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狩人劇場 【リレー小説を書いています】
日時: 2013/12/25 10:19
名前: 東雲 (ID: kf4XoZEN)

ここはその日狩ったモンスターについてや、自作小説やポエムなどを載せる場所です。
自分は無理とか良い文章が書けないとか言わずにどんどん書いてくださいね。


《特別企画》
リレー小説開催中です。
どんな話に持っていってもいいので良かったら書いていってください

めんどくさいので進行状況は書きません



メンテ
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Re: 狩人劇場 ( No.2 )
日時: 2012/12/16 11:15
名前: 東雲 (ID: VtiRcdck)

その者は走る。
風を切り、
水面(みなも)を飛び越え、
木々を跨ぎ、
恐れを振り切り前を見捨て、走りぬく。
幾度となく恐怖が体を包むが、
振り切り、
かけてゆく。
ともる灯火は風を前にしても消えることはない。

その者は待つ。
悠久なる大地を踏みしめ、
太古からの風を抱き、
広大なる自然を見据えて、
新たなる力を感じ、頭を上げる。
力を感じ、脚を伸ばし、
大地を踏みしめ、
跳躍する。
吹きぬく風は如何なる壁をも吹き飛ばす。

太古から続く、終わらぬ戦い。
死してもなお、負けることなく、
新たな狩人が訪れる。
時には逃げることもある。
しかし気付けばまたここで戦っている。
前を見据え、誇りを抱き、
今、狩人たちは敵と、狩人(とも)と、
相対する。

まあ・・・付録についてるポエム?のパクリですね。
戦う相手はわかりにくいでしょうが、クシャルです。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.3 )
日時: 2012/12/17 16:34
名前: ギルドナイト (ID: vfjzIQfh)

彼は走る
走らなければ喰われる
喰われたくない
まだ
死にたくない
生きていたい
そして知りたい
この先の
運命を
だから
死ねない
そして
彼は走る
走れば逃げれると
…信じて
道をふさぐ
木も
川も
岩も
壁も
全てを振り切り
走る
仲間も
敵も
恩も
仇も
邪魔するものは全て捨てて
走り続ける
果てのない道を
走る
しかし
決して逃げられない
そして
喰われていく
…自分の心に
もう…見たくない
知りたくない
忘れてしまいたい
夢であってほしい
そう
嘆きながら
走る
心の半分は喰われた
まだ走る
体力も底を尽きた
それでも走る
生きている限り。

…以上。
何だろう、コレ。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.4 )
日時: 2012/12/22 21:14
名前: 東雲 (ID: 60j/EHw7)

ある日の午後、ポッケ村付近の山麓で一頭のティガレックスの死骸が見つかった。
あたりは激しい戦闘の後があり、数百メートルにわたって木々がなぎ倒され、岩が砕け、地が剥ぎ取られていた。
ティガレックスには巨大なあざがある以外には外傷が見られないことからギルドは古龍の可能性があると調査を開始した。

あらすじだけ書きました。
根気があればシリーズものにしたいです。
次回をお楽しみに
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.5 )
日時: 2012/12/25 12:15
名前: ギルドナイト (ID: TQU3LCUK)

モンスター×モンスターwww
ル●●オのが終わったたばかりだし、
少し楽しみだ…。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.6 )
日時: 2012/12/25 16:23
名前: UDK (ID: UkjLUkeI)

がんばれ
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.7 )
日時: 2012/12/25 17:32
名前: 東雲 (ID: ???)

その日は風が強かった。そろそろ食料が尽きてきたなと向かい風に逆らい住処を出る。
近くに村があるのは知っているが人里にはあまり行きたくないため食料は狩ることにした。
この前は砂漠まで出かけたがどうやら俺は獲物に運がないらしい。一日中走り回ってアプケロス一匹だ。
近くに村があるからかこの辺の山はモンスターが少ない。昔鉱山があったから山を切り開きすぎたからかもしれないな。
だからといって深奥まで出かけてもあいつが邪魔するだけだ。この山で狩るしかない。
いつもと同じくケルビ一匹いない山を駆け回る。それにしても腹が減ってきた。もうこの際人でもいいから食べたいな。
人に嫌われている自分を鼻歌混じりに呪いながら獲物を探す。
そのときだった、突然後ろから氷塊が飛んできた。
間一髪でそれをかわしながら後ろに振り向く。
保護色を持たずその強靭な前足と顎で獲物を追い詰める虎
「絶対強者・・・」
お前も腹が減っているのか。のんきにそんなことを考えていると今度は突進してきた。
後ろに飛んで突進をかわす。
本気で狩りに来ているわけではなさそうだな。ここはやつのテリトリーだったか
ティガレックスの肉はどんな味なんだろうな。ちょっと興味が湧いてきた。
まあ退屈しのぎに食べてやろう。

なかなかインパクトのある文章がかけないんですよね。
モンハンの小説読んで勉強してきます。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.8 )
日時: 2012/12/25 21:29
名前: 東雲 (ID: vky667X5)

突進をかわしつつ遠距離から弾を当てていく。
まだ若いようだな、全体的に力不足だ。
分析しつつも冷静に攻撃を食らわせる。
この調子ならもうすぐ捕獲できそうだ。
すると突然ティガレックスが何かを思い出したように上を見て跳躍した。
なんだ?逃げるのか?
するとティガレックスがべつのエリアに移動すると同時に突風が吹いた。
一気に景色は白くなりあたりは雪で何も見えなくなった。
「いつもと雪山が違う・・・」
彼はその違和感を感じ取っていた。
とにかく早く帰らなければとティガレックスを追う。

雪山の頂上付近は吹雪は収まっていたが突風は相変わらず激しい。
風に遮られつつもティガレックスを発見する。
ティガレックスは自分にきづいてはいるようだがこちらを見ない。
「余所見とはいい度胸だな」
きっついのを食らわしてやるよ。
ボウガンを構えティガレックスを撃とうとしたそのときだった。

プロットがないので設定ががたがたかもしれませんね。
小説家さんは偉いなあ
ところで連続して投稿することになるので出来ればこまめに感想とか言ってくださればうれしいです。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.9 )
日時: 2012/12/25 23:42
名前: ギルドナイト (ID: TQU3LCUK)

高ペース乙。

 第一回 ギルドナイトの文章講座!!

「…」「!」「っ」は緊張感の表現にオススメ。
例 「……っ
   ぁ…彼奴は……!」

…以上。偉そうにスマソ
↑謝る位なら書くなwww
 ↑殴!蹴!
  ↑痛っ。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.10 )
日時: 2012/12/26 09:51
名前: UDK (ID: ZbWE2JrJ)

想像以上にいい感じです
無理のないよう頑張って

基本一人称視点で書くなら全部一人称の方がいいと思います
後語尾の「な」が気になったぐらいです

というかこんなのも気になった程度なので
意識しないで頑張ってください
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.11 )
日時: 2012/12/26 22:01
名前: 東雲 (ID: ???)

俺は何のために戦っているのか。
狩人を始めて20年が経つが俺はまだそんなことを考えている。
金のためだと言うやつもいるしなんか「ゴハンデスヨ」だったかそんな変なモンスターを狩るためだとか言ってるやつもいる。
「20年も狩り続けたんだ、そろそろ引退してもいいんじゃないかね」
そう口にしてみるも、考えてみたらうちの村長は十代で狩りを始めて今年で110だがいまだにフルフルやら何やら狩ってくる。もしかしたら狩人に引退などないのかもしれないな。
別に休む理由もないので今日も依頼を受けることにする。
「村長、なにかいい獲物はいないか?」
焚き木を見つめて動かない村長に話しかける。
これ本当は死んでんじゃないのか?
「ネコートに言ってくれい、お前さんにはネコートのほうが骨がある獲物が多いだろうて」
ああ生きてた
安堵しつつネコートに話しかける
「最近いい獲物はないか?」
「獲物はないんじゃが、ちょっと忘れ物をしてな、フラヒヤ山の頂上までお使い頼まれてくれるか」
自分で行けよそんなもの
そう思いつつも依頼書にサインをする。
「何を忘れてきたんだ?」
「行けば分かるだろう」
まあ危険はないだろうし散歩ついでにいくか
強走薬とモドリ玉、ホットドリンクを持って俺は村を出た。

息抜きにと書いていたらいつの間にかここまで膨れ上がってしまいました。
2作品同時はきついのでこのストーリーは次回で完結しますね。
芸術の勇者ル●●オさん ネタをもらいました。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.12 )
日時: 2012/12/26 22:33
名前: ギルドナイト (ID: TjGwDies)

(本当に…次回で終わらせられるのだろうか…?)
ああ、…二作品同時にやってるから…さ、
ちょっと心配になってね…(//_^)v
あれだよ…その…、ほら、量より質って言うじゃん。
…え?いわない…?
……コホン。要はさ
「くおりてぃー」をさげないでかいてくれ
ってことだよ。延びても良いから。
……ね?

 第二回 ギルドナイトの文章講座〜♪(ぱちぱち)

「例え」は小説の命。
例 まず目に浮かんだのは岩の様な肌。
  黒く、決して光らない肌は火山に生き延びるための
  知恵なのかもしれない。
  そして、隙間から覗く灼熱の紅はまた、
  流れ、広がる溶岩を思わせる。

皆さんお分かり、ウォルガノスちゃんで〜す。
今回も偉そうにスマソ。
↑でも、やめる気はありません!!(キリッ☆)
 ↑あきらめろ!!(殴)
  ↑ぎゃ〜、暴力反対〜っ!
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.13 )
日時: 2012/12/26 23:34
名前: UDK (ID: ZbWE2JrJ)

無理せず頑張ってください
よく考えたらそんなに多くの人が見る訳じゃないし
気を張らず気楽に書いたらいいと思います
僕も楽しんで読んでます
自分では書かんが
ギルドナイトさんもなんか書いたらどうですか
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.14 )
日時: 2012/12/27 00:15
名前: ギルドナイト (ID: 8hMQePu1)

長編はキツいな。
多分一ヶ月じゃ終わらないwww(長さ的に)
まぁ、気が向いたら短編差し込んどくわ…。
それに…
今入れると東雲さんと混ざるしね。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.15 )
日時: 2012/12/27 17:52
名前: 東雲 (ID: ???)

No.11の続きです

キャンプに着いたらまず最初にボックスを確認する。
まあ想像通り何も入ってない。
「一応上位なのか」
支給品は諦めてポーチから強走薬を取り出した。
一気に飲み干してキャンプを後にする。
「ポポがいない」
まさか古龍が来ているのか?それだったら観測所から情報が来るはずだ。まさか漏れがあるとはおもわないが、まあ偶然いないだけだと考え洞窟に入る。
強走薬を飲んで疲れることはないが、寒さは防げない。
「マフモフを着ればよかった」
巨大な氷の柱を蹴りつつホットドリンクを飲む
辛いんだよねこれ、底のほうになんか溜まってるから飲みづらいし
愚痴を言いつつ段差を上って洞窟の出口へと進んでいく。
「ここを抜ければもうすぐそこだな」
気楽に考えながら洞窟を抜けるとそんな考えは一気に吹き飛んだ。
なぜポポがいなかったのか?その理由は偶然ではないということを即座に理解した。
雪山と相反する黒い体、獣というには異形すぎる角
「ラージャン…」
まさかなんでこいつがここに?
すると俺に気付いたのか赤い瞳がこちらを見据える。
瞬時に俺はその手に剣を握っていた。
「片手剣で倒せる獲物かよ!」
叫びつつも迫り来るラージャンの一撃を小さな盾で受け止める。
偶然相性のいい【氷牙】とはいえどこまで出来るかわからない。
大きく後ろに吹き飛ばされるも地面を蹴ってラージャンの顔に飛び掛り、切りつけると同時に横に転がる。
刹那ラージャンが振り向くと同時に巨大な光球を放ってくる。
「舐めるなぁ!」
さらに横に転がり、顔を切りつける。
するとラージャンが後ろに大きく跳び、こちらに向かって地を殴りながら進んでくる。
「相手にしてられるか」
武器をしまい、頂上に向かって走る。
あんなやつ命がいくつあっても足りやしねえ
振り切ったのか鳴き声が小さくなってゆく。
強走薬の効果が切れたのか息が上がってきた。
もう一瓶飲み、崖に掘られた小さな穴を抜ける。
すると足元に小さなコップが落ちていた。
「まさかこれってわけじゃないよな?」
コップをしまいながら崖に手をかける。
「今になってここを登ることになるとは思わなかったな」
俺がハンターになって始めて雪山に来たときも俺はここを登っていた。  
俺は確か村長に憧れてハンターになったんだよな。
あのころは村長がまだ一流のハンターで毎日遠くに行っては飛竜を狩ってたな。
身寄りがなくて村長に引き取られた俺はそんな村長を見て憧れるのは当然かもしれない。
「今は俺が子供の憧れか」
口にしてみると恥ずかしい物だな
そうこうしているうちに頂上に着いた。
「忘れた物ってなんだよ」
あたりを見渡しても何もない。
するとくぼみの中に一本のとっくりが入っていた。
「まさかこれ?」
するととっくりの下敷きになってメモがあった。
『それで一杯やっとけ!byネコート』
これ村長のとっくりだろ。いいのか?
「まあいいだろな、減るもんじゃないし」
キシシと笑いながらコップに酒を注いだ。
すると雲が晴れ、麓のほうに小さな光が見えた。
「ポッケ村もこうしてみると小さいなあ」
だから俺みたいなのでも守って来れたんだろうか
これまでもそしてこれからも俺はあの光を守るために戦ってきたんだ。

その日の午後、酔っ払ったハンターがラージャンに殴られて全身骨折して帰ってくるのはまたべつの話である。
       完

まあオチが適当ですね・・・
そういえば東雲にはオチが下手と言う弱点がありました。
もうひとつの作品のほうは現在執筆中のためもうしばらくお待ちください。
個人的な感想をいうと今回は最後の方でだれてしまった気がします。
これからはしっかり煮詰めてきますのでそういうことは無いようにしていきたいと思います。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.16 )
日時: 2012/12/27 18:13
名前: UDK (ID: 1OAAaBIC)

読める文章ってのが気持ちいいです
まあストーリーは日によりけりで
アイデアの都合もあると思うし
何より焦らないで、じっくり頑張って
面白いです
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.17 )
日時: 2012/12/27 22:08
名前: ギルドナイト (ID: 8hMQePu1)

オチ…か。
そりゃ、重大な弱点やね…。
まぁ、良くも悪くも読む人は少ないわけやし、
中身濃ければ良いんちゃう?
適当に続き待っとくわ。
ほな、次。

 第三回 ギルドナイトの文章講座!
   (↑いいかげんにしろっ)
「すとーりー」について
・話がデカすぎると読み手が疲れる。
・火力インフレでも読み手は疲れる。
・キャラの印象が変わると読み手は混乱する。
・詳しく書きすぎると読み手は飽きる。
・大ざっぱすぎてもすぐ終わる。
・尺に困ったら名わき役を使え!

毎回毎回、偉そうにスマソ。
↑謝ってんのにwww
↑×2 やめないとかwww
↑×3 KY乙www
 ↑えぇい、黙れぇい!!(殴、叩、蹴)
  ↑暴力魔〜っ!www
  ↑×2 弱い奴ほどすg…ぐぁっ!
   ↑黙れぃ!
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.18 )
日時: 2012/12/28 16:46
名前: 東雲 (ID: AevdLv2W)

No.8の続きです。

「なんだ?」
俺は自分で言うのもなんだが熟練のハンターだ、それ故に相応の相手と戦い、相応の武器を持ち、狩人として生きてきた。
ティガレックスの目線のその先にそいつは居た。
足の震えが止まらない。体がここから逃げろと悲鳴を上げているのがわかる。
吹き荒ぶ風の向こうに姿が見えなくても存在感が伝わってくる。
突如ティガレックスが唸りをあげ、突進してゆく。
「だめだ、勝てない…」
突如それまで吹いていた風が止み、その存在感が姿を見せる。
クシャルダオラはそこに立っていた。

ティガレックスだけを食べるつもりだったが思わぬ客が迷い込んできた。
「珍しいな、ハンターか?」
と言っても人に言葉が通じるはずもなく、迷い込んできた狩人は武器を握り締め、こちらを見つめる。
するとティガレックスが再びこちらに突進してくる。
すまんがお前に興味はなくなったんだよ。
「黙ってくれ」
ティガッレクスに向けて風を吹き放つ。地を覆っていた氷が剥がれてティガレックスを狙う凶弾となり、襲い掛かっていく
「後で食べてやるから安心しろ」
動きが鈍った所にもう一発、風を撃ってやった。
さっきとは違い足元に風が吹きぬけ、巨体が宙を舞う。
もがきながら崖下に転落したのを見送ってから再び狩人に向き直る。
久しぶりの人間だ、楽しまなければ損だろ。

またクシャルネタですね。
オチがいまだに思いついてないんですがまあ後ほど考えますんで、今は取りあえず戦わせますか(コラ!
そういえば雪山のどこで戦わせるか考えていませんでした。
つぎの掲載は来年になるかと思われます。 
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.19 )
日時: 2012/12/28 21:47
名前: ギルドナイト (ID: 7KlEVbWN)

 村を滅ぼしたハチミツ

辺りは雪の平原。
吹き荒ぶ吹雪のせいで視界は悪いが、
目標を見失う事は無いだろう。
ここは雪山深奥。
そう、今回の討伐目標はウカムルバスである。
今回は場所が場所なだけに、
途轍もなく寒い。
加えて、油断の出来ない相手なのだ。
戦闘前にホットドリンクを飲むのは、
ほぼ常識なようなものだ。
……。
時間がないから一気に飲み干す。
……。
…不味い。
…いつも以上に不味い。
だいたいトウガラシと苦虫が合うはずがない。
それはいつもの事だが、
今回は隠し味を入れていた。
…ハチミツだ。
少しは辛さがマシになるかと思ったが、
それが裏目に出たようだ。
今考えてみても、おかしいと思う。
辛い+苦い+甘い=不味い
という式が何故出てこなかったのだろう…?
……。
………。
苦しい。
吐き気もしてきた。
これでは狩りどころではない。


そうしてハンターは激しい腹痛で帰ってきた。
勿論、ウカムルバスは狩ってない。
その後ウカムルバスは麓に降りてきて、
……近くの村は

……。
…滅んだ。

 この物語はフィクションです。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.20 )
日時: 2012/12/28 22:21
名前: 東雲 (ID: AevdLv2W)

確かに不味そうですね。
そういえばクーラードリンクって苦虫の死骸が浮いてるただの水じゃないの?
ん、ちょっと待ってください
どうやら来客のようです。


その後東雲の姿を見たものはいない。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.21 )
日時: 2012/12/28 23:06
名前: ギルドナイト (ID: 7KlEVbWN)

何があったしwww

そうして東雲は生きる幻と言われるようになったのだった。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.22 )
日時: 2012/12/29 20:41
名前: m (ID: mwhv/vlQ)

な、何者に襲われたんだ!
はっ、後ろから殺気が・・・
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.23 )
日時: 2012/12/30 00:28
名前: ギルドナイト (ID: DF5Ol6BI)

だ…大丈夫か…!?

