしくな。」
「あ、有り難う御座います!」
ともあれ、この子もヤマツカミに挑むことになった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.104 )
日時: 2013/11/09 23:43
名前: 碧龍 (ID: yvECCnGp)
参照: ↓リレー小説書いた感想(または>>の103あとがき)

>>97
とりあえず伏線回収と新たなスタートを作ってみた。
文章が中途半端なのはPSPの文字数制限のせいw

>>99
二人のつもりが>>98で三人になっていた為、変態GK(ギルドナイト)を投入。
ギルドからの伝令は、クエスト依頼者を細かく見ている人なら分かる筈。
なので今回はエキストラ(今後はわからん)で出演。
何処で場所を知ったのかは分からんw(なるほど伏線か)

>>103
>>102で出てきた少女をパーティ入りさせたかっただけw
地味に伏線ばらまいていたりする。

以上
長文&超駄文失礼。

(ついでに支援age)
    V
俺→OΓL
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.105 )
日時: 2013/11/23 10:49
名前: KYハンター (ID: 2G5vs2y2)

謎の少年? 少女? と一緒に塔の頂上――ヤマツカミの居る所へ行った。
「あ・・・・・・あれが――ヤマツカミ」
やっぱり見るのは初めてらしく少し驚いているみたいだが、それも一瞬で終わり、今はもう落ち着きを取り戻している。
「・・・・・・・脅えている――このヤマツカミ、凄く強い力に脅えている。一体何に――」
どうやらあの子はヤマツカミの声を聴いたらしく、そう呟いていた。
もしかしたらその力とやらがこの一連の事件の原因かもしれない。
だが――ヤマツカミを倒さなければならない。コイツを放っておいたらどうなるか解ったもんじゃない。
それに――もしかしたら何かの手がかりになるかも知れない。
「アルス、武器に」
『了解っす!』
アルスは光り、武器――と言うには余りにもかけ離れ、むしろ傘と言った方がしっくりくる
ライトボウガン――<ピーチFパラソルG>になった。
「ア、アルスさんが武器に!?」
やっぱり驚いた。まあ、人が武器になれば普通驚くよね・・・・・・普通は
「あの・・・・・・ヤマツカミを――殺しちゃうんですか?」
殺す――確かに討伐、つまりヤマツカミを殺さなければならない。・・・・・・
この子はあの空間にたった独りでいたから何かを殺さなければならないと考えた事が無いかもしれない。
ただ、殺さなければならないのも一つの現実だ――
「そう、殺さないといけない。ここで殺して止めない限り、いずれ私達の住む町に被害が出る――
だから、そうなる前にここで止めなければならない」
「あの・・・・・・動きを止められればいいんですよね?気の遠くなるほどの長い時間を・・・・・・それで良いならボクに一つ考えがあります」
「じゃあ・・・・・・その考えって?」
そう、尋ねたら――思いもしなかった答えが返ってきた。
・・・・・・出来ない――そんな事は絶対に出来るはずのない事だったが・・・・・・古龍にも命がある――その方法が可能だと言うならば賭けてみたいと思った。
「皆さん、行きますよ!」
そう言い、その子はマントを翻した。身に着けているのは男性のキリン装備と女性のキリン装備を混ぜて改造した感じの防具だ。
その中でも目に付いたのが腰の部分にぶら下がっている、キリンの蒼角で出来た笛の様なものだ。
何故笛だと解ったのかは・・・・・・よく見ると穴が複数あいているからだ。
その子が笛を持ち、吹くとキリンの鳴き声に似ている・・・・・・
いや、むしろ同じと言っても良い音がした途端、ヤマツカミの頭上にに5つの白い光の玉が現れ、そこから落雷が降り注いだ。
あれは・・・・・キリンが使う技だ。
ただ、古龍種と言うだけあって体力が高い、この位では怯みもしなかった。
ヤマツカミが口を開けた・・・・・・あの吸引の予備動作だ。その間に怯ませることも出来ず、ヤマツカミに吸い込まれていく――
もう駄目だと思った時、一緒に吸引に巻き込まれたのか、一冊の表紙がボロボロになった本を見つけた。
それを掴むものの吸い込まれている事を忘れており、あと少しの所で口に入る所に捕獲用麻酔玉が口に入り、ヤマツカミが落下した。
「・・・・・・危なかったな」
声のする方を振り向くと、カイザーX式にディアブロスの大剣、<角王剣アーティラート>を担いでいる変態ハンターがいた。
――チクショウ、また助けられた