ん?あれは…
フ…。どうやらこっちも来客のようだ。
こりゃ忙しくなりそうだな…。

12月30日 ギルドナイト 行方不明
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.24 )
日時: 2012/12/30 10:33
名前: m (ID: YzCZOrSE)

これを見たものがだんだん消えていくだと
ガタガタ・・・
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.25 )
日時: 2012/12/30 17:20
名前: UDK (ID: h3wL5Cpg)

そういえば皆さんおいくつなんですかね
言いたくなかったらいいですけど
僕は高校一年生です
スレ違い、ごめんなさい
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.26 )
日時: 2012/12/30 19:31
名前: 東雲 (ID: ???)

俺は狩人だ。
依頼を受けてさまざまなモンスターを狩り、時に狩られ、依頼によっては釣りもする。
そうした依頼をこなしていると時々討伐したモンスターを食べるのが目的で依頼をしてくるやつがいる。
べつに俺の獲物を食べるのは別にいいんだが俺は毒属性の武器を主に使っている。
大丈夫なんだろうか?食べて腹を壊したりしないのだろうか?
そういう依頼は今までに10回以上あったが、そういうことは聞いてないので大丈夫だとは思うが。
そもそもどんな味なんだ?分からない。だが食ってるやつが居るということはうまいんだろう。
よし食ってみよう。
そう思い立った俺はアイテムボックスを開け、なんの素材かわからないゴム質の肉を手にとった。
「よく分からんけどこれを食ってみよう。」
火にもかけずに一気にかぶりつく。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
「美味しい?」
いや、不味いともなんとも言えない。だがこの味はどこかで食べた記憶がある。
あれは確か…俺がまだ見習いだったころ、教官に食べさせられたドクテングダケ?
気付いたときにはもう遅い。
俺は視界がぐにゃりと歪んでいくのを見ながら、その一生を終えた。

HAPPYEND?


いつの間にやら生きる幻となってしまった東雲です。
大丈夫です、ちゃんと存在しています。
分かりにくいでしょうが、ゲリョスの肉を食べてしまったんですよね。しかも自分の武器の毒がたっぷりかかった肉を・・・
関係ないですが、ノロウイルスの季節なんで皆さんお気をつけください


学年聞きますか・・・○学生ですかね。(○にはお好きな文字を入れてください)
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.27 )
日時: 2012/12/30 21:43
名前: ギルドナイト (ID: DF5Ol6BI)

…ふぅ、結構手こずっちまった。
まさか彼奴がここに来るとはな…。
これもジダイノヘンカってやつか?

同日21時43分 ギルドナイト 装備を損傷するも無事帰還

学年…?うーん、ご想像にお任せします。(キリッ)
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.28 )
日時: 2012/12/31 02:04
名前: ギルドナイト (ID: DInzAtKn)

「賑わう良い(?)方法」企画編

 リレー
誰かが途中まで書いて、その続きを他の人が書く。
そしてその続きをまた別の人が書く。
それの繰り返し。

 クイズ
誰かがモンスターの名前を出さずに物語を書き、
他の人が何のモンスターか当てる。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.29 )
日時: 2012/12/31 02:37
名前: UDK (ID: aDalJJHl)

リレー小説は面白そうですね
まあ僕は見てるだけですが
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.30 )
日時: 2012/12/31 09:44
名前: 東雲 (ID: dPBynMcH)

なるほどリレー小説か、うーんまあやってみましょう。
とりあえずお題は考えておきます。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.31 )
日時: 2012/12/31 12:18
名前: ギルドナイト (ID: DInzAtKn)

見てるだけとか卑怯だぞっっっ!
と、イウことで、「三行程度」デモよいのデ
サンカしてみまショウ。
デナイトひとがかぎらレルでショ。
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.32 )
日時: 2012/12/31 13:25
名前: 東雲 (ID: dPBynMcH)

最初で今年最後の企画《リレー小説》
開始しましょう

私は今古塔に来ている。別に私は狩人と言うわけではないのだが装備をつけて武器を持って古塔に来ている。
そうというのも私は古龍観測所の研究員の一人なのだ。
その研究の一環でこの古塔で調査をすることになった。調査と言っても周辺の気候と植生、モンスターの生息数などを書くだけで、ほとんど塔には登らない。
だけど私はこの塔を登らなくてはならなくなってしまった。
私は見てしまったのだ。雲崩れた翼塔の隙間から、ガブラスたちを蹴散らして宙を舞うあの姿を。

次の方どうぞー
好きな方向に持って行っていいですよ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.33 )
日時: 2013/01/01 09:44
名前: ギルドナイト (ID: MpKJ2nzN)

タコのような無数の足、
巨大な体、
体に生える木や苔、
どうみても普通じゃないのは確かだった。
そう…彼奴は普通であり普通でない存在、
分類不可能
年齢不詳
生息地不明
人々はそんなモンスターのことを、
「古龍」
と呼んでいた。
謎が多いだけでなく
絶対的な力も持っており、
種によっては飛竜以上の注意を払えとまで
言われるほどだ。
それが今、ここに居る。
「私が調べなければ…」
居なくなってしまうかもしれない。
ただでさえ珍しく、危険なモンスターだ。
詳細を調べても悪いことはないだろう。
それに…
「私は古龍古龍観測隊だ」
そんなことを呟きながら淡々と塔を登る。
…しかし、それが裏目に出たのだった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.34 )
日時: 2013/01/01 13:12
名前: ギルドナイト (ID: MpKJ2nzN)

あ…
台詞の「古龍」一回目は「…」の間違いです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.35 )
日時: 2013/01/02 18:34
名前: 雷帝・破壊神Z 銭湯緑6万 (ID: vKj2hVsH)

「はぁ、はぁ」
塔のてっぺんに着いた。
「やつがいない!」
そう思ったとたん、急に私を覆うように影ができていた。
「まさかっ!」
いやな予感がして上を見上げると、・・・やつはいた。
やつはゆっくりと降りてきた。
私は動けなかった。
完全にやつと目が合った。




  はい、破壊神でした。参加してみました。僕も死んでないですよ。というかみなさん小説うますぎじゃないですか。お願いします。次つなげてください。限界です。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.36 )
日時: 2013/01/02 19:13
名前: 東雲 (ID: ???)

この一瞬のあいだにどれだけの後悔をしただろう。
その一秒のあいだにどれだけの情景が脳裏をよぎっただろう。
手足は恐怖で動かず、やつはその巨大な口を開けた。
ここで終わるのはいやだ。私にはまだやり残したことがある。
痺れた手足を精一杯動かし、そこから離れる。幸いやつは動きが遅く追いかけて来ようとはしない。
欲を出したのが悪かった、もう今すぐここから降りよう。
そう思い、一気に螺旋状の通路を駆け下りる。
すると急にガブラス達が私に襲い掛かった来た。
「私をここに留めないでくれ!」
そう叫び、ボウガンの引き金を引く。
散弾が銃口からはじけ、ガブラスたちに当たっていく。
しかしいくら小型とはいえ、ガブラスも飛龍だ。
「一発ぐらいじゃだめか」
2発、3発と散弾を撃ちだす。
その時だった、螺旋状の通路の中心を、やつは降りてきた。
「うそだろ!?」
逃げ切れてなかったのか
4発目の散弾を撃ちだし、ガブラス達が地に落ちていく。
手足が震えるのを必死で抑えながら、通路を駆け下りていく。
そのとき、やつがその触手をひろげ、ガスを吹きだし、赤い超高温のガスと絶望が私を覆った。

2回目です。
思わぬ人も参加してくれてなかなか賑わってきたリレー小説、これからどういう展開になるかは分かりません。
ギャグになるか、シリアスになるか、これからどうなるか楽しみです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.37 )
日時: 2013/01/02 21:53
名前: ギルドナイト (ID: 5eigi3K9)

「ぎゃ」
ガスは防具をつけてる私をいとも簡単に吹き飛ばす。
幸いにも壁にぶつかって止まったが
衝撃のせいか、視界がぼやける。
「クソ…。何で今……!」
手足は痺れ、視界はぼやけている。
身体が他人の物になったように、
言うことを聞かない。
…ブォン…
見えない先で、奴が触手を振り上げる音が聞こえる。
「…私は…ここで死ぬのか…」
次の瞬間、すさまじい衝撃音と共に、
「音の割に小さい」衝撃が身体を叩く。
おかしいと思って振り返ると
触手の下に蛇のような物が横たわっていた。
…ガブラスだ。
別に助けようと思った訳じゃなかったのだろうけど、
結果的に、私はガブラスに助けられたのだろう。
なんとか生き延びた私は、
(もちろんガブラスにしっかり礼を言う暇など無く)
ふりかえらずに「ありがと」とだけ言って、
今度こそその場を離れた。


以上、ギルドナイトでした〜(ぱちぱち)。
次ヨロ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.38 )
日時: 2013/01/03 09:07
名前: 雷帝・破壊神Z 銭湯緑6万 (ID: ???)

塔から降りているとき、私は不思議な声を聴いた。
「助けてください・・・を助けてください・・・」
誰かいるのだろうかと辺りを見回したが、いるのはたくさんの大雷光虫だけだ。
その声を突き止めようと思ったが、今の私は疲れていた。
今は、一刻も早く家に帰りたかったので、その場を離れた。
あの声はいったい誰だったのか、何を助けてほしいのかまでは聞こえなかった。




以上、破壊神でしたー(^v-)-☆
イヤー難しい。
次、お願いしまーす。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.39 )
日時: 2013/01/03 09:12
名前: 雷帝・破壊神Z 銭湯緑6万 (ID: wLFZLpg1)

>>32
そういえばこの話って最初のほうに書かれていた、4の続きなのでしょうか?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.40 )
日時: 2013/01/03 10:46
名前: ギルドナイト (ID: F4RW5hnQ)

違うと思う。
だってあれ、クシャルでしょ?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.41 )
日時: 2013/01/03 12:13
名前: 東雲 (ID: NkDOJxJp)

リレー小説とNo.40はべつですよ。
題名かなんかつけないと分かりにくいかもしれないですね。
考えておきます。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.42 )
日時: 2013/01/03 15:47
名前: 東雲 (ID: NkDOJxJp)

逃げ切れた
街に帰ってきても手足の震えは収まらず、歩けるようになるまで二日は寝たきりだった。
街は奴を倒すためにハンターたちが声を張り上げて討伐に向かって行っている。
古くからの伝承を調べた結果やつは「ヤマツカミ」と言うらしい。
そんな情報はもはやどうでも良く、ヤマツカミ発見の報酬を貰ったあとは私は家で無気力に過ごしていた。しかしいくら忘れようとしても塔から逃げるときに聞いたあの声が頭から離れない。
確かにあの時誰もいないはずの古塔で「助けて」という声が聞こえた。
ヤマツカミに敗れ、街に帰ってきたハンターに聞いても「そんな声は聞こえなかった」と言われるばかりだ。
誰だったのだろう。私が行かなければいけないのだろうか?
数々の戦闘でヤマツカミも消耗しているらしいし、行ってみるか。
そう決意した私は装備を持って古塔に行く事を決意した。

そろそろ自作小説のほうも更新しないといけませんね。
リレー小説のこれからの展開が楽しみです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.43 )
日時: 2013/01/03 17:43
名前: ギルドナイト (ID: F4RW5hnQ)

「回復薬に〜、肉に〜、
 …弾も多めに持ってくか?」
遭遇したときのことを思い出しながら、
次々と道具を用意していく。
「帰ってきた奴等が
 捕獲用麻酔玉も使えるとか言っとったな」
そう言って麻酔玉も入れる。
もっとも、何に使うかは知らないが。
「モドリ玉…も、持ってくか…。」
その時、ふと地面に落ちていた“これ”に気づく。
「…そうだな、一応“これ”も持ってくか」
丁度良い隙間があったので“これ”も詰めておいた。
この時の私は“これ”がまさか
後の自分を助ける事になるとは、思ってもいなかった。

“これ”だか声の主だか
この話は謎が多いのぅ。
次46〜。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.44 )
日時: 2013/01/07 23:41
名前: ギルドナイト (ID: 0is2rrUM)

  [偽]

全てのモンスターの祖先
最強で最凶の力の持ち主
独特で無二の身体の造り
人々に神と呼ばれた存在

しかし彼は神ではなかった。
絶対的な生存数の少なさと
圧倒的な力によって
神と呼ばれるようになっただけの
「偽りの神」

そして今日、
偽りに
神より裁きが下される。
「ハンターに殺られる」
運命という名の裁きが。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.45 )
日時: 2013/01/10 21:00
名前: グラビティ・ゼクス・エンペラー破壊神 (ID: 3l4iQzwg)

これ、話が難しすぎてみんなネタ切れ状態ですか?
だれかーこの状況をどうにかしてくれー、うまくまとめてー
あっ、名前変えましたが破壊神でーす。(^v-)-☆
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.46 )
日時: 2013/02/02 20:37
名前: 東雲 (ID: ???)

「改めてみると高いな」
古塔のふもとの草原地帯に私はいる。
まだ塔までは数キロあるのにすでに見上げても首が痛くなるほど高い。
普段は途中からは雲に隠れてその全体は見えないが、今日は雲が晴れて頂上付近以外は鮮明に見える。
この塔がある場所自体標高はかなり高いはずだが、頂上までいくと、いったいどれだけの高さになるのだろうか?
そんなことを考えながら私は草原を進みギルドが立てた、ベースキャンプについた。
いつハンタ−が来てもいいように定期的に支給品が納品されているらしく私は支給品をうけとった。
今回は私は観測所の調査ではなく個人的な趣味でここに来ている。
今日はここで寝て調査は明日からするつもりだ。
荷物をまとめ寝床の準備をしていると急に鳥の鳴き声が聞こえなくなった。
あたりは急に静かになり突然キャンプ周辺が暗くなった。私はとっさに上を見上げると、そこにはやつがいた。
「こんなところで・・・」
やつは私に気付いていないらしく、キャンプの上を通り過ぎてゆく。
呆然と私は立ち尽くし、空を見上げていた。

やっと話が進んできましたね。
もうすぐ自作小説のほうも出来ますので、もうしばらくお待ちください。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.47 )
日時: 2013/01/12 19:33
名前: 東雲 (ID: EVkAK4aq)

No.16の続きです。

あいつは俺を倒そうとはしていない。
致命傷を与えずに俺に攻撃をしてくる。
「こっちは弾がきかねえってのに」
落ち着け、チャンスは必ずあるはずだ。
「閃光玉なら…っ」
投げると同時にボウガンを構え、鋼龍に向けて貫通弾を打ち出す。
思ったとおりだ。風の壁が無くなった。
続けざまに貫通弾を撃ちだしながら、閃光玉を2個、3個と投げつける。
これなら倒せる!

この数百年でハンターもずいぶんと進歩したものだな。
あの光る玉はやっかいだ、もうすこし楽しみたかったが、ケリをつけるか。
「吹きとべ!」
ハンターに向かって力を込めて風を撃ちだす。
風は氷や、土を吹き飛ばし、ハンターに迫っていく。

突如クシャルダオラが動きを止めたかと思うと、こちらに顔を向け、いままでで一番強力な風を放ってくる。
土を剥ぎながら迫ってくるそれを体の骨という骨を反らせながら回避する、それすらも読んでいたのか、強靭な後ろ足で地を蹴り、迫ってくる。
後ろに飛び、それを避けても、猛攻は止まらず、クシャルダオラは上に飛び上がり、同時に風を3発放ってくる。
直撃する事は避けれたが左腕が言うことを聞かない。
左手をかばいつつもボウガンを構え、クシャルダオラに向ける。
「くらいやがれ!」
こんしんの力を込め、貫通弾をクシャルダオラに撃ちだす。
それを予想していたのか、クシャルダオラが横に飛び、俺に襲い掛かる。

久しぶりの更新です。
ネタが浮かばなくなってしまって取りあえずボウガンでクシャルダオラに挑んでみて何かいいネタはないかと考えていました。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.48 )
日時: 2013/01/27 21:29
名前: 東雲 (ID: vxp/8ix2)

久しぶりにのぞいてみたら、奥底に・・・
人が増える方法はないものか
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.49 )
日時: 2013/01/27 22:37
名前: 気まぐれ皇子 (ID: uM1xko2M)

静かだ…。
生物の気配がない。
ヤマツカミにおびえて隠れているのだろうか…。
結局、頂上に着くまでガブラス一匹見なかった。
前回来た時の声の主にも出会う事は出来なかった。

そして…
一気に視界が開けた。
しかしそこには誰もいなかった。
「あれ…?」
気を抜いて間もなく、
下からの強い殺気で体が強ばる。
…ヤマツカミだ。
先手必勝とでも言わんばかりに
私はボウガンを抜き、
流れるようなフォームで弾を込める。
そして撃つ。レベル1通常弾だ。
弾自体の威力は心許ないが、
狩りの幕開けとしては十分だった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.50 )
日時: 2013/02/04 22:48
名前: 気まぐれ皇子 (ID: ???)

  特殊クエスト

指定地  狩人劇場
報酬金  0z
契約金  0z
制限時間 二週間
成功条件 リレー小説続編の投稿
失敗条件 掲示板上のスレの下降・タイムアップ
依頼者  気まぐれ皇子
コメント 誰かが一刻も早く書かないと
     このスレは古スレになってしまう。
     下手でもいいから挑戦してみないか?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.51 )
日時: 2013/02/08 20:30
名前: 東雲 (ID: ???)

私はハンターでもないのに何故こんなことをやっているんだろう。
確か私は小さいころ、ギルドナイトに憧れていた。そして、ギルドナイトになるために、ハンターランクが必要なことを知り、私はハンターになった。ただひたすら、モンスターを倒して、気が付けば村でもそこそこ名のあるハンターになっていた。
そして、20歳になったその日私は村を飛び出て、ドンドルマの街にやってきた。
戦闘街の物々しい門を抜けて、何段も続く階段を上り、私はギルドナイトの管理事務所へと入って行った。
それが最初の間違いだった。
実は入っていった建物はギルドナイトではなく、古龍観測所の研究所だったのだ。
さらにその研究所は当時人手が不足していた。
ドアを開け放つと同時に、「ここで働きたい!」なんて言ってしまえばもう後戻りは出来ない。そんなこんなで私は古龍観測所メンバーになり、モンスターを狩ることもやめて、フィールドで研究を続けていた。
それから20年がたったのに、私はモンスターと戦っている。それも誰も来ないような秘境の樹海に聳え立つ塔の翼塔で古龍と何の目的もなく戦っている。
はっとして、目を見開くとそこにはヤマツカミの巨大な口が広がっていた。鳴き声をあげていることから、吸引してくる訳ではないようだ。
安堵しつつも、ボウガンの引き金を引き、通常弾を撃ちつづける。 
「何だったんだ今のは…」
さっきまで、戦っていたのに、頭では回想ばかりしていた。
今のが私がハンターになるときに、師匠が言っていた無我の境地と言う奴なんだろうか。
まあ考えている時点で無我ではないか。
こいつにはじめてあったときの恐怖心はもうない。今になっては別のことを考える余裕があるくらいだ。
「やっと昔を思い出してきたみたいだな。」
私はここまで独り言を言うタイプだったかな?
こうなると仲間か、アイルーが欲しくなるものだ。
そんなことを考えながら、Lv2通常弾を撃ちつくして、貫通弾に手を伸ばしたそのときだった。
ヤマツカミの目の色が変わり、その巨大な触手を振り回してくる。
「やはり本気ではなかったか、だが基本的な部分は変わらないようだな」
冷静に対処しつつ、貫通弾を撃ち続ける。意外と簡単ではないのだろうか?そう思いはじめたそのときであった。


久しぶりの更新です。
何となくこの人の生い立ちが気になったので書いてみました。
実はまだ主人公が男か、女かも決まってないんですよね。
続きが気になります。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.52 )
日時: 2013/02/09 10:24
名前: 気まぐれ皇子 (ID: iiW8crbf)

「か…回転…!?」
ヤマツカミがいきなり回りだしたのだ。
本能からか、頭を下げる。
伸ばされた触手が頭上を通るたびに
鈍い風切り音が聞こえてくる。
「なんだ、凄いのは見た目だけじゃないか。」
そう、しゃがんでしまえば当たらない。
…しばらくして回転が止まった。
「目が回って墜ちれば楽なのに…」
もちろん自然はそんなに甘くはない。
墜ちるどころか触手を振り上げ、たたきつけてくる。
この攻撃に慣れてなかったら危なかっただろう。
…しかし私は違った。
ヤマツカミの横に走り込む。
流れるような動作で一撃、
そこから二撃三撃と貫通弾を撃ち込んでいく。
装填した弾が丁度切れた頃、
ヤマツカミの様子が変わった。
「やったのか…?」
…違う。ヤマツカミはすぐに立て直す。
怯んだだけなのだ。
「どうやら先は長いようだな…」
私はボウガンに弾を込めると
こちらを向いたヤマツカミに向かって撃った。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.53 )
日時: 2013/02/17 15:27
名前: 東雲 (ID: tt1KPJuK)

気分転換に新シリーズでも・・・

「にゃーん」
「なーん」
目が覚めるとあたりは猫一色だった。森丘の猫の巣で、俺は眠っていたらしい。
「お前見かけない顔だにゃ。新入りかにゃ?」
「何言ってんだ俺はハンターだ。ほらこのとおり武器をってあれ?」
武器がない。それに腕が微妙に短い。
まさかとは思うが…
「アイルーになっちゃった?」
「なにいってんだ。お前はアイルーだろ。ほら尻尾もある。」
尻尾が生えている。俺に尻尾が、やけにふさふさした尻尾が。
「とりあえずお前も働け。ほらピック貸してしてやるから」
そういってリーダー猫っぽいアイルーから年期の入ったピックを渡される。
「そのピックはなんと火龍の翼爪で作ってあるんだぞ。大事に使えよ。」
何でこんなことになったんだ。


新シリーズスタートです。
クシャルダオラのほうはそろそろ終わらせようかと思います。
ただオチがないんですよね。
至らないところもあると思いますが、改めてよろしくお願いします。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.54 )
日時: 2013/02/22 18:05
名前: 東雲 (ID: eOAdYqA9)

No.47の続きです。

石や、氷がはじけ飛び、辺りは一面真っ赤になった。
「何が、起きたんだ」
気づくと、そこには一頭のティがレックスが倒れていた。
「俺を守って?」
いや、おそらく崖に突き落とされて、怒り狂ったティガレックスが崖を登って偶然このような事になったんだろう。
偶然助けてくれた、ティガレックスに感謝しつつ、俺はボウガンを構えなおし、体勢を崩したクシャルダオラにめがけ、貫通弾を打ち出す。
2発、3発と撃ちだされる弾は風を切りながら、突き進む。
クシャルダオラの翼に刺さるのを横目に、閃光玉を投げる。
貫通弾が無くなり、散弾に切り替え、撃ち続ける。更に閃光玉を投げて散弾を頭に向けて4発撃つ。
クシャルダオラは散弾から逃れるように、上に飛び、同時に風を3発撃ち出す。地面に風がぶつかって、氷が飛んでくるのも、構わずボウガンを構える。
空中を舞うクシャルダオラに散弾を撃ちながらポーチの中に手をいれ閃光玉を探す。
「閃光玉が…無い?」


それは明らかな隙だった。それまで、ちょこまか逃げ回り風をかわしていたハンターがいきなり止まったのである。
その隙を逃すはずも無く、翼を翻して渾身の力を込めて、ハンターに襲い掛かる。
ハンターは攻撃に気づき、身をよじらせるが一瞬遅い。強靭な前足がハンターを捕らえ、夜空に鮮血が舞った。

次回最終回です。
新シリーズもよろしくお願いします。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.55 )
日時: 2013/02/26 20:24
名前: 米餓簾忌鋳 (ID: ???)

はじめまして、米餓簾忌鋳です。No.52の続きです。下手かもしれません。

しばらくは、順調に弾を撃ち続けた。だが、再びあの声が聞こえてきた。「助けて」 私は一瞬、体が固まった。また、あの時の恐怖が蘇ってきた。足ががたがた震えてきた。「動けっ!」「動くんだ!」何回も自分に言い聞かせた。だが、硬直したまま動かなくなってしまった。そして、ヤマツカミが巨大な触手を振り上げた。自分の最期を覚悟したが、無意識に腕が動き、麻痺弾をリロードした。私はとっさにその麻痺弾をヤマツカミに撃ち込んだ。私は「シビれろ!」と叫んだ。気がつけば、ヤマツカミは麻痺していた。「助かった〜」今のうちに体勢を立て直そう。そして、弾をレベル2貫通弾に変えた。足がやっと動くようになった。ふと、この塔にきた理由を思い出した。「そうだ、あの声の正体を突き止めるんだった。」ただ、あの声はヤマツカミの中から聞こえてきているのだった。
気を取り直して再び、弾を撃ち続けた。すると、ヤマツカミが、謎の行為を行った。私はキョトンとした。そして、「すきあり!」と言わんばかりに、弾を撃ちまくった。だが、そんな事した私が馬鹿だった。
PSPなので、ここまでです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.56 )
日時: 2013/02/26 21:39
名前: 米餓簾忌鋳 (ID: ???)
参照: 臨兵闘者 皆陣列在前

16行では、物足りなかったので、また。

何故、私は真正面に立つと言う無防備な事をしてしまったのだろうか。 少しの間、じっとしていたヤマツカミが動いた「はっ!」私はすぐに、撃つのをやめて、素早く避けた。案の定ヤマツカミが、吸い込み攻撃らしき事をした。
「危な!!」 ヤマツカミは、吸い込みをしながら私を追尾してきた。その時私はいいことを思いついた。「そうだ!もしヤツの口の中にこの、捕獲用麻酔玉をぶち込めたら…よし!」私はポーチから捕獲用麻酔玉を持ち、ヤマツカミの口の中にそれを投げ入れた。「うし!!入った!」だが、一発ではまだ効かないようだ。「もう一発だぁっ!」麻酔玉が手から離れたとき、私はきずいた、もう遅すぎたのだ。ヤマツカミが私をとらえ、私は宙を舞い、ヤマツカミの口の中に吸い込まれていった。虚しくも、投げた麻酔玉はヤマツカミから大きく外れてしまった。


ちょっとやりすぎてしまいました。すみませんでした。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.57 )
日時: 2013/03/01 19:06
名前: 東雲 (ID: ???)

No.54の続き、今回で完結です。

今日は酷い目にあった。
お母さんに言われて、雪山草を採りに行ったら、いきなり吹雪になって、洞窟で足止め。
仕方なく洞窟でキノコを取っていたら、いきなり血まみれのティガレックスが落ちてきて、私の周りににいたポポに襲い掛かって肉を食べていたんだから…
まあ私が食べられなかっただけましだけど。
だいたい村長のジジイが言うには今日はハンターがティガレックスをすでに狩り終えているから大丈夫って聞いてやってきたのにまだ生きてるってどういうこと?
あわよくば鱗とか貰って売ろうと思ってたのに。
心の中でぶつくさ文句を言いながら、キノコを拾う。もうティガレックスとか来なければ良いけど…お、特産キノコ発見
外は猛吹雪だが、洞窟の中は静かだ。キノコを拾いながらふと上を見ると、巨大な影が横切った。
ティガレックスにしては、飛ぶのがうまい。フルフルにしては大きい。
「ほえーなんじゃいな?」
母方のおじいちゃんのマネをしながら、首をかしげる。
結局なんだったのか分からないまま、天井に開いた穴を見上げ続ける。
すると、吹雪が収まっている事に気がついた。
「さっきまであんなに吹雪いていたのに急に晴れてきた…」
それなら雪山草を採らなくちゃ。
きのこと薬草の入ったポーチを持ち直して、私は山頂へと向かうのであった。

負けた。
奴は、クシャルダオラは、俺にとどめをせずに行ってしまった。
見逃してくれたのだろうか。
それとも飽きたのだろうか。
もはや喋ることもできず、えぐれた腹に目を向ける。
この寒さのおかげで、すぐに止血できた。
もっともこの出血じゃ助からないだろうがな。
「オトモを・・・連れてくればよかったな」
無理をして喋ったため、赤い血の塊のようなものが口から飛びでる。それは地面に落ちて、氷を赤く染めてゆく。
動くことも出来ないな。
雪山の頂上で俺は一人、果ててゆくのか。
こんなことならと後悔が押し寄せてくる。
さらに、小さいころから、今までの思い出も蘇って来た。
ヤバイな。走馬灯を見てるぞ、俺
傷とは裏腹にかなり冷静になっている。
腹の裏側も飛び出てきたんだけどな。
もし村に帰れたらこのギャグをみんなに言ってやろう。
もし、帰れたらだけどな。
何気なく過ごしていた、あの村が、急に遠く感じる。
たぶんもう手を伸ばしても、いくらあがいてもたどり着けはしないだろう。
くっきりしていた視界が濁る。
今まで良く耐えてものだ。
叫びたいのをこらえて、俺は雪山の頂上で、一人泣いていた。

おそらくこれから頂上に上ってくる少女のことも知らずに、まだまだ自分が生きてゆけることも知らずに、そして…

雪山の頂上、常人なら、立つことも出来ないような吹雪の中、二つの影が向かい合う。
「久しぶりだな。またお前と戦える日が来るとは思わなかったよ。」
ボウガンに慣れた手つきで、貫通弾を叩き込み、クシャルダオラに向ける。
「あの日から、ずっとお前を倒すために俺は戦ってきた。」

人間がなにやら、俺に武器を構え、話しかけてくる。ん、なにやらこいつ。前に出会った人間じゃないか。
あの日の続きというわけか。いいだろう。

二つの影は、互いを睨みつける。
片方の影は大きく、雄雄しく吹雪の中に聳え立つ。
片方の影は小さく、儚くも、吹雪の中で迎え撃つ。
これはおそらく、世界中どこでも起きていることなのだろう。
それでも彼らは戦い続ける。
その命の続く限り。



シリーズ完結です。
いわゆる後日談をオチに使いましたが引っ張りすぎたかな?
次回からは本格的に新しいシリーズが始まります。
どうぞお楽しみに
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.58 )
日時: 2013/03/10 15:20
名前: 東雲 (ID: cNbG.8V/)

No.56の続きです

死んだ
死んでしまった
以前友と死後の世界について、語り合ったことがあるが、こんな場所だとは思わなかった。
真っ暗で、なにやらガタガタ揺れていて時折猫の声が聞こえて・・・ん?猫?
目を覚ますと同時だった。私は荷車から投げ出され、石畳を転げまわった。
「ここは・・・」
ヤマツカミの広場の前にある部屋?
そうか、気を失って・・・
こうしてる場合じゃない。
「早く行かなければ、ヤマツカミがどこかに行く前に」
そうは言うものの、足が動かない。
痛みはないのだが立つこともできず、私は石畳の上でもがき続ける。
「動いてくれ、早く行かなければ逃げられてしまう」
「無理しないほうがいいんじゃないの?」
突然背後から、冷ややかな声が聞こえてきた。
聞こえた声に驚きつつも振り向く。
そこには誰もいなかった。
不自然な部分も何もなく、巨大な柱と崩れたい瓦礫が、佇んでいるだけだ。
「何だ?今のは…」


リレー小説も中盤に差し掛かったというところでしょうか、これからの展開が気になるところです。
新シリーズですが、筆が進んでおらず出来ていません。
もうしばらくお待ちください。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.59 )
日時: 2013/03/24 19:43
名前: 東雲 (ID: EaLXCnxw)

No.53 の続きです

遠くまで青く冴え渡る空、日当たりがよく、マタタビがよく育つ、大地、俺はアイルーになっていた。
いまだによく分からない。何で俺はアイルーになっているんだ。
確か猫の里で気持ちがいいから寝てしまって、起きたらアイルーに・・・
「そこの新入り!にゃにサボってるんだにゃピック貸してやったんだからとっとといけにゃ」
考えていても仕方がない。
ここは一度、自分の家に帰ろう。猫の里でアイルーになったのなら、自分の家で寝れば人に戻るはずだ。
「あ、おい待てどこに行くのにゃ?ピック返せ!おい!」

終了です。
こういう系の小説はどういう方向にも進められるので、よく考えてストーリーを作りたいです。
ところで、形式上仕方ないですが、同じ人が何回もレスしてしまいます。
上にも書いてありますが、その日狩ったモンスターや急に思いついたポエムとかでもいいので乗せていってください。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.60 )
日時: 2013/03/27 17:19
名前: ぽちぽち (ID: ZukANDnO)

あたしはメラルー。最近盗むのが嫌になってきた。 人間が困ってる顔をみて、悪気がしてきた。「にゃ〜・・・。今日はもう帰ろうかにゃ。」そんな時、マタタビの匂いがし、そしてマタタビを持ったハンターがあらわれた。あたしは無意識にハンターに飛びついていた。              「ああ・・・。こんなんだからいけにゃいんだよにゃ・・・。」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.61 )
日時: 2013/04/03 11:43
名前: 天鱗売っちゃった・・・ (ID: IkkPYh/6)

俺はフルフル。幼きときに母に産んでもらったときからある障害があった。盲目。何も見えずなにもできず、毎日大変だった。でも母に支えてもらっていたから何とか生きられた。だが、そんな時、まだ狩りもできないとき母は死んだ。ハンターという人間に殺された。俺はハンターを憎んだ。それからは毎日狩りに励んだ。どうやって狩りをしたかって?それは俺と闘ったらわかるよ。動きをみればな。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.62 )
日時: 2013/04/04 19:39
名前: 東雲 (ID: Ves3B8Y.)