久々に書きました。
今回出た謎の本は物語の根幹になる部分です。
しかもあの謎の少女もこの本とかかわりがあります。
僕と碧龍さんだけですね・・・・・・更新している人


メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.106 )
日時: 2013/11/17 22:57
名前: 碧龍 (ID: W/Rablek)

>>105
>僕と碧龍さんだけですね……更新してる人
このスレに限っていえばそうですね。
…まぁ、スレ主の東雲sも来ていないみたいですし。

閑話休題、>>105の続き

ーチクショウ、また助けられた
そう思いながら、あの子の装備を改めて見た
「えーっと、上から順に
女キリンX
男キリンX
男キリンX
女キリンX
男キリンX だな。」
「よく分かるな。流石変態。」
「誰が変態だオラ!」

余談
>男性のキリン装備と女性のキリン装備を混ぜて〜感じの防具だ
↑この部分を書きたかっただけ。何故キリンXかというと、
雷刃ヴァジュラを装備していたから。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.107 )
日時: 2013/12/14 13:26
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: nFCw7cmh)

>>106

――まさか自分が変態である事を把握していないのか? コイツは。
確かに自分の事を自分で把握するのは難しいがそれはそれ、結構ムカツク
「変態と言うのはやめろ、ザンネンとかガッカリとか言われた方がまだマシだ。
それに俺にはエルキュール・ライオスと言うちゃんとした名前があるんだ」
やっと名前を明かしてくれた。つか、ザンネンの方が変態よりマシなのか・・・・・・
「へえ、そんな名前なんだ。私の名前はディアナ・ウェスタ」
ちなみに、武器の方だけど・・・・・・
奴には氷属性が良く通る――それは解っていたので本当はテイルランチャーや金華銀朧の対弩辺りで来たかったものの、アルスが『全力でお供するっす』と五月蠅くて絶えなかったので仕方なくピーチFパラソルGで来たのだ。
この武器も一応は氷結弾撃てるから良いけど・・・・・・
それに武器の問題で一番不利なのは私じゃない――謎の少年? 少女? の方だ・・・・・・
片手剣である事はまだいい。ただ、それも雷属性特化で無ければの話だ。
ちなみに、何故疑問形かと言うと正直な所見た目で判断出来ないからだ。
でも、一人称が“ボク”だから男で良いんだよね? ね?
――イカン、脱線した。狩りに集中しないと・・・・・・
にしても、ヤマツカミ相手にここまで緊張感無しで良いのだろうか・・・・・・
「ところで、このタコ野郎どうするんだ? あの小僧が策があるとか言ってるんだが・・・・・・」
どうやら何も聞かされていないらしい。仕方ないから作戦を教える事にした。
ゴニョゴニョゴニョ
「なっ! そんなこと出来んのかアイツ」
やっぱり驚いた。
――まあ、普通はあんなこと言われたら誰だって驚くと思う。
だって――ヤマツカミを眠らそうとしているんだから・・・・・・



はい、取りあえずここまでです。
古龍相手していると言うのにここまでほのぼのしてて良いものなのだろうか・・・・・・
ちなみに、2人の名前の方ですが・・・・・・
エルキュール・ライオスもディアナ・ウェスタもギリシア神話からとりました。

エルキュール:ヘラクレス(ギリシア神話の英雄)のフランス読み

ライオス:オイディプス(ギリシア神話の英雄)の父親

ディアナ:アルテミス(月と狩猟の女神)のローマ読み

ウェスタ:ヘスティア(かまどの女神)のローマ読み

追記
これはリレー小説じゃない、ブーメラン小説だ!



メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.108 )
日時: 2013/12/19 11:29
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: 1MVdBvur)

あまりしたくはありませんが・・・・・・
この際仕方ないので連続して書きます。
「――で、どうすりゃいいんだ? 眠らすのには」
と、ライオスが訪ねてきたが・・・・・・私にもそこまでは言われていない。
「私に聞いてもそこまでは知らないから答えようが無いから――あの子に聞いて」
私はあの謎の少年(仮)の方に指を指して言った。
そしたら謎の少年(仮)え〜取りあえずナナシと呼ぼう。が、こう答えた。
「とにかく自己修復機能が働くようになるまで攻撃します。そして、そこまで行ったらこの笛の音で寝むらせます」
――つまり、瀕死状態まで追い込んで眠らすということだ。捕獲と何一つ変わる所は無い。
「おい、それって捕獲と変わんねえぞ? 成功するんだろうな? 失敗した時はどうするんだ?」
と、ライオスが言った。確かに言いたい事は解る。私はナナシの方を見た。
ナナシの表情は僅かながら微笑んでるように見えた。

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.109 )
日時: 2013/12/21 09:56
名前: 碧龍 (ID: N4chL3Qv)
参照: 久しぶりに来た

>>108の続き

ナナシの表情は僅かながら微笑んでるように見えた。
「絶対に失敗しません。」
言い切りよった…。
『作戦会議中失礼するっすけど、ヤマツカミがいること忘れてないっすか?』
「「「あ。」」」
その瞬間、私と変態と少年(仮)の声が綺麗にハモった。
尤も、当のヤマツカミも、捕獲用麻酔玉の影響で下に降りていた為、大事には至らなかったが。
「さあて、戦闘再開だぜ!」
ザンネン・ライオスの号令とほぼ同時にヤマツカミが上がってきた。
「ったく。威勢だけはいいんだから。」
一方、少年(仮)…もといナナシはというと、何かの本を読んでいる。
そんな光景を傍目に、私もヤマツカミとの戦闘を再開した。
『全く、前置きが長すぎっすよご主人。』
アルスが言い終えると同時に、装填が終了した。
「さぁて、エルキュール・ガッカリに負けたくないし」
撃ちますか。

はい、ここまで。
とりま脱線気味なのを戻した感じ。
そして謎の本が(再?)登場。
戦闘シーンは超絶苦手&ヤマツカミと戦ったことないので、次の方に回します。

>これはリレー小説じゃない、ブーメラン小説だ!
不覚にも吹いたw
…まぁ、せめてもう一人居れば面白いのですが。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.110 )
日時: 2013/12/28 11:38
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: h/LOKTZR)

あ、碧龍さんお久しぶりです。
では、>>110の続きです
溜め息混じりにライオスに鬼人弾を撃ち込む。もう一度鬼人弾を装填、ナナシに当てて氷結弾を装填。口内に氷結弾を撃つ。
ライオスは胴体に溜め3を叩きこんでいる。
ナナシは果敢に眼を突いている。
ヤマツカミの体力が限界になるのも時間の問題だと誰もが踏んでいた。
すると、空から轟音が聞こえ、上を見上げるとそこには白銀の太陽と比喩される飛竜――リオレウス希少種がいた。
「このタイミングで銀レウスかよ!」
半ば絶叫した声でライオスがそう叫んだ。
「リオレウス・・・・・・ちょうど良い所に」
ナナシがかなり落ち着いた声でそう言った。
するとナナシはキリンの蒼角で出来た笛を吹いた。
その音色は美しくも猛々しく、雄々しい、まるでこの世界を体現したような音を奏でた
そしたらリオレウスは急におとなしくなった。
そのリオレウスにナナシは――何と、飛び乗ったのだ。
「――行くよ、リオレウス」
その声と共にリオレウスが一羽ばたきし、滑空した。
ヤマツカミの脳天すれすれの高さを飛び、ヤマツカミの脳天の真上で飛び降り、片手剣をその真下に突き刺す。
かなり痛かったらしく、ヤマツカミの口からガスが噴出し、浮力を失ったのか落下する。
私は徹甲溜弾LV3を撃ち、ライオスは口内に溜め3を叩きこむ。
するとナナシがキリンの蒼角で出来た笛を吹く。
その音色は穏やかな海の様に優しく、穏やかでいて、どこか空しい、心の芯まで染み込むような音色。
――マズイ、瞼が重い。このまま立ち寝してしまいそうなぐらい眠い。
その眠魔に抗う事約3分。見たらヤマツカミが熟睡していた。
――凄い、本当に眠らした。
すると、古龍観測所の気球がきた。
まあ、当たり前か。古龍が寝ている所なんてそうそう見れるものじゃないし。
ライオスが古龍観測所の人達と話をしていた。
その時間、約5分。
話を聞いた所『我々はこのまま観察を続ける。あんた等は疲れているだろうから帰っていいよ』
だそうだ。
多少カチンときたが疲れていることは確かだから私たちは帰る事にした。

ドンドルマにある古龍観測所の1室に、私とナナシとアルス――までは良いんだけど・・・・・・
(何で変態野郎まで・・・・・・)
そう、何故かライオスまで来ていたのだ。
取りあえず自作のピザを皆で食べている。
「ん、中々美味いな。まさか全部手作りか?」
と、ライオスが聞いてきた。
「材料だとチーズ以外は全部作ったけど?」
と、答えた。
「マジかっ! 今まで食ったピザの中で一番美味いぞ!」
変態とは言えどここまで言われると悪い気はしない。
ナナシの方は・・・・・・これまた美味しそうに食べている。両手を使って生地の両端を掴み、尖っている方から口に運んでいる。何かの小動物の様な食べ方をしていて、かわいい。
いつもと違った、少し賑やかな食卓。もしかするとこんな食事は初めてかもしれない。あんまし昔の事は覚えて無いけど。
食べ終わった後、ライオスを部屋から追い出し、ランプの灯を消してベットに入った。

――同刻<ミナガルデ>
大型な狩りの拠点の一つに数えられているミナガルデ。そこでは今、一つの話題でどこも沸いていた。
「アイツだろ!? 独りでベルキュロスを討伐した奴って」
「それってガチな方でか?ジョークなんかじゃねえよな?」
「ガチだってよ、受付嬢が確認してるんだし」
(・・・・・・どこもかしこも僕の話題ばかりだ)
ちなみに、話題になっている本人はと言うと、内心呆れている。
そんな中、誰かがこっちに駆け寄ってくる足音が聞こえる。
「リオウさんですね?」
どうせ『今の心境を聞かせて下さい』とかそんな質問だろうと思い、呆れながら後ろを振り向く。
「リオウさん、探している人物の所在が解りましたよ。今現在ドンドルマの古龍観測所にいるようです」
そう言われて驚いた。
「・・・・・・それって本当ですか? 他人の空似なんてことはありませんよね?」
あまりにも意外な事だったからつい、聞き返してしまった。
「本当です。体に黒いラインが走っているのを確認済みです」
それを聞いて安心した。他に体に黒いラインが走っている人なんて他に居ない筈だ。
「クルプティオス湿地帯経由、ドンドルマ行き、のアプトノスタクシーで良いんですよね?」
そう言ってチケットを渡してくれた。
「ああ、ありがとう」
そう言って僕はチケットを受け取った。

アプトノスタクシーに乗って今クルプティオス湿地帯に着いたが、普段より暑い気がした。
(1匹・・・・・・いや、2匹いる)
傷が入った右目が妙に痛む。
そして空を見上げてみた。
そこには右目に傷が入ったテオ・テスカトルがいた。
(あいつは・・・・・・4年前の!)
腰に差している短めの天上天下天地無双刀の柄に手を添え、積み荷にある長めの天上天下天地無双刀に目線を向ける。
居合切りをしようとしたその瞬間、後ろに気配を感じ、横へ跳び退る
(オオナズチもいるのか・・・・・・)
やはり最近は世界がおかしくなっている。3年前のダイミョウザザミ大量発生辺りから既に狂ってたのかもしれない。何はともあれ、古龍種を2体同時に相手にしなければならくなった。
(頼むぞ・・・・・・天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】)