No.59の続きです

森丘と言っても実際には丘は少なく、切り立った崖と、照葉樹で構成された、森林がエリアの大半を占める。
森の中は薄暗く、背の低い木々がところどころ茂って、コケがカーペットのように林床に敷き詰められている。
「人から見ると小さな木もアイルーの目線だと大きな物だ」
「おいお前!ピック使わないなら返せにゃ」
ここはエリア3のあたりだろうか、アイルーになってから、視野は広いのだが、風景がぼやけて見える。
どうやらアイルーの目はあまり遠くを見ることが出来ないらしい。
こうしてはいられない。日が暮れる前には村に着きたいな
そう思い、後ろのうるさいのを無視して、走り出した。
「お前にゃに無視してるのにゃ!さっさと素材集めに行くのにゃ!」
ドン!
ん・・・?
・・・・・・!?
前に進めない?
目の前には何もない。
まるで透明な壁がような・・・
「しまった!」
叫ぶと同時に後ろに跳ねる。刹那、さっきまで自分の立っていた場所に、緑色の酸のようなものが落ちる。
即座に動けたのはさすが猫の俊敏さといったところか。
感心しているまもなく目の前に、透明な壁の正体、オオナズチが姿を現す。
「にゃにゃにゃにゃんだあれは!」
「オオナズチだ」
「そんなの聞いたこともにゃいにゃ!」
どうやらオオナズチはハンターには好戦的だが、他のモンスターには興味がないらしい
少し遠回りだけど仕方がない。
俺はもと来た道を引き返すことにした。
「おい!ほっとくのかよあれ!にゃんか言ったらどうにゃんだ!おい!」


新しく人が来て、賑やかになりました。
これからもよろしくお願いします。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています。】 ( No.63 )
日時: 2013/05/04 17:24
名前: 東雲 (ID: MLjptf7F)

またまた奥底に、人気の出やすいスレではありませんからねー
あまり連レスしたいわけでもないので困った物です。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.64 )
日時: 2013/05/04 20:24
名前: 碧龍 (ID: iHc2cMjd)

初めまして、いきなりですがNo.58の続きを

自分でも状況が理解できなかった。
誰もいない筈のところから声が聞こえるなんて自分はどうかしている。そう思った矢先
「お前、何処を見ている?俺は此処だぞ。」
急に背後から冷ややかな声が聞こえ、反射的に後ろを向く。そして、驚いた。そこには、
「ようやく俺の存在に気づいてくれたか。気の強い女ハンターさん。」
そこには、その声の主であろう…
「どうしたんだい?そんな吃驚したような顔しちゃって。俺が此処にいるがそんなに珍しいのか?」
声の主であろう、正真正銘のハンターがいた。しかし、ただのハンターではない、というのは彼の風格から分かった。
「すまないね、驚かすようなことして。ところで、なんでヤマツカミを追いかけ回しているんだい?後、他にも色々聞きたい事もあるし、これも何かの縁だろうから、一回村に帰って話をしたいんだけど、どう?」
あの声の件とヤマツカミの事もあるので断ろうとした。が、彼は私の持つ疑問の答えを持っているような、そんな気がした。そして、私は

なんか色々と下手ですねorz
取りあえず主人公の性別でもはっきりさせたかったので。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.65 )
日時: 2013/05/26 10:29
名前: 東雲 (ID: 1rXw1K1N)

No.64 の続きです。

「断る」
「へっ?」
「私は別に助けを求めていたわけじゃないのよ」
特に考えがあったわけではないが、私はヤマツカミを自分だけで倒せるのではないかと考えてる。それに、いきなり答えを知るのは面白くないじゃないか。
どうせなら研究に研究を重ねた上で、何らかの偶然とかも折り重なって精根尽きた上での成功とかの方が望ましい。
私は男に見向きもせずにボウガンを構えなおす。
「かわってないね、義理堅いとこから気の強いとこまでそっくり同じだ」
後ろで男が何か言った気がする。
はて・・・あの男どこかで見た気がするな・・・?
どこだったか。
考えつつ石段を登り頂上に着くとそこにはヤマツカミが相変わらず居た。
滑るようにこちらのほうに向き直ると、赤い二つの眼がこちらを睨む。
「二回戦だ、このやろう」
ボウガンを構え、貫通弾を奴の眼に向けて、撃ち放った。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.66 )
日時: 2013/05/26 17:03
名前: switch  (ID: YJVJQRMs)

65の続きを書かせていただきまーす(^-^)

軌道は問題なかった。だが、間一髪のところでヤマツカミはかわした。
「ちっ」
と小さく舌打ちをし、立て続けに3発打った。眼には当たらなかったものの、体であろう部分に当たった。バシュゥという音と同時に、ギャウゥゥと声がした。
「どうだ!私の実力舐めてもらっちゃ困るなぁ。」
と言うと、
「あんまり調子乗ってたら痛い目見るぞー」
と、後ろから先ほどの男の声がした。
「いるなら少しくらい手伝ったらどう?」
「どうせさっきまで自分だけで倒せると思ってたんじゃないのかー?だから俺は手伝わねぇ。」
なんなんだこの男は。まるで超能力者の如く私の心を見破っている。だが、それと同時に私は、
「やはり何処かで会ったことがある気がする……」
と思っていると、ギャウゥゥ!という声と同時に大雷光虫が数匹出てきた。
「くそっ!めんどくさい…」
と思いつつヤマツカミそっちのけで倒していた。その時、後ろで、カッと明るくなった。
「やばっ…」
そう思った時には遅く、大雷光虫が爆発し、2mくらい吹っ飛ばされた。
「ちくしょう…早く回復しないと…」
私の体力は、既に半分以上削られているであろう状態だった。私はヨロヨロとしながらだが、立とうとした。だが、間髪入れずに2本の細い触手が私に命中して吹っ飛び、壁に叩きつけられた。
「痛ってぇ…」
と思いながら前を見ると、白い眼をしたヤマツカミがじっと私を睨んでいた。
「こいつ怒ってやがる……。!早く…逃げ…」
と、咄嗟に立ち上がり、この場から脱出しようとしたその時、いきなり引き付けられる感覚に襲われ、次の瞬間、高く上空に私の体は舞い上がった。
「私……終わった……」
そう思うと、だんだん力が抜けていき、私は気を失ってしまった。

上手く書けてますかねぇ(^_^;
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.67 )
日時: 2013/05/27 00:12
名前: ムタ (ID: 0TrMm6An)

参加させてもらいます

「うっ...ううん」
意識が朦朧としながらも私は目を覚ました
「なぜ、私は生きているんだ...?」
自分は古塔のベースキャンプにいる
朦朧とした頭で考えていると後ろから例の声がした
「お!目が覚めたか。」
あの謎の男だ。
先程まではさほど気にしなかったが
この男の格好はそれなりに強そうに見える
装備はカイザーX一式で武器は角王剣アーティラートだ
「何が起こったんだ」
「いやぁ体はピンピンしてるのに君が気を失っていたからね」
そう言えば体が軽い、傷も無いようだ
なぜ傷が無いのかはすぐわかった
「あの、その手に持っているのはなんだ?」
私は聞いた
「あぁ、これかい?ヤマツカミがいるところに落ちていたんだ」
それは自分が村から持ってきていた“あれ”のビンだった
そう生命の粉塵のビンである
自分のポーチを見てもそれはなくなっていた
ところで先程からこの男の目線が気になるんだが
なんなんだろうか
そして私は気づいた自分の装備がキリンX一式のことに
しかも、男は私の胸ばかり見ている
「ド変態やろうがぁーーーー!!!」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.68 )
日時: 2013/05/27 17:17
名前: switch  (ID: eYViU/Xs)

67の続きです(^-^)/

バシーン!!!という心地よい音が古塔に響きわたった。
「い、痛ってぇぇぇぇぇぇ!!!何しやがる!」
「あんたこそ人の…その…ム…ム…」
「胸か?」
今度は2回バシーン!!!という音が聞こえた。
「あんたねぇ……人をどれだけ怒らせたら気がすむんだ?……」
「ご…ごめんなさい!!!もう二度と見ません!」
「ならよし。それより、ここまでのいきさつを話してくれないか?」
男が言うには、私は意識が朦朧としている中、ポーチを探り、生命の粉塵を飲み干し、気絶をしてしまったらしい。その後、男が大剣で攻撃をガードしながら、ここまで背負って戻ってきたらしい。もちろん、話の途中でビンタが入ったのは、言うまでもない。だが、この男がいなければ、私は今頃……そう思うだけでゾッとする。
「ありがとう…」
「んー、なんか言ったか?」
「いや、別に…」
「そうか。ならいいが。」
「それより!急がないとヤマツカミが!」
「おー、そうだったな。行ってこい。」
「あんたはどうする?」
「俺はここで待たせてもらうよ。気長にね。」
イラッとしながら、最後の狂走薬を飲み干し、古塔を登り始めた。途中邪魔が入ったが、それほど大きな被害は出なかった。
ヤマツカミがいる場所につくと、そこには、
「……何もいないじゃない……」
既にヤマツカミは逃げ去ったあとだった。
「ちくしょう…」
そう思いながら、私は古塔を後にした。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.69 )
日時: 2013/05/27 21:30
名前: 鬼哭斬破刀・真打  (ID: MsBFV1qj)

68の続き書かせてもらいました。

悔しかった。
自分の未熟さがこのような結果になってしまった事を。ヤマツカミは逃げてしまった。
もうどうしようもない。
全部自分のせいなんだ。と思っていると、なぜか涙が出てきた。
「くっそおぉぉぉ〜」
その日、私は初めて泣いた。
絶対流さないはずの涙がなぜかでてくる。
なぜか泣いていると、寝てしまった。

どのくらい時間が経ったのだろうか。
起きると、もう昼間だった。
寝たおかげて、少し勇気が出てきた。
「よ〜しもう一回ヤマツカミ探すか!」
といってまた私はヤマツカミ探しを始めた。

初めて書いたんで下手ですけど、どうですかね?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.70 )
日時: 2013/05/28 21:51
名前: switch  (ID: gh80ABlO)

69の続きです(^-^)/

用意をすませ、いざ古塔に行こうとすると、私に一つの依頼が舞い込んだ。
「君に依頼が来ている。森丘に生息しないはずのクシャルダオラが目撃されたらしい。それを調べてくれないか?」
といった。私は古塔に行きたかったが、依頼なら仕方ないかと思い、
「わかりました。早急に調べてきます。」
といって、私は観測所を後にした。
観測所の気球に乗ってはや二時間。やっとのことで森丘のベースキャンプのある場所に辿り着いた。
「ハァ、やっと着いた…」
何故か、私はまだ何もしていないのに、疲れが溜まっていた。
「早めに終わらせて、もう一度あそこに行かなきゃ…」
といって、私はベースキャンプを出ようと、足を前に進めようとした。すると、私の後ろでいきなりカッと光った。
「何!?なんなの!?」
といって、私はその場にしゃがみこみながら言った。しばらくして、光は収まり、私は後ろを向いた。すると、私の後ろには、私と同じくらいの青年がいた。
「あんた、誰?いつの間にここに来たの?」
というと、青年が
「酷いですよ!俺を忘れちゃったんですか?ご主人様。」
「へ?」
私は何がなんだかさっぱりになり、その場に呆然としていた。すると青年が、
「ヤマツカミの時はすいませんでした!俺が未熟だったから、貫通弾が眼に当たらなかったんだ…」
「…ごめん。何言ってるかわからないんだけど。」
「えー!何言ってるんですかご主人s」
「いいからどういうことか説明してくれる?」
「…はい。わかりました。」
青年が言うには、彼は私の武器が具現化した存在であるらしい。私も最初は信じなかったが、話を聞いていくと、これまで私が闘ったモンスターや、その時の状況、さらに私が何をしていたかなどをきれいに当てていった。ここまで来たら、信じないわけにはいかない。
「…で、どうして具現化したわけ?」
「俺にもよくわからないんです。何故こうなったのか…」
「…そう。わかった。それより、私の武器はちゃんと使えるの?」
「はい!機能的には問題がないので、普通通り使えると思います。」
「そう、ならよかった。とりあえずクシャルダオラの調査しないと。」
「俺もお供します!多分、俺はご主人様にしか見えてないので。」
「邪魔…ボソッ」
「何か言いましたか?」
「別にー。」
ハァ、と一つため息をつき、弾を込めて、私はクシャルダオラの捜索へ向かった。

いきなりですが、主人公の名前と、武器が具現化した存在の彼の名前などを決めたら分かりやすいと思うので、決めてくれませんか?自分はネーミングセンス皆無なので(>_<)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.71 )
日時: 2013/05/30 23:40
名前: 世界保健機関 (ID: 8zHDS/b9)
参照: 世界保健機関 → WHO → 誰?

>>70 武器の具現化て
    GEBにもあったな…。
    なんか懐かしい…。

関係ない話でスマソ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.72 )
日時: 2013/06/01 14:41
名前: 東雲 (ID: JlHT88us)

書込みがいっぱい着てくれました。
ありがとうございます。

No.70 の続きです。

森丘は乾燥した高山地帯と谷底の湿潤な照葉樹林という相反する環境で構成されている。
気候は年中変わらず温暖である。
雨はあまり降らず嵐も少ない。しかし水脈がいくつも地下を通っているため池や川から水が絶えることはないだろう。
「しかしだ」
何だこの天気は
ベースキャンプを出て数分、森丘の山菜爺さんに話を聴こうと悪戦苦闘していると急に、空が曇り始めたかと思うと急に雷が鳴りひびき、あたりが暗くなってきた。
「一雨降るかもな」
「ご主人様、俺傘もってますよ」
用意がいいなこいつ。そうだ、いい事思いついた。
「あんたの名前アルスとかどう?」
「アルス?」
「そう、アルス。とくに意味はないけどね」
これで呼びやすくなった。
というかそんな事より雨宿りしなきゃ
洞窟がいいかな。
普段はメラルーがいるはずの木々の回廊を潜り抜け、高台に出るとそこには無残に破壊された跡があった。
地面は抉り取られ、木は吹き飛んでいる。
岩盤は巨大なドリルで削られたようにいくつもの孔が開いている。
「なにこれ・・・」
「クシャルダオラじゃないんですかね」
転瞬――
すざまじい風が辺りを吹き荒らす。
飛ばされないように姿勢を低くしながら辺りを見回す。
敵の気配はつかめないがボウガンを構え・・・あれ?
そうだった人になってたんだった。
「なんだこれ、使えねえ!」


意外な展開になってきましたね。
武器が具現化するとは思ってませんでした。
どうやって武器に戻すのか分からないので次の方に任せます(オイ
そういえば主人公の名前決めてませんでしたね。
じゃあそれも次の方で(殴
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.73 )
日時: 2013/06/02 21:40
名前: 世界保健機関 (ID: iYAMCSv/)
参照: 世界保健機関 → WHO → 誰?