新章突入です。そして新キャラ登場しました。
戦闘シーンですが、少し大げさに比喩表現使うと良くなりますよ。
後はキャラの動きをどこまで言葉で伝えられるかで戦闘シーンの良し悪しが決まりますよ。

追記:宣伝スレ多過ぎ・・・・・・死ねばいいのに




メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.111 )
日時: 2013/12/21 22:55
名前: 碧龍 (ID: N4chL3Qv)
参照: 文字数制限ギリギリなので、続きは丸投げ(ォィ

>>110の続き

(頼むぞ、天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】)
それにしても、古龍2頭を同時ともなると、きついような気がしないでもない。
とりあえず、オオナズチが居るであろう場所に向かう。
「っせい!はっ!」
天上天下天地無双刀を抜刀し、そのまま攻撃する。
手応えあり、…やはりオオナズチか。
と思ったその時、何故かオオナズチが倒れた。
そのせいで一瞬気が散り、テオ・テスカトルの突進を喰らってしまった。
だがダメージはほぼ無い。防具が凄いのか、奴が弱いのか。
…と、思考している場合ではない。さっさと奴を倒して、あいつに会うんだ。
「…5分だ。それ以上はかけない。いざ尋常に、勝負!」
と言い終えるとほぼ同時に、奴の雄叫び。
その間に、奴の左後ろ足下に入る。
抜刀し、縦斬り、斬り下がり、回避し、納刀。
これが俺のいつもの戦い方だ。
奴はこれだけで怒ったのか、再び奴の雄叫び。
再び、抜刀し、縦斬りしたところで奴が転倒。
それを見計らって気刃斬りをする。
気刃斬り、突き、気刃斬り2、斬り上げ、気刃斬り3、斬り下がり、納刀。決まった。
一応太刀の大技なので、これを少しでも外すと、物理的な意味も含め、かなり痛いのだ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.112 )
日時: 2013/12/22 10:21
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: LZF98gPo)
参照: 桜の如く舞う雪、 戦場に響くは悲哀の調……。

支援。
>>111ゾロ番おめ☆

俺も書きたいけど
話の流れが全く分からんのです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.113 )
日時: 2013/12/30 11:30
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: Qi5DUdOo)

>>111続きです
全て当てたとは言えど天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】では中々致命傷は与えられない。
何故かと言うとこの太刀の特徴は片手で扱える軽さと長さ、そして独特の刀身の反り方である。
(やはりこちらでは力不足か・・・・・・)
後ろからオオナズチが突進してくるのを気配で察知。オオナズチの頭にこの武器を引っ掛け、時計回りに体を回転させながら後ろに跳び退る。
普通の太刀ではこの様な真似は出来ない。これはこの武器の特徴の2つがあってこそ成せる業である。
この刀を託された時、聞いた詩を思い出す。
“この世に双極を成す刀あり。
一つ、疾風の如し抜き手を持ち、全てを流れる水の様に受け流せし柔の刀。
一つ、業炎を裂き、爆雷の如し一撃を用い、全てを斬り裂きし剛刀。
それら龍殺しの力を用いて心強き者に力を与えん”
その詩と共に思い出す、父親の面影。
(何故今になって父親の事を・・・・・・今は狩りに集中しなければ・・・・・・)
偶然か積み荷の近くに着地している。
そしてその積み荷から1本の太刀を出す。
(テオ・テスカトル・・・・・・お前との決着は最大の力を持って付けねばならぬか・・・・・・・)
そしてその太刀を鞘から抜く。
すると龍属性のオーラを全身に纏った刀――天上天下天地無双刀【業炎爆雷ノ型】の刀身が現れる。