 No.72より
私…主人公 ア…アルス


ア「やっぱり、私は武器のままの方が
  良いんでしょうか…」
アルス…もとい、私のボウガンは呟く。
私「良いに決まってるじゃないか。」
ア「…ボウガンは本当に私の真の姿なのでしょうか…」
アルスがブツブツ言い出した。
私「真の自分を探す前に、
  今目の前にある仕事を片づけるのが
  先じゃないのか?」
ア「…まぁ、そうですね。職務に戻ります。」
アルスはそう言うとさっきと同じ光を放って、
ボウガン…「ピーチFパラソルG」に戻った。
私「具現化は武器の気まぐれってとこか…
  …面倒くさい奴め。」
アルスが武器に戻ってから少し経ち、雨が降り始めた。
私「…ところで、傘は?」
私はとっくにボウガンの形に
なっているアルスに問いかけた。
返事の代わりに
「私の姿をみて、何も気付かないのですか…?」
というオーラが返ってくる。
ん…?パラソル…?ボウガン自身が…傘…?
このボウガンは傘で出来ている。
もちろんボウガンに加工された今は傘としては
全く使えないが。
私「役立たずめ〜〜っ!」
…私は叫んだ。

傘への未練とでも言っておこうか…。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.74 )
日時: 2013/06/05 01:00
名前: 碧龍 (ID: KmsyOoQP)

しばらく見ないうちに随分進んでる… てなわけでNo.73の続きを

「…ったく、どうしろってんだ?アルス。お前自体が傘だったら意味がないじゃないか。」
『さっきから思っていたっすが、口調を直した方が身のためっすよ。』
お前にだけは言われたくない。
『何かいったっすか?』
「なんでもない、さっさとクシャルダオラ…もとい謎の古龍を片付けるぞ。」
結局傘は諦め、奴との戦いに備え弾を込めようとする。
刹那、雨が止んだ。
『…エリア移動っすかね?』
「そう考えるのが妥当だろう。で、奴はどこに行ったんだ?」
『俺に訊かないでくださいよ。ご主人がペイントしているなら別ですけど。』
取りあえず私の独断と勘でエリア移動をする。
少女移動中…
「…ここも違うか。」
『ご主人、もう何回目の移動っすか?』
知るか。数えているわけがないだろ。
「そういえば、千里眼の薬があったな。これで奴の居場所を『その必要はないみたいっすよ。』…え?」
そういわれ振り向くと、奴の陰が地に写され、雨が降ってきた。
『いよいよ敵さんのおでましっすよ…イテ。』

バトルシーンは次の人よろ(ォィ
僕はバトルシーン苦手&ボウガン使ったことないので。
ではでは
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.75 )
日時: 2013/06/08 21:53
名前: 東雲 (ID: yWEPdW1f)

関係ないですがここのスレタイはカッコがスペースとりすぎですね。

No.74の続きです。

鋼鉄の翼を翻し、クシャルダオラが目前に降り立つ。
こちらを見据えると甲高い声でいななき始める。
「遮蔽物のあるエリア4で助かった」
すぐさま、巨岩の後ろに隠れてボウガンに弾を込める。
Lv2のだから単発でしか撃てないが毒はクシャルダオラの弱点だ。
『来るっすよ』
突如岩と岩の間の道を風の弾丸が突き抜ける。
すぐ脇を突き抜けていったそれに身震いしながら岩の外に躍り出る。
振り向くクシャルダオラより早く、頭をねめつけると毒弾を撃ち放つ。
当たった弾丸を見ることもなく回避行動をして、岩陰に隠れると次弾を装填する。そのついでにポーチから閃光玉を取り出した。
『ご主人相変わらずいい腕してますな』
「鍛えられたからね。最近は勘が鈍ってたけど取り戻した感じ」
言い終わるや否や、こちらに迫るクシャルダオラに閃光玉を投げる。
怯むクシャルダオラにすかさず毒弾を撃つ。
当たったことを確認すると、LV1に切り替えて、二発続けて撃つ。
するとクシャルダオラの周りの風の鎧が一気に剥がれ落ちた。
毒状態になったことを確認すると閃光玉を投げて怯ませ、電撃弾を装填する。
背中に狙いを定めると、一気に速射する。
撃たれた電撃弾が背中に二発、尻尾に一発当たるのを尻目に、武器をしまって距離を取る。
『ご主人ハンターのほうが向いてますよ』
こっちだってなりたくて観測隊に入った訳じゃないのよ。
憤るクシャルダオラに向けて手馴れた手つきで武器を出しながらリロードし、電撃弾を再び速射した。



リアリティを出すために毒の蓄積値を計算していますが合ってるかどうかは分かりません。(オイ
しかし強いですねw
そこまで過去を設定してるわけではありませんが何かしらありそうです。

話は変わりますがハンターギルドとかでずっと留まっていればキリン装備の女の子とか来るんでしょうかね。
是非一緒にフルフルとか(蹴
いえなんでもございません
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.76 )
日時: 2013/06/09 19:41
名前: 世界保険機関 (ID: NEYqrI0V)
参照: 世界保険機関 → WHO → 誰?

ズダダン。
電撃弾が続けざまにクシャルダオラに命中する。
『楽勝っすね』
「そうでもないさ」
動き出したクシャルダオラに閃光玉を再び投げつけ、
電撃弾を撃ち込む。
クシャルダオラが怯む。
武器をしまい、閃光玉を投げる。
そして弾を込める。
撃つ。
『……ご主人、ちょっと焦ってませんか?』
「…どういう事だ?」
『なんか、作業になっているというか…
 ほら、閃光玉もそこをつきそう。』
「そうかな…」
…クシャルダオラが飛び上がった。
そしてそのままどこかに飛んでいく。
「しまったペイントし忘れた!」
私は急いで後を追おうとする。
『だから、焦りすぎっす。
 まずは電撃弾と閃光玉を
 調合したらどうですか?』
私は一つ考えた後、調合を始めた。
「まさか武器に指示されて動くことになるとはな…」
私はククク…と笑いながらも手は休めない。
「よし、完成だ。」
『すっかりプロっすね。』
私は完成した道具達をポーチに入れると
千里眼の薬を飲んだ。
「9番か…」
『エリア9って言った方が
 カッコいいんじゃないっすか?』
私は再びククク…と笑うと移動を始めた。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.77 )
日時: 2013/06/10 13:53
名前:  (ID: V1s86jm4)

http://i.imgur.com/EMtHSPc.jpg
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.78 )
日時: 2013/06/14 18:27
名前: ムウス (ID: 9pzpYrag)

話は書けないですがちょっこと失礼します
この上↑の奴の画像見ない方が身のため
だぞ。こうゆう人気スレを壊す奴最低だな
長々と失礼しました(/…\)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.79 )
日時: 2013/06/16 15:39
名前: 碧龍 (ID: KxNSSXmk)

↓取りあえずリレー小説について俺が思っていることを書いてみた↓
あの男の誘いを断るまでは予想していたけど、まさか武器が具現化するとは予想外だった。
てか主人公が女って分かった瞬間キリン装備着せるなょ。
以上

追伸
No.77ってその画像に書いてあること信じてるのか?
だとしたら
おまえどんだけ馬鹿正直なの?
信ずるに値しない画像で荒らしてるとかどんだけ馬鹿なのよwwww
するんだったらもうちょっとマシな荒らし方しろ。
まあマシな荒らしなんてないけどねーwwww

どうでもいいけど俺もムウスさんと同じで、人気スレを破壊しないでほしい。
といったところで荒らしとかいう低脳な奴等(荒らしから更正した人を除く)に通じるわけないかwwww

長文失礼した。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.80 )
日時: 2013/06/16 20:52
名前: 双にゃふ (ID: KtPThGsl)

同感。第一ここが嫌なら来なきゃいいのに
本来見てんでしょ?このムウスさんと碧龍さんのレス
ただ単に嫌なだけでにわざわざなんでレス送るかな
そんなんしなけりゃ普通に話せたのに
No.77はここをけなしたいだけで荒らしをして、みんなに責められる自滅的行為を自らやってんだよ
つまりみんなに責められてもおかしくはないよね
自ら犯した罪は自分で拭った方がいいよ
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.81 )
日時: 2013/06/16 22:15
名前: 世界保険機関 (ID: FC9gxeA0)
参照: 世界保険機関 → WHO → 誰?

そろそろNo.77の事は忘れて
リレーの続き書いて欲しい。
一人で二連続書くのも気まずいから。
荒らしは基本、無視じゃ無かったっけ?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.82 )
日時: 2013/06/16 22:44
名前: 東雲 (ID: Fp/uEG4d)

No.76 の続きです。

「エリア9ってさ、狭くない?」
『はい?』
行く途中のエリア3で、エリア9の地理を思い出していると、ふと思ったことを口にしてみる。
考えてみると謎が多いな。たとえばあの水溜りって何であそこだけ水溜まってるの?
地面に染み込まないのだろうか。
『あのーご主人?』
「あ、いやさ、エリア9って他のエリアに比べてやけに狭くないかなっておもってさ」
『狭さで言うならエリア11も狭いですよ』
そういえば確かに。
行くことが少ないから思いつかなかった。
今はいないだろうが、メラルーたちは何であそこにいるんだろ。
集中できてないな。もうちょっと頑張ろう。
エリア9に着くと同時にボウガンを構え、辺りを見回す。
しんと静まり返った木々から露が垂れている。雨足も弱まり、辺りは静寂に包まれている。
おかしい。静か過ぎる。
ためしに散弾を一発撃ってみる。
銃声が木霊し、着弾した壁や、木々ががさがさと揺れるが、あたりに何の変化もない。
移動したか?木々のトンネルを覗いてみてもクシャルダオラはいない。
あれだけの巨体だ。隠れることは難しい。
やはり移動したか。そう考えると武器をしまい、私は引き返そうとエリア3に向かう。
転瞬――
クシャルダオラの遠吠えが聞こえたかと思うと、木々の天井を突き破って目の前にクシャルダオラが降り立った。
唸り散らす口から冷気のような物を吐き出し、一際高く唸ると、その強靭な足で地面を蹴り出し、私に向かって飛び掛った。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.83 )
日時: 2013/07/06 10:44
名前: 碧龍 (ID: OrQXGpJ.)

No.82の続き

クシャルダオラの攻撃を半分反射的に避ける。
『ご主人、そんなギリギリで避けるなんて心臓に悪いっすよ。』
そんなこと考えてる場合じゃな…っと危ない。
しかし、これでは攻撃どころか武器を出すのすら危ない。
「おらっ!」
『閃光玉っすか?それともペイントっすか?』
アルスの言葉を無視し、クシャルダオラがこちらに滑空してくるのに合わせて閃光玉を投げる。
瞬間、クシャルダオラは墜ちた。
「さぁて、攻撃再開。」
そう言いながら武器を構え、電撃弾をリロードする。
『そろそろ毒の効果がきれると思うっすから、頭の部位破壊が懸め…イテ。』
アルス、少しは黙っていろ。集中できない。



ボウガン使ったことないから戦闘シーン無し。
たぶん戦闘したら支離滅裂な事になる。
それじゃなくても下手なのに。

orz
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.84 )
日時: 2013/07/06 22:19
名前: 東雲 (ID: cNbG.8V/)

No.62の続きです。リレー小説のほうじゃありませんよー

オオナズチが居るせいか、森が静かだ。
とりあえず、村に帰ったほうがいいのだろうが、疲れてきた。
ピックを杖に、木々の回廊を抜けて、数十分。ようやくキャンプに着いた。
疲れが酷い。
寝たら戻るかもと、淡い希望も抱いて俺はベッドで寝ることにした。

夢を見た。
荒涼とした大地で、見たこともない巨大なモンスターと猫の俺が戦っている。
俺は船に乗っている。不思議だ。砂漠なのに止まる気配はなく、船は進む。
俺の傍らには猫がもう一人。そして俺の前には誰かが居た。

虫の羽音が聞こえる。
少しづつ、少しづつ、近づいてきて、俺の耳に・・・
「ギニャーーーーー!!」
おおお俺の耳に入りやがった!
じたばたと、テントの中で、走り回る。
虫は出て行ったようだが、嫌悪感は止まらない。
「最悪の目覚めだニャ」
寝て、起きたら戻るかと思ったが、姿も変わっていない。
「ニャんでじゃーーーーー!」
するとそのときだった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.85 )
日時: 2013/07/19 22:22
名前: 世界保険機関 (ID: LgpwEfE.)
参照: 世界保険機関 → WHO → 誰?

No.83より。

「言われなくても分かっている…」
そう言いながら、
クシャルダオラの頭に弾を当てていく。
一度目のリロードをし始めたところで
クシャルダオラが復帰する。
「くっ……さすがに効かなくなってきたか…」
閃光玉の効果が薄れてきた。
そろそろ折っちゃわないとな…なんて考えながらも
私はクシャルダオラの右後ろに回り込む。
後頭部を撃っていると、
突然クシャルダオラが吠えた。
…いや、吠えたなんてレベルじゃない。
鼓膜が破れそうだ。
怒ったか!と思った矢先、
クシャルダオラは飛び立った。
「そう簡単にはいかないか…」
『…ですよね〜♪』
アルス、どうしてお前はそんなに気楽なんだ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.86 )
日時: 2013/08/05 20:00
名前:  (ID: KxXElGAf)

  悪魔アイルーの日記

ボクはメルル。
桜の毛並みのアイルーニャ。
それもハンターさんに仕える、
いわゆるオトモニャ。
でも皆はボクの事を悪魔って言うニャ。
全く…今の時代、悪魔だニャんて
厨二病もいいとこだニャ。

この世界にはボクがいっぱいいるニャ。
ボクのどこが気に入ったか知らニャいケド、
皆がボクをほしがるニャ。
だからオトモ配信されてばかり。
今の旦那さんが何人目の旦那さんかも
もう、分からないニャ。
ま、そんなことはどうでも良いけどニャ。

…さっき、祖龍を狩ってきたニャ。
スゴイのは「えふぇくと」とか「音楽」だけだったニャ。
ちょっと物足りなかったニャ。
そういえば、旦那さんはなんか後ろの方で
ガサゴソやってたニャ。
ホントに戦う気あるのかニャー?

今日、旦那さんのギルドカードを覗いたニャ。
称号で、一流とか無双とか書いてあったけど
一流なのは装備だけニャ。
それから、周りの人に自分は最強のハンターだとか
ほざいてるらしいニャ。
集会所を歩く旦那さんを想像したら
恥ずかしいばかりニャ。

ウ カ ム 零 分 針 は
 誰 の お 陰 か ニャ ?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.87 )
日時: 2013/08/28 22:21
名前: 碧龍 (ID: HcaCmTA0)

久しぶりに来た

そして>>85の続きでも

「アルス、どうしてお前はそんなに気楽なんだ?」
『ご主人、その質問は俺にとってご法度なので解答しかねるっすよ。』
要するに、性格ってことか。
『なんかいったっすか?』
…そういえば
「アルス、ここに来てから何分経った?」
『今ちょうど20分経ったっすけど、それがどうかしたんすか?』
ってことは、あと約5分か…。
「いや、ギルドとかの正式な依頼じゃないから、経過時間が分からないからさ。」
私は昔(かは定かではないが)ハンターに憧れていたこともあり、ハンターとしてそれなりの知識もある。
だからこそ、
"クシャルダオラは、約25分までに十分に攻撃を与えると撤退する"
ということも覚えていた。
「…えっーと、4か?」
『遂に数字だけになったっすね…』
「さて…リロードも調合もしたことだし、行くか。」

(age)
V
OTL
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.88 )
日時: 2013/08/31 18:31
名前: 東雲 (ID: X1bof3kR)

お久しぶりです。
いろいろあって来れませんでした。
ではNo.87 の続きでもどうぞ

「アルス、場所は分かるか?」
『ご主人、俺そこまで万能じゃないですよ』
残念
それはともかく、大体同じ場所を周回するはずだ。
「アルス、疲れるから人になっといてくれない?」
『りょーかい』
光を放ってアルスが人の形になる。
『アテはあるんですか?』
「4番に行く」
時間が無い、急がないと・・・
私が駆け出すとアルスが付いてくる。
思えば、私はいつからこいつを使い始めてたんだろう。
気が緩んだわけじゃない、だけど一瞬の隙ができた。
その隙を待っていたかのようにクシャルダオラが――
『ご主人!!』
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.89 )
日時: 2013/10/18 20:28
名前: KYハンター (ID: 3QlISV1J)

>>88の続きです
クシャルダオラがブレスを吐いた。もしアルスの声が無かったら今頃ネコタクシーされてただろう。
「アルス、武器になって」
『了解』
そう言ってアルスは光り、ピーチFパラソルGになった。
閃光玉を投げ、電撃弾を撃ち込む――
『頭が破壊された見たいっすよ』
「よし、畳みかける」
撃退程度なら出来るんじゃないかと思い、引き金を引くが・・・・・・
「弾切れ!?」
仕方ないので電撃弾から通常弾LV2に切り替える
クシャルダオラの攻撃を避け、2,3発撃ち込み、少しのスキにリロードを済ませ、閃光玉で足止めをし、連続で打ち込む・・・・・・
『後1分で25分っすよ』
「そう、じゃあもう一踏ん張りね」
もう少しで撃退できる。そう思った時・・・・・・
後ろに気配を感じた
その気配がする方を見た。
だがそこには誰もいない
と、油断した瞬間、急に視界が紫色に染まる
「しまっ、体が・・・・・・思う様に動かない・・・・・・毒にかかった・・・・・・みたい」
アルスが武器から人になった時の光で古龍の動きを一瞬止め、アイテムポーチから戻り玉を出して使い、
ベースキャンプに戻る



『大丈夫っすかね・・・・・・ご主人。早く目覚めて下さい』
さっきの戦闘で忘れていたが25分経っていることに気付く。
『もう25分経ったじゃないっすか』
ギルドからのお迎え便が到着し、それに乗り、ドンドルマへ帰った。



ここは何処だ・・・・・・
確かクシャルダオラと戦っていて・・・・・・
どうなったっけ?
意識はある――つまりまだ生きているのが分かる
声が・・・・・・聴こえる・・・・・・
アルスだけじゃない、他の声も聴こえる。
狩り場じゃないと言う事は解った
多分体力も動ける程度に回復している筈だ。
そう思って何とか体を起こし、目を開けてみたら・・・
・・・古龍観測隊の医務室の見慣れた光景が広がった
「アルス、一体どのくらい寝てたの?」
『丸1日っす』
少し頭の中を整理してみる・・・・・・
森丘でクシャルダオラと戦っている途中、そろそろ撃退できる辺りで何者かの邪魔が入った
「クシャルダオラは――あの時一体何があったの?  答えて! アルス」
『あの時・・・・・・御主人はクシャルと戦っている途中、急に出てきた紫色の霧にやられたんすよ』
頭の中でその情報を整理し、何が襲ってきたのかを推測してみる・・・・・・
「見えないが気配を感じた――紫色の霧」
『何かわかったんすか?』
「霧龍、オオナズチ――奴しか居ない」
しかし、引っかかる事がある。
クシャルダオラはあんな簡単に撃退できただろうか?
しかも何となく傷が多かった気がする・・・・・・
何があったのだろうか?
・・・・・・いや、考えても仕方ない。
ただ、何故か
嫌な予感がする。
と心が告げている。
何かの<厄災>を知らせる前兆じゃないのか?
その考えを捨て切れずにいた。

初コメです。
かなり強引に引っ張ってしまいました。
同じ所に古龍種が2体居ると言う特殊な状態ですが、
たまたま進行ルートがかぶってしまった設定です。
・・・・・・何と言う無茶な設定



メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.90 )
日時: 2013/10/11 23:38
名前: えいじ (ID: hx5rXScQ)

あさん、死ね
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.91 )
日時: 2013/10/12 18:22
名前: 北極 (ID: ylyg0S0r)

無視  無視  無視  無視  無視
  無視  無視  無視  無視
無視  無視  無視  無視  無視
  無視  無視  無視  無視
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メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.92 )
日時: 2013/10/13 00:15
名前: えいじ (ID: nyaefthZ)

だってさー 夜中の0時近くに、怖い画像を見せられて死ねって思わない?しかも荒しだし。おしっこちびりそうになった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.93 )
日時: 2013/10/15 04:13
名前: アンニュイ (ID: 47Dutof.)

リレー終わり?これで終わりならかなり残念なんですが…
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.94 )
日時: 2013/10/15 15:45
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: tzZcGV4l)
参照: グレたん可愛

終わらないよ。
まだヤマツさんと塔にいたハンターの謎が…。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.95 )
日時: 2013/10/25 03:36
名前: アンニュイ (ID: /oxktmd1)

そうは言ってもやっぱり続きがあっ!
なんか書いてつなげたいと思います。

熱い、足が焼けるようだ。雪山で足が焼けるとは、面白い。

「なんだってんだよー!」

「文句いう暇あったら走りなよ!」

男女のハンター、片方は太刀、片方は弓使い。そして、走っている理由は…

「ぐおおおおおっ!!!」

「お前のせいだぞ!」

「あんたが、あいつ怒らせたんでしょ!?幸せそーにポポ食ってたの邪魔して!」

相手は豪竜、ティガレックス。そして二人の先ほどまでの相手は、フルフル。女性ハンターが忌み嫌うあいつだ。

「さて、どうする?俺は炎、お前は」

「なによ!?無属性だからって、私一人にやらせるつもり!?」

「!伏せろ!」

男ハンターが女ハンターの頭を掴み地面にねじ伏せるようにして、しゃがむ。女ハンターがキリンxだったのが、幸いか、骨が変な方向に曲がることはなかった。その瞬間雪玉が後頭部を掠めた。

「このままじゃな…あいつ、レベルは?」

「やりあわなくちゃわからない」

「一発殴るか」

「ちょっ!?冗談じゃない!」

男ハンターは飛竜刀銀をぬく。炎は赤というより透き通った色をしている。

「G級なら、にげりゃいい、それからだ」

そのまま走り出す。それを見てティガはバインドボイスにはいる。

「バカね…あんな奴、好きになった私はとことん…」

思い切り弓を引き絞り頭に狙いをつける。

「バ・カ」

ティガのバインドボイスはその一撃で阻止され、銀の炎が美しくティガを包んだ…
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.96 )
日時: 2013/11/04 17:42
名前: KYハンター (ID: fqQubE28)

>>95の続きです
だが轟竜ティガレックス――“絶対強者”の異名は伊達じゃない。火達磨になりながらもこっちへ突進してきた。男ハンターに突進が当たる前に閃光玉を投げ、ティガレックスの動きを止める
「ありがとな、助かったよ」
「礼なら後、その前にティガレックスを倒さないと。ところで・・・・・・ティガレックスは上位? それともG級?」
「まだ解らんが・・・・・・手応えは上位のものだった」
手応えが上位・・・・・・つまり他の物がG級の可能性があると言う事だ。幸い2人共G級防具にG級武器だが、
考えうる限りで恐らく最悪であろう。もし体力と肉質以外がG級、それ以上だとしたら・・・・・・考えうる限りで一番最悪の状況だ。だったら・・・・・・
「ところで、罠、罠肉系のアイテム持ってる? それと・・・・・・大樽爆弾G」
「眠り生肉なら1つあるぞ?」
「奴がヨダレを垂らしたら地面に置いて。睡眠爆殺する」
「中々エグイ事考えるねぇ・・・・・・そう言うのも昔から変わって無いな。」
・・・・・・まただ――コイツは一体私の何を知っているのだろう。もしかしたら――昔の私の事を知っているかもしれない。
何て頭の片隅で考えながら戦っていたらティガレックスがヨダレを垂らした。
それを見て男ハンターが眠り生肉を地面に置いた。
ティガレックスがその生肉に気付き、“貪欲”お表すかのようにその肉を貪る――中に仕込んでおいた睡眠薬により、ティガレックスは深い眠りについた。
「今の内に大樽爆弾Gを仕掛ける」
2人共大樽爆弾Gをポーチから出し、頭の近くに2つづつ置く。
「起爆は任せたぞ!」
気付けば男ハンターは爆風に巻き込まれないように既に逃げていた――あのヤロウ
「ちょっ、何で私が起爆を!?」
「だってガンナーだろ? 起爆させるのは当たり前だ。大体俺が起爆させたら折角の爆弾3倍ダメージがふいになるだろ?」
私はハアとため息をついた。確かにそうなんだが――もう少し男らしさを見せようよ・・・・・・
と、思いながらも大樽爆弾Gに照準を合わせ    闇夜弓【影縫】の弦を引き絞り・・・・・・放つ。
放たれた矢は爆弾を起爆させ、見事頭と両爪の破壊を完了した。
だが――ティガレックスは怒り状態になった。しかし、いつもと違う。普段の怒り状態じゃない。普段の怒り状態は、前足の血管が浮き出し、眼が充血するだけだが・・・・・・
全身の血管が浮き出し、さっきの爆発で壊れた牙は生え換わり、生え換わった牙は血の色で赤く染まり、何よりも特徴的なのが、上顎にある1対の異常に長い牙だ。
その異形のティガレックスがこっちに向かって突進してくる・・・・・・
2人は恐怖で身震いし、足が動かない・・・・・・マズイ、もう駄目だ――そう思い、死を覚悟したが、そのティガレックスが何故か麻痺状態になった。そう言えば麻痺ビンを撃って麻痺させようとしてたっけ
そこにはブランゴXに身を包み、双剣の祭囃子・晴嵐ノ調を両手に持っている。防具からして男性だ。
「誰かは知らないけど・・・・・・ありがとッ」
「礼なら後です。取りあえずベースキャンプでハーフタイムを取りましょう」
モドリ玉を使い、ベースキャンプへ直行する



その助けてくれたハンターは頭装備を脱ぎ、顔を見せた。
シキ国の者に近く、中性的な顔立ちをしており、女と言われれば普通に納得出来る。
「・・・・・・取りあえず自己紹介からいきましょうか。僕の名前は鳳龍(ファンロン)、出身はユクモ村です。皆さんは?」
「俺はクレス、生まれも育ちもポッケ村だ」
「私の名前は紅雷(こうらい)、出身は・・・・・・解らない」



メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.97 )
日時: 2013/11/04 15:05
名前: 碧龍 (ID: h24kIjeb)
参照: ↓続きは完全に丸投げ(ォィ

久しぶりにきた。
以下、>>89の続き

『オオナズチって…確か、姿を消す古龍…っすよね。』
「あぁ、一応な。」
…?ちょっと待てよ…。
「なぁ、アルス。森丘って確か、オオナズチのテリトリーだよな?」
『まぁ、広い意味ではそうっすね。』
…やっぱり。だったら何故
「だったら何故、クシャルダオラを追い出せなかったんだ?」
『それは、可能性が三つあるっすよ。』
と、いうと?
『まず一つ目。オオナズチは森丘が特定のテリトリーではない為、後から来た場合。』
私も最初にそれを考えた。
でも、この可能性は低い。何故なら
『何故なら、最初に別の場所に居た場合、クシャルダオラが来ていることすら分からない可能性がある。』
という訳だ。
『二つ目。最初から森丘に居たオオナズチは異変に気づき、クシャルダオラを追っていた場合。でも、この可能性も低いっす。』
何故なら
『何故なら、俺達がオオナズチに遭遇しなかったことが説明出来ない。』
「奇跡以外は、な。」
だから、残る後一つが一番可能性が高い。
『三つ目。』
「『クシャルダオラがオオナズチと戦闘し、圧倒的劣勢だったオオナズチが弱っていた時に俺(わたし)達が森丘に到着した可能性。』」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.98 )
日時: 2013/12/17 21:02
名前: KYハンター (ID: JKIIf44Z)

>>97の続きです
ふと考えた・・・・・・その3つ目の場合、クシャルダオラについていた傷の説明が出来ない・・・・・・まさか・・・・・・
「ねえ、アルス。4つ目の意見だけど・・・・・・クシャルダオラが別の古龍と戦い、劣勢を強いられ、ルート変更せざる負えなくなった」
「成程な、確かにそれだと何故クシャルダオラに傷が入っていたのかについての辻褄が合うが・・・・・・問題の“何故森丘に逃げた”かが解らない」
確かにそうだ。クシャルダオラの傷の説明は出来てもそれ以外が出来ないからだ・・・・・・いや、そうでもないかもしれない
「取りあえず、これを見て」
そう言って世界地図を取りだした
「まず、クシャルダオラの行動パターンだけど・・・・・・まずはポッケ村付近に広がるフラヒヤ山脈まあ・・・・・・ハンター及びギルドに<雪山>と呼ばれている場所。まずはここで脱皮をしてその後にテロス密林まあ、<密林>と呼ばれている地域で食糧補給をしてからセメクーア砂漠――<砂漠>と呼ばれていて交易路としても使われている場所ここを通ってドンドルマの街に錆びた状態で現れる。そして錆びた皮をフラヒヤ山脈で脱皮し、このルートを永遠と続ける。これがクシャルダオラの移動ルート」
「・・・・・・で、その移動ルートと今回の一件に何か関係でも?」
「大在り、多分だけどセメク−ア砂漠で他の古龍と戦った可能性が非常に高い、それに甲殻も通常の状態よりも錆びついていた。しかもセメクーア砂漠と森丘のあるアルコリス地方はそこまで遠くも無い」
『そこまで見ていたんすか、御主人は。凄いっすねぇ・・・・・・』
「で、砂漠で他の古龍に襲われたと。確かにこれが1番辻褄が合うな、それにクシャルにそこまでの傷を負わせた奴もおおよそ見当が付いている」
砂漠に住む古龍――ここにいる3人の頭の中には同じモンスターが浮かんでいた・・・・・・
「「『ナナ・テスカトリ、もしくはテオ・テスカトル』」」
「確かに奴ならクシャルと互角――もしくはそれ以上の戦いが出来るだろう」
そんな中、古塔にナナ・テスカトリが出現したと言う情報を得た
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.99 )
日時: 2013/11/04 22:38
名前: 碧龍 (ID: h24kIjeb)
参照: ↓続きは完全に丸投げ(ォィ

>>98の続き

「…って、いつの間に後ろに?!」
そう言いながら振り返ると、そこにいたのは
「あぁ、ごめんごめん。悪かった。」
ヤマツカミのときの命の恩人ーーもとい変態男だった。
「で、古塔にナナ・テスカトリが現れたらしいぜ?」
「それはさっき聴いた。…で、なんであんたがここに?」
「そういえば、自己紹介がまだだったな。」
スルーすんな。
「巷では俺のことをギルドナイトと呼んでいる様だが、勿論それが本名ってわけじゃあない。」
「それは分かってる。で、本名は?」
「人に名前を訊く時は自分から、ってな。」
こいつうぜぇ。
『俺の名前はアルス。よろしくっす。』
「あぁ、こちらこそ。」
こいつら絶対暢気だな。
「わ、私の名前はーー」
名前を言いかけたその瞬間。
ーー何処で場所を知ったのか、ギルドからの伝令が来た。
「で、伝令!伝令!!古龍観測所でギルドの武器を持つ者とギルドナイトは、た、直ちに古塔へ向かうべし!…痛!」
「落ち着け。事情を聴かせろ。」
「じ、実は、古塔に炎妃龍が現れ、ハンターが撃退したのですが、その後に浮岳龍が現れたとの事です!」
これは…偶然?
否。
『「「これは偶然なんかじゃない」」っすね。』
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.100 )
日時: 2013/11/05 17:29
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: oCGprKzE)
参照: 桜の如く舞う雪、 戦場に響くは悲哀の調……。

キリ番ゲトー♪

>>99より

「何かが…起こっている。私達の知らない所で…。」
『森丘にクシャルダオラが現れたのも
 関係してるってことっすか?』
「ああ。俺は詳しいことは知らんが、
 古龍2体が同時に現れていたんだってな。
 …よく生きてたな。お前ら。」
「普通じゃあり得ない事…
 自然界の掟を破ってまで
 他のモンスターの縄張りに入らさせる 何か…
 何だ……?彼らは何故…? …逃げる?
 ……避けていたのか? 何か…別の存在を…」
「避けていた?何かって何だ?」
「分からない…。」
『ここで考えても仕方無いっす。
 とりあえず出発です。ご主人様。』

 〜ということで 私とアルス、それから例の変態男は
  観測所の気球に乗り、古塔に向かった。

    〜古塔BC〜
『何かが違う…。』
「どうした?アルス。」
『いや…きっと俺の勘違いっす。
 さぁ、張り切って行きましょう♪』
「??」

…それはアルスの勘違いなんかでは無かった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.101 )
日時: 2013/11/06 17:12
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: TufTdG8e)
参照: 桜の如く舞う雪、 戦場に響くは悲哀の調……。

打倒・宣伝スレ!!