>>112 話の流れは大体こんな感じです。
@主人公のディアナ・ウェスタは古塔でヤマツカミを発見、交戦に移るがヤマツカミを逃がしてしまう(変態ハンターの事エルキュール・ライオス初登場)
A森丘にクシャルダオラが現れる。戦っている途中にオオナズチ襲来。クシャルは撃退される。(アルス初登場)
Bヤマツカミと再び戦う。ヤマツカミを眠らせることに成功する(@に出てきた謎の声の正体を見つける)
Cリオウと言う太刀使いのハンターがミナガルデからドンドルマへ向かう途中に沼地を通る。そこでテオ・テスカトルとオオナズチを同時に戦う事になる(今ココ)
こんな解りにくそうなもので解っていただけたら幸いです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.114 )
日時: 2013/12/24 18:15
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: W7DtykfD)
参照: その身 深く染みる絶対零度の音色は戦場を越える……。

>>113
続きを書いてみた。

…そして切っ先がテオ・テスカトルに向けられる。
…テオ・テスカトルの動きが一瞬止まる。
モンスターに武器の性能がわかる訳がない。
しかしオーラでも感じたのだろうか、
一つ吠えると突進してくる。

…… 一閃

テオ・テスカトルの右の前足が切れた。
右の前足が無くなりバランスを崩したのだろう。
テオ・テスカトルはそのまま後ろの壁に激突した。
(馬鹿な奴…)
僕の注意が逸れたと思ったのだろう。
後ろからオオナヅチが飛びかかってくる。
(…甘いな)
飛びかかりを紙一重で避けると
オオナヅチもそのままテオ・テスカトルにぶつかる。
立ち上がろうとしていたテオ・テスカトルが
また這いつくばる。
(そろそろ五分か…)
僕は天上天下天地無双刀【業炎爆雷ノ型】を振る。
…バキッ。
テオ・テスカトルの翼を刈り取る。
そしてそのまま突き刺す。
オオナヅチごとだ。

……テオ・テスカトルは息絶えた。
(いや、動けなくなった の方が正しいな。これ。)

オオナヅチは傷を負っていたのか、
テオ・テスカトルと仲良く天界に旅立った。

(しかしこれ…またギルドに怒られそうだ…)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.115 )
日時: 2013/12/25 10:26
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: ZkOgxlcO)

>>114続きです
(ギルドへの言い訳はどうしようか・・・・・・しかし、我ながら派手にやったものだ)
そう思いながらテオ・テスカトルをしげしげと見つめる。すると普通では信じられない速度で傷口が回復し、斬られた右前足が元通りになり、テオ・テスカトルが立ち上がる。
「!?――まだ息があったとは・・・・・・」
――いや、違う。ここからがこのテオ・テスカトルの本気だと言うのが分かった。
角を破壊したと言うのに炎の鎧が解除されない・・・・・・それどころか逆に炎の勢いが上がっている。
やがてその炎はテオ・テスカトルを包み、両前足、両後ろ足、尻尾、翼、そして角から炎が噴き出している。
風の噂で耳にした事がある。
モンスターの中には自分が生命の危機にさらされた時、リミッターが外れ、暴走するモンスターが極稀にいると。
(まさか――こいつも・・・・・・)
そう考えると微笑が止まらない。
ギルドへのちょうど良い言い訳が出来た事だし、いつも以上に派手にやっても良さそうだ――
いや、駄目だ。一回狩り場が半壊――いや、壊滅状態にさせた事があった。
あの時はオディバトラスを何があっても討伐しないといけない状況だったため、お咎めが思った程ではなかったが・・・・・・
(次やったら命が無いと言われたからな・・・・・・)
軽く溜め息をつき、武器を構える。


リオウ君最強説がこれで出ちゃいました。
雅さんがリオウ君をオオナズチ&テオ・テスカトル戦で「やり過ぎちゃったよ(´・ω・')」
キャラにしたので前科を作ってみました。

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.116 )
日時: 2013/12/25 10:20
名前: 東雲 (ID: kf4XoZEN)

東雲です。
諸事情により来る事ができませんでした。
今後も欠席が多いですが、よろしくお願いします。
メンテ


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