急に宣伝スレが
増えたようなので
支援age活動中。
神作・2Gよ、永遠に。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.102 )
日時: 2013/11/16 20:26
名前: KYハンター (ID: .yMq1N1i)

>>100の続きです
(古塔・・・・・・もしかしたらあの謎の声の事も・・・・・・)
『どうしたんすか? 御主人』
アルス曰くいつもと少し様子が違うらしい。どうせしつこく訊ねて来るだろうから古塔で聞いた謎の声の事を話した。
『そんな事があったんすか・・・・・・』
「謎の声・・・・・・・そんなもん只の幻聴じゃねえのか?」
幻聴・・・・・・本当にそうだと良いんだけど・・・・・・
「とにかくヤマツカミの居るエリアまで移動しよう。依頼はあくまでもヤマツカミ討伐なんだし」
「・・・・・・そうだな」
そうして移動していく内に例のあの声が聞こえたエリアについた。
「――ここだ・・・・・・あの声が聞こえた場所が・・・・・・」
「声って・・・・・・大雷光蟲しか居ねえぞ!? 本当に幻聴じゃねえか?」
確かに幻聴なら良い。だが本当に誰かが助けを求めているとしたら――その考えもあり、耳を澄まし、意識を集中させる・・・・・・
「・・・・・・助けて」
確かに聞こえた――誰かが助けを求めている声が・・・・・・コッチの方から聞こえた。コッチの方に誰かが居る――
「!? オイ、そっちは何もねえぞ! オイッ聞いてんのか!?」
後ろからあの変態ハンターが呼びとめようとしている。――だけど、声が誰の物なのかが気になる。だから――止まる訳にもいかない。



(確か・・・・・・この辺りから聞こえたんだけど・・・・・・)
奥に行きすぎたらしく、迷ってしまった
(・・・・・・ここは何処?)
引き返そうにも妙に広い上、景色が一向に変わらない。どこを進んでも背の高い草しか生えていない。
(やっぱり幻聴だったのかな・・・・・・)
そう諦めかけた時、またあの声が、しかも近くで聞こえた・・・・・・
声のした方へ草叢をかき分けながら進むと、そこに助けを読んでた人物らしき人がいた。
背丈は140ぐらいだろうか? 歳は見た目から言って10歳前後。
全体の線は細く、ところどころにキリンの様な黒いラインが走っていた。
体は細く、その左手には片手剣の雷刃ヴァジュラと思しきものを握っていた。体格にしては少々不釣り合いな気もした。
翡翠を宿した銀色の髪は腰くらいまであり、結ったり整えたりせず、ただ伸ばしているだけで何の手入れもされていない。
眼は紅く、透き通っているが、恐怖で震えているのが良く分かる。
しかも腹を空かせているらしく。腹の虫が鳴っている。
「えっと・・・・・・取りあえず、これ食べる?」
そう言って私はポーチからこんがり肉Gを出し、その子に渡してみた。
そしたらその子は肉の臭いを嗅ぎ、大丈夫だと思ったらしく、凄い勢いでこんがり肉Gを食べた。
よっぽどお腹が空いていたらしい。
「・・・・・・ありがとう」
少し訊ねてみよう、道の事と・・・・・・この子の事を
「ねえ、道に迷っちゃったんだけど・・・・・・どうしたらここから出られるの? 」
そう尋ねたら私側から見て右側を指さし、こう言った。
「・・・・・・ねえ、ここから出ちゃうの? もう、独りは嫌だ」
――そうか、この子はずっと独りだったんだ・・・・・・こんな何もない場所で・・・・・・
何よりも声を発しても誰にも届ず、助けも来ない・・・・・・だけど、私には届いた。
「じゃあ、一緒に外へ出よ。私の仲間も待っている」
「ほんと? でも、外は・・・・・・」
そう、口にした所で眼には一層恐怖の色で染まった
「危険だけど・・・・・・もしもの時は私が守る。絶対に・・・・・・だから、安心して」
保証も出来ないのに――何を言ってるんだろう。
「そう言えば・・・・・・名前は?」
「名前って・・・・・・何?」
名前が無い・・・・・・考えてみれば当たり前かもしれない。自分以外誰もいない空間――
そこに名前なんて有っても無くても同じ――なまじずっとここに居ればそうであろう。
「じゃあ、特技――出来る事は?」
「ボクに・・・・・・出来る事・・・・・・」
どうやら少し考えているようだ。こんな事を言われたのは始めての事だと思う。
「・・・・・・龍の・・・・・・龍の声を聞くこと・・・・・・」
龍の声を聞く・・・・・・そんなのは神話の中ぐらいでしか聞いた事が無い。もし本当の事なら今回の事について何か知っているかもしれない。
でも、その事を聞く前に取りあえず外に出よう。皆も待っているだろうし。


「ん〜外に出れた!」
外に出たら真っ先にアルスが出迎えてくれた
『御主人! ・・・・・・ところで、その御主人に似ている子は一体?』
似ている・・・・・・言われてみたらそうかもしれない。
髪の色も眼の色同じだ・・・・・・いや、髪の色は厳密に言うと違う。
私のは銀色に紫がかった髪だ。
「確かに似ているな、アンタの10歳辺りの頃と良く似ている」
あの変態は私の過去の事を知っているみたい・・・・・・
私は記憶に無いけど。
『所で・・・・・・この子の名前は一体何すか?』
名前・・・・・・そう言えばここにいる殆どの名前を把握していなかった。





取りあえず声の秘密の方を先に片づけました。
ちなみに、性別は一応女です。(だがある程度進んでからばれる)
特技から解るように物語のカギを握っています。

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.103 )
日時: 2013/11/08 19:29
名前: 碧龍 (ID: yo2nZIwl)
参照: ↓続きは丸投げ(ォィ

>>102の続き

「名前…か。」
そういえば、ここにいる者(または物)の中で
名前を把握しているのは、自分とアルスだけだったな。
『ご主人、どうしたんすか?』
「うわっ!びっくりした…。それも喋れるんだ…。」
アルスが突然喋りだしたために、少し驚いたようだ。
(まぁ、前兆を見せるほうが難しいが)
「…どういうことだ?てことは、まさか…」
と、変態がなにかを言いかけたその時、少し遠くから、
壁が壊された様な音と共に瓦礫と瓦礫がぶつかる音が聞こえた。
恐らく、古塔の一部が何かによって破壊された音だろう。
「…って、そういやぁヤマツカミが居たんだったな。」
そういえばそうだったな。
「…ヤマツカミって?」
そう言って、少年(少女かもしれないが)は首を傾げた
「《百聞は一見に如かず》だ。見りゃわかるだろ。」
変態め、なんという無茶苦茶な事を…。
「…貴方達は、その、ヤマツカミ、を倒す為に来たんです…よね?」
「あ、あぁ…そうだ。」
「なら、ボクも、貴方達に…きょ、協力したいです!よ、宜しくお願いします!!」
「あぁ、よろしくな。」
「あ、有り難う御座います!」
ともあれ、この子もヤマツカミに挑むことになった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.104 )
日時: 2013/11/09 23:43
名前: 碧龍 (ID: yvECCnGp)
参照: ↓リレー小説書いた感想(または>>の103あとがき)

>>97
とりあえず伏線回収と新たなスタートを作ってみた。
文章が中途半端なのはPSPの文字数制限のせいw

>>99
二人のつもりが>>98で三人になっていた為、変態GK(ギルドナイト)を投入。
ギルドからの伝令は、クエスト依頼者を細かく見ている人なら分かる筈。
なので今回はエキストラ(今後はわからん)で出演。
何処で場所を知ったのかは分からんw(なるほど伏線か)

>>103
>>102で出てきた少女をパーティ入りさせたかっただけw
地味に伏線ばらまいていたりする。

以上
長文&超駄文失礼。

(ついでに支援age)
    V
俺→OΓL
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.105 )
日時: 2013/11/23 10:49
名前: KYハンター (ID: 2G5vs2y2)

謎の少年? 少女? と一緒に塔の頂上――ヤマツカミの居る所へ行った。
「あ・・・・・・あれが――ヤマツカミ」
やっぱり見るのは初めてらしく少し驚いているみたいだが、それも一瞬で終わり、今はもう落ち着きを取り戻している。
「・・・・・・・脅えている――このヤマツカミ、凄く強い力に脅えている。一体何に――」
どうやらあの子はヤマツカミの声を聴いたらしく、そう呟いていた。
もしかしたらその力とやらがこの一連の事件の原因かもしれない。
だが――ヤマツカミを倒さなければならない。コイツを放っておいたらどうなるか解ったもんじゃない。
それに――もしかしたら何かの手がかりになるかも知れない。
「アルス、武器に」
『了解っす!』
アルスは光り、武器――と言うには余りにもかけ離れ、むしろ傘と言った方がしっくりくる
ライトボウガン――<ピーチFパラソルG>になった。
「ア、アルスさんが武器に!?」
やっぱり驚いた。まあ、人が武器になれば普通驚くよね・・・・・・普通は
「あの・・・・・・ヤマツカミを――殺しちゃうんですか?」
殺す――確かに討伐、つまりヤマツカミを殺さなければならない。・・・・・・
この子はあの空間にたった独りでいたから何かを殺さなければならないと考えた事が無いかもしれない。
ただ、殺さなければならないのも一つの現実だ――
「そう、殺さないといけない。ここで殺して止めない限り、いずれ私達の住む町に被害が出る――
だから、そうなる前にここで止めなければならない」
「あの・・・・・・動きを止められればいいんですよね?気の遠くなるほどの長い時間を・・・・・・それで良いならボクに一つ考えがあります」
「じゃあ・・・・・・その考えって?」
そう、尋ねたら――思いもしなかった答えが返ってきた。
・・・・・・出来ない――そんな事は絶対に出来るはずのない事だったが・・・・・・古龍にも命がある――その方法が可能だと言うならば賭けてみたいと思った。
「皆さん、行きますよ!」
そう言い、その子はマントを翻した。身に着けているのは男性のキリン装備と女性のキリン装備を混ぜて改造した感じの防具だ。
その中でも目に付いたのが腰の部分にぶら下がっている、キリンの蒼角で出来た笛の様なものだ。
何故笛だと解ったのかは・・・・・・よく見ると穴が複数あいているからだ。
その子が笛を持ち、吹くとキリンの鳴き声に似ている・・・・・・
いや、むしろ同じと言っても良い音がした途端、ヤマツカミの頭上にに5つの白い光の玉が現れ、そこから落雷が降り注いだ。
あれは・・・・・キリンが使う技だ。
ただ、古龍種と言うだけあって体力が高い、この位では怯みもしなかった。
ヤマツカミが口を開けた・・・・・・あの吸引の予備動作だ。その間に怯ませることも出来ず、ヤマツカミに吸い込まれていく――
もう駄目だと思った時、一緒に吸引に巻き込まれたのか、一冊の表紙がボロボロになった本を見つけた。
それを掴むものの吸い込まれている事を忘れており、あと少しの所で口に入る所に捕獲用麻酔玉が口に入り、ヤマツカミが落下した。
「・・・・・・危なかったな」
声のする方を振り向くと、カイザーX式にディアブロスの大剣、<角王剣アーティラート>を担いでいる変態ハンターがいた。
――チクショウ、また助けられた



久々に書きました。
今回出た謎の本は物語の根幹になる部分です。
しかもあの謎の少女もこの本とかかわりがあります。
僕と碧龍さんだけですね・・・・・・更新している人


メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.106 )
日時: 2013/11/17 22:57
名前: 碧龍 (ID: W/Rablek)

>>105
>僕と碧龍さんだけですね……更新してる人
このスレに限っていえばそうですね。
…まぁ、スレ主の東雲sも来ていないみたいですし。

閑話休題、>>105の続き

ーチクショウ、また助けられた
そう思いながら、あの子の装備を改めて見た
「えーっと、上から順に
女キリンX
男キリンX
男キリンX
女キリンX
男キリンX だな。」
「よく分かるな。流石変態。」
「誰が変態だオラ!」

余談
>男性のキリン装備と女性のキリン装備を混ぜて〜感じの防具だ
↑この部分を書きたかっただけ。何故キリンXかというと、
雷刃ヴァジュラを装備していたから。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.107 )
日時: 2013/12/14 13:26
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: nFCw7cmh)

>>106

――まさか自分が変態である事を把握していないのか? コイツは。
確かに自分の事を自分で把握するのは難しいがそれはそれ、結構ムカツク
「変態と言うのはやめろ、ザンネンとかガッカリとか言われた方がまだマシだ。
それに俺にはエルキュール・ライオスと言うちゃんとした名前があるんだ」
やっと名前を明かしてくれた。つか、ザンネンの方が変態よりマシなのか・・・・・・
「へえ、そんな名前なんだ。私の名前はディアナ・ウェスタ」
ちなみに、武器の方だけど・・・・・・
奴には氷属性が良く通る――それは解っていたので本当はテイルランチャーや金華銀朧の対弩辺りで来たかったものの、アルスが『全力でお供するっす』と五月蠅くて絶えなかったので仕方なくピーチFパラソルGで来たのだ。
この武器も一応は氷結弾撃てるから良いけど・・・・・・
それに武器の問題で一番不利なのは私じゃない――謎の少年? 少女? の方だ・・・・・・
片手剣である事はまだいい。ただ、それも雷属性特化で無ければの話だ。
ちなみに、何故疑問形かと言うと正直な所見た目で判断出来ないからだ。
でも、一人称が“ボク”だから男で良いんだよね? ね?
――イカン、脱線した。狩りに集中しないと・・・・・・
にしても、ヤマツカミ相手にここまで緊張感無しで良いのだろうか・・・・・・
「ところで、このタコ野郎どうするんだ? あの小僧が策があるとか言ってるんだが・・・・・・」
どうやら何も聞かされていないらしい。仕方ないから作戦を教える事にした。
ゴニョゴニョゴニョ
「なっ! そんなこと出来んのかアイツ」
やっぱり驚いた。
――まあ、普通はあんなこと言われたら誰だって驚くと思う。
だって――ヤマツカミを眠らそうとしているんだから・・・・・・



はい、取りあえずここまでです。
古龍相手していると言うのにここまでほのぼのしてて良いものなのだろうか・・・・・・
ちなみに、2人の名前の方ですが・・・・・・
エルキュール・ライオスもディアナ・ウェスタもギリシア神話からとりました。

エルキュール:ヘラクレス(ギリシア神話の英雄)のフランス読み

ライオス:オイディプス(ギリシア神話の英雄)の父親

ディアナ:アルテミス(月と狩猟の女神)のローマ読み

ウェスタ:ヘスティア(かまどの女神)のローマ読み

追記
これはリレー小説じゃない、ブーメラン小説だ!



メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.108 )
日時: 2013/12/19 11:29
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: 1MVdBvur)

あまりしたくはありませんが・・・・・・
この際仕方ないので連続して書きます。
「――で、どうすりゃいいんだ? 眠らすのには」
と、ライオスが訪ねてきたが・・・・・・私にもそこまでは言われていない。
「私に聞いてもそこまでは知らないから答えようが無いから――あの子に聞いて」
私はあの謎の少年(仮)の方に指を指して言った。
そしたら謎の少年(仮)え〜取りあえずナナシと呼ぼう。が、こう答えた。
「とにかく自己修復機能が働くようになるまで攻撃します。そして、そこまで行ったらこの笛の音で寝むらせます」
――つまり、瀕死状態まで追い込んで眠らすということだ。捕獲と何一つ変わる所は無い。
「おい、それって捕獲と変わんねえぞ? 成功するんだろうな? 失敗した時はどうするんだ?」
と、ライオスが言った。確かに言いたい事は解る。私はナナシの方を見た。
ナナシの表情は僅かながら微笑んでるように見えた。

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.109 )
日時: 2013/12/21 09:56
名前: 碧龍 (ID: N4chL3Qv)
参照: 久しぶりに来た

>>108の続き

ナナシの表情は僅かながら微笑んでるように見えた。
「絶対に失敗しません。」
言い切りよった…。
『作戦会議中失礼するっすけど、ヤマツカミがいること忘れてないっすか?』
「「「あ。」」」
その瞬間、私と変態と少年(仮)の声が綺麗にハモった。
尤も、当のヤマツカミも、捕獲用麻酔玉の影響で下に降りていた為、大事には至らなかったが。
「さあて、戦闘再開だぜ!」
ザンネン・ライオスの号令とほぼ同時にヤマツカミが上がってきた。
「ったく。威勢だけはいいんだから。」
一方、少年(仮)…もといナナシはというと、何かの本を読んでいる。
そんな光景を傍目に、私もヤマツカミとの戦闘を再開した。
『全く、前置きが長すぎっすよご主人。』
アルスが言い終えると同時に、装填が終了した。
「さぁて、エルキュール・ガッカリに負けたくないし」
撃ちますか。

はい、ここまで。
とりま脱線気味なのを戻した感じ。
そして謎の本が(再?)登場。
戦闘シーンは超絶苦手&ヤマツカミと戦ったことないので、次の方に回します。

>これはリレー小説じゃない、ブーメラン小説だ!
不覚にも吹いたw
…まぁ、せめてもう一人居れば面白いのですが。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.110 )
日時: 2013/12/28 11:38
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: h/LOKTZR)

あ、碧龍さんお久しぶりです。
では、>>110の続きです
溜め息混じりにライオスに鬼人弾を撃ち込む。もう一度鬼人弾を装填、ナナシに当てて氷結弾を装填。口内に氷結弾を撃つ。
ライオスは胴体に溜め3を叩きこんでいる。
ナナシは果敢に眼を突いている。
ヤマツカミの体力が限界になるのも時間の問題だと誰もが踏んでいた。
すると、空から轟音が聞こえ、上を見上げるとそこには白銀の太陽と比喩される飛竜――リオレウス希少種がいた。
「このタイミングで銀レウスかよ!」
半ば絶叫した声でライオスがそう叫んだ。
「リオレウス・・・・・・ちょうど良い所に」
ナナシがかなり落ち着いた声でそう言った。
するとナナシはキリンの蒼角で出来た笛を吹いた。
その音色は美しくも猛々しく、雄々しい、まるでこの世界を体現したような音を奏でた
そしたらリオレウスは急におとなしくなった。
そのリオレウスにナナシは――何と、飛び乗ったのだ。
「――行くよ、リオレウス」
その声と共にリオレウスが一羽ばたきし、滑空した。
ヤマツカミの脳天すれすれの高さを飛び、ヤマツカミの脳天の真上で飛び降り、片手剣をその真下に突き刺す。
かなり痛かったらしく、ヤマツカミの口からガスが噴出し、浮力を失ったのか落下する。
私は徹甲溜弾LV3を撃ち、ライオスは口内に溜め3を叩きこむ。
するとナナシがキリンの蒼角で出来た笛を吹く。
その音色は穏やかな海の様に優しく、穏やかでいて、どこか空しい、心の芯まで染み込むような音色。
――マズイ、瞼が重い。このまま立ち寝してしまいそうなぐらい眠い。
その眠魔に抗う事約3分。見たらヤマツカミが熟睡していた。
――凄い、本当に眠らした。
すると、古龍観測所の気球がきた。
まあ、当たり前か。古龍が寝ている所なんてそうそう見れるものじゃないし。
ライオスが古龍観測所の人達と話をしていた。
その時間、約5分。
話を聞いた所『我々はこのまま観察を続ける。あんた等は疲れているだろうから帰っていいよ』
だそうだ。
多少カチンときたが疲れていることは確かだから私たちは帰る事にした。

ドンドルマにある古龍観測所の1室に、私とナナシとアルス――までは良いんだけど・・・・・・
(何で変態野郎まで・・・・・・)
そう、何故かライオスまで来ていたのだ。
取りあえず自作のピザを皆で食べている。
「ん、中々美味いな。まさか全部手作りか?」
と、ライオスが聞いてきた。
「材料だとチーズ以外は全部作ったけど?」
と、答えた。
「マジかっ! 今まで食ったピザの中で一番美味いぞ!」
変態とは言えどここまで言われると悪い気はしない。
ナナシの方は・・・・・・これまた美味しそうに食べている。両手を使って生地の両端を掴み、尖っている方から口に運んでいる。何かの小動物の様な食べ方をしていて、かわいい。
いつもと違った、少し賑やかな食卓。もしかするとこんな食事は初めてかもしれない。あんまし昔の事は覚えて無いけど。
食べ終わった後、ライオスを部屋から追い出し、ランプの灯を消してベットに入った。

――同刻<ミナガルデ>
大型な狩りの拠点の一つに数えられているミナガルデ。そこでは今、一つの話題でどこも沸いていた。
「アイツだろ!? 独りでベルキュロスを討伐した奴って」
「それってガチな方でか?ジョークなんかじゃねえよな?」
「ガチだってよ、受付嬢が確認してるんだし」
(・・・・・・どこもかしこも僕の話題ばかりだ)
ちなみに、話題になっている本人はと言うと、内心呆れている。
そんな中、誰かがこっちに駆け寄ってくる足音が聞こえる。
「リオウさんですね?」
どうせ『今の心境を聞かせて下さい』とかそんな質問だろうと思い、呆れながら後ろを振り向く。
「リオウさん、探している人物の所在が解りましたよ。今現在ドンドルマの古龍観測所にいるようです」
そう言われて驚いた。
「・・・・・・それって本当ですか? 他人の空似なんてことはありませんよね?」
あまりにも意外な事だったからつい、聞き返してしまった。
「本当です。体に黒いラインが走っているのを確認済みです」
それを聞いて安心した。他に体に黒いラインが走っている人なんて他に居ない筈だ。
「クルプティオス湿地帯経由、ドンドルマ行き、のアプトノスタクシーで良いんですよね?」
そう言ってチケットを渡してくれた。
「ああ、ありがとう」
そう言って僕はチケットを受け取った。

アプトノスタクシーに乗って今クルプティオス湿地帯に着いたが、普段より暑い気がした。
(1匹・・・・・・いや、2匹いる)
傷が入った右目が妙に痛む。
そして空を見上げてみた。
そこには右目に傷が入ったテオ・テスカトルがいた。
(あいつは・・・・・・4年前の!)
腰に差している短めの天上天下天地無双刀の柄に手を添え、積み荷にある長めの天上天下天地無双刀に目線を向ける。
居合切りをしようとしたその瞬間、後ろに気配を感じ、横へ跳び退る
(オオナズチもいるのか・・・・・・)
やはり最近は世界がおかしくなっている。3年前のダイミョウザザミ大量発生辺りから既に狂ってたのかもしれない。何はともあれ、古龍種を2体同時に相手にしなければならくなった。
(頼むぞ・・・・・・天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】)


新章突入です。そして新キャラ登場しました。
戦闘シーンですが、少し大げさに比喩表現使うと良くなりますよ。
後はキャラの動きをどこまで言葉で伝えられるかで戦闘シーンの良し悪しが決まりますよ。

追記:宣伝スレ多過ぎ・・・・・・死ねばいいのに




メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.111 )
日時: 2013/12/21 22:55
名前: 碧龍 (ID: N4chL3Qv)
参照: 文字数制限ギリギリなので、続きは丸投げ(ォィ

>>110の続き

(頼むぞ、天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】)
それにしても、古龍2頭を同時ともなると、きついような気がしないでもない。
とりあえず、オオナズチが居るであろう場所に向かう。
「っせい!はっ!」
天上天下天地無双刀を抜刀し、そのまま攻撃する。
手応えあり、…やはりオオナズチか。
と思ったその時、何故かオオナズチが倒れた。
そのせいで一瞬気が散り、テオ・テスカトルの突進を喰らってしまった。
だがダメージはほぼ無い。防具が凄いのか、奴が弱いのか。
…と、思考している場合ではない。さっさと奴を倒して、あいつに会うんだ。
「…5分だ。それ以上はかけない。いざ尋常に、勝負!」
と言い終えるとほぼ同時に、奴の雄叫び。
その間に、奴の左後ろ足下に入る。
抜刀し、縦斬り、斬り下がり、回避し、納刀。
これが俺のいつもの戦い方だ。
奴はこれだけで怒ったのか、再び奴の雄叫び。
再び、抜刀し、縦斬りしたところで奴が転倒。
それを見計らって気刃斬りをする。
気刃斬り、突き、気刃斬り2、斬り上げ、気刃斬り3、斬り下がり、納刀。決まった。
一応太刀の大技なので、これを少しでも外すと、物理的な意味も含め、かなり痛いのだ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.112 )
日時: 2013/12/22 10:21
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: LZF98gPo)
参照: 桜の如く舞う雪、 戦場に響くは悲哀の調……。

支援。
>>111ゾロ番おめ☆

俺も書きたいけど
話の流れが全く分からんのです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.113 )
日時: 2013/12/30 11:30
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: Qi5DUdOo)

>>111続きです
全て当てたとは言えど天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】では中々致命傷は与えられない。
何故かと言うとこの太刀の特徴は片手で扱える軽さと長さ、そして独特の刀身の反り方である。
(やはりこちらでは力不足か・・・・・・)
後ろからオオナズチが突進してくるのを気配で察知。オオナズチの頭にこの武器を引っ掛け、時計回りに体を回転させながら後ろに跳び退る。
普通の太刀ではこの様な真似は出来ない。これはこの武器の特徴の2つがあってこそ成せる業である。
この刀を託された時、聞いた詩を思い出す。
“この世に双極を成す刀あり。
一つ、疾風の如し抜き手を持ち、全てを流れる水の様に受け流せし柔の刀。
一つ、業炎を裂き、爆雷の如し一撃を用い、全てを斬り裂きし剛刀。
それら龍殺しの力を用いて心強き者に力を与えん”
その詩と共に思い出す、父親の面影。
(何故今になって父親の事を・・・・・・今は狩りに集中しなければ・・・・・・)
偶然か積み荷の近くに着地している。
そしてその積み荷から1本の太刀を出す。
(テオ・テスカトル・・・・・・お前との決着は最大の力を持って付けねばならぬか・・・・・・・)
そしてその太刀を鞘から抜く。
すると龍属性のオーラを全身に纏った刀――天上天下天地無双刀【業炎爆雷ノ型】の刀身が現れる。


>>112 話の流れは大体こんな感じです。
@主人公のディアナ・ウェスタは古塔でヤマツカミを発見、交戦に移るがヤマツカミを逃がしてしまう(変態ハンターの事エルキュール・ライオス初登場)
A森丘にクシャルダオラが現れる。戦っている途中にオオナズチ襲来。クシャルは撃退される。(アルス初登場)
Bヤマツカミと再び戦う。ヤマツカミを眠らせることに成功する(@に出てきた謎の声の正体を見つける)
Cリオウと言う太刀使いのハンターがミナガルデからドンドルマへ向かう途中に沼地を通る。そこでテオ・テスカトルとオオナズチを同時に戦う事になる(今ココ)
こんな解りにくそうなもので解っていただけたら幸いです。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.114 )
日時: 2013/12/24 18:15
名前: 雅 ◆DxURwv1y8. (ID: W7DtykfD)
参照: その身 深く染みる絶対零度の音色は戦場を越える……。

>>113
続きを書いてみた。

…そして切っ先がテオ・テスカトルに向けられる。
…テオ・テスカトルの動きが一瞬止まる。
モンスターに武器の性能がわかる訳がない。
しかしオーラでも感じたのだろうか、
一つ吠えると突進してくる。

…… 一閃

テオ・テスカトルの右の前足が切れた。
右の前足が無くなりバランスを崩したのだろう。
テオ・テスカトルはそのまま後ろの壁に激突した。
(馬鹿な奴…)
僕の注意が逸れたと思ったのだろう。
後ろからオオナヅチが飛びかかってくる。
(…甘いな)
飛びかかりを紙一重で避けると
オオナヅチもそのままテオ・テスカトルにぶつかる。
立ち上がろうとしていたテオ・テスカトルが
また這いつくばる。
(そろそろ五分か…)
僕は天上天下天地無双刀【業炎爆雷ノ型】を振る。
…バキッ。
テオ・テスカトルの翼を刈り取る。
そしてそのまま突き刺す。
オオナヅチごとだ。

……テオ・テスカトルは息絶えた。
(いや、動けなくなった の方が正しいな。これ。)

オオナヅチは傷を負っていたのか、
テオ・テスカトルと仲良く天界に旅立った。

(しかしこれ…またギルドに怒られそうだ…)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.115 )
日時: 2013/12/25 10:26
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: ZkOgxlcO)

>>114続きです
(ギルドへの言い訳はどうしようか・・・・・・しかし、我ながら派手にやったものだ)
そう思いながらテオ・テスカトルをしげしげと見つめる。すると普通では信じられない速度で傷口が回復し、斬られた右前足が元通りになり、テオ・テスカトルが立ち上がる。
「!?――まだ息があったとは・・・・・・」
――いや、違う。ここからがこのテオ・テスカトルの本気だと言うのが分かった。
角を破壊したと言うのに炎の鎧が解除されない・・・・・・それどころか逆に炎の勢いが上がっている。
やがてその炎はテオ・テスカトルを包み、両前足、両後ろ足、尻尾、翼、そして角から炎が噴き出している。
風の噂で耳にした事がある。
モンスターの中には自分が生命の危機にさらされた時、リミッターが外れ、暴走するモンスターが極稀にいると。
(まさか――こいつも・・・・・・)
そう考えると微笑が止まらない。
ギルドへのちょうど良い言い訳が出来た事だし、いつも以上に派手にやっても良さそうだ――
いや、駄目だ。一回狩り場が半壊――いや、壊滅状態にさせた事があった。
あの時はオディバトラスを何があっても討伐しないといけない状況だったため、お咎めが思った程ではなかったが・・・・・・
(次やったら命が無いと言われたからな・・・・・・)
軽く溜め息をつき、武器を構える。


リオウ君最強説がこれで出ちゃいました。
雅さんがリオウ君をオオナズチ&テオ・テスカトル戦で「やり過ぎちゃったよ(´・ω・')」
キャラにしたので前科を作ってみました。

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.116 )
日時: 2013/12/25 10:20
名前: 東雲 (ID: kf4XoZEN)

東雲です。
諸事情により来る事ができませんでした。
今後も欠席が多いですが、よろしくお願いします。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.117 )
日時: 2013/12/26 17:01
名前: 碧龍 (ID: zyatb3iN)
参照: 文字数制限ギリギリなので、続きは丸投げ(ォィ

>>115の続き
軽く溜め息をつき、武器を構える。
相手は、まるで不死鳥のように甦った、炎王龍 テオ・テスカトル。
不死鳥というのは比喩だが、本物の不死鳥も炎を纏い、甦る度に炎の勢いが増すという。
成る程、間違ってはいないというわけか。
…と、考えているうちに奴がこちらに気づき、雄叫びをあげる。

〜少し経って、ポッケ村 農場にて〜
私が朝起きると、
"お前らに話したいことがある。昼に農場に来い。エルキュール・ライオス。"
という(謎の)置き手紙があった。
まぁ暇なんで、アルスと一緒に農場に来たのだが…。
「お、やっと来たか。」
『こんな所に呼び出して、一体何の用っすか?まさか、ご主人に告白しようとしてるんすか?』
「いや、違ぇよww」
声が笑ってるぞ。
「そもそも、私達に関係あることなの?」
「おおありだぜ?…クルプティオス湿地帯に、オオナズチとテオ・テスカトルが出没したらしい。」
なん…だと……?
「…その知らせが来たとき、ギルドが分離してからクエストを出そうとしたんだが…既に人がいたんだ。しかも、ソロで古龍2体を同時に相手する猛者がな。」

「伝r「空気よめよ。」ぐふっ!」
……Nice elbow.
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.118 )
日時: 2013/12/30 10:28
名前: KYハンター ◆8kepHCrmPo (ID: Qi5DUdOo)

ソロで古龍2体同時に相手って・・・・・・もう人間じゃ無いんじゃ・・・・・・
「で、伝令、クルプティオス湿地帯に、オオナズチとテオ・テスカトルのうち、オオナズチは既に息絶えております。そ、そして・・・・・・て、テオ・テスカトルが・・・・・・」
「テオがどうしたんだ?」
とライオスが訊ねた。
するとその人は絶望に満ちた表情で
「テオ・テスカトルが・・・・・・暴走しています! このままではクルプティオス湿地帯が壊滅してしまいます!」
それを聞いてエルキュールが青い顔をしている。レウス亜種より断然青い。
「・・・・・・古龍2体同時に相手出来る奴と言うと世界広しといえどアイツしか居ねえな・・・・・・ましてやフィールドを壊滅状態にさせるなんてアオイツしか居ねえ・・・・・・リオウ、俺等の仕事増やすんじゃねえぞ!?」
リオウ・・・・・・噂でしか聞いたことが無いけど確か現時代において最強のハンターらしい。
「リオウって・・・・・・あのハンター業始めてからたった3ヶ月でG級のラオシャンロンをたった一人で討伐した太刀使いだっけ」
とライオスに聞いてみた
「ああ、そうだ・・・・・・」
物凄く青い顔している。あのガッカリも青ざめるんだ・・・・・・
って、そんなことしてる場合じゃない!早く加勢に行かないと・・・・・・
「ライオス・・・・・・行くよ」

同刻<バチュバトム樹海>
そこは深い木々の海の中にある家。
その部屋は薄暗く、いかにも何かが出そうな雰囲気を醸し出している。
その部屋に一人本を読みながら呟く。
「いずれ・・・・・・近いうちに神話の出来事がこの世界で起こる――祖龍殺しの神話が今、甦る・・・・・・」
そしてその本を閉じる。
「――ホルク、この手紙をリオウへ届けてくれ」
そう言い、ホルクの足に手紙を括り付ける。
するとホルクは空へ飛び立っていった。

それから時が経ち<クルプティオス湿地帯>
そこでは依然としてテオ・テスカトルとリオウが一騎打ちをしている。
(そろそろ決めねばマズイな・・・・・・いくら暁丸【極】を着てるとは言っても限界はある)
テオ・テスカトルの引っかき。
後ろへ跳んで距離を取って避ける。
そこへテオ・テスカトルが突進する。
さっきので足を挫いたのか横へ避けようとしたが転んでしまう。
もう駄目か・・・・・・と思った瞬間。テオ・テスカトルの顔面で爆発が起きる。
その爆発でテオ・テスカトルは怯み、突進をやめる。
「――ギリギリでまにあったみたい」
声がする方を見るとキリンX一式を着た女性ガンナー、カイザ−一式を着た男性剣士、そして・・・・・・もう一人、見覚えのある人物――いや、探していた人物と瓜二つ。いや、同一人物としか思えない人が一人。
(まさか・・・・・・リラか!?)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.119 )
日時: 2014/01/03 16:53
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: dyDptoi2)

危険を察知したのかテオ・テスカトルは飛び去っていった。
「何方かは存じぬが・・・・・・有難う御座います」
そう3人に言って深くお辞儀をし、ではこれでと言って去ろうとした。その時。
「待って、アナタからは色々聞きたいことがある・・・・・・だから――ドンドルマまで同行するけど・・・・・・いい?」
と、キリン]1式の女性ガンナーが言う
ドンドルマ――丁度僕の目的地もそこだ。何の不自由もない。
「あ、僕の目的地も丁度ドンドルマなので丁度良いです」
こうして同行することになった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.120 )
日時: 2014/01/04 23:49
名前: 碧龍 (ID: 84yMX7Uq)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

とりあえず登場人物とかまとめてみた。


ディアナ・ウェスタ(主人公)
装備:ビーチFパラソルG(アルス)&キリンX一式

エルキュール・ライオス(変態ギルドナイト)
装備:角王剣アーティラート&カイザーX一式

ナナシ(謎の少年(仮))
装備:雷刃ヴァジュラ&キリンX一式

リオウ(最強の太刀使い(?))
装備:天上天下天地無双刀&暁丸【極】一式

アルス(武器の具現)
伝令の人 装備:無し
ホルク(伝書鳥(?))

ヤマツカミ
クシャルダオラ
オオナズチ
テオ・テスカトル
リオレウス希少種
その他大勢のエキストラさん達

(主に登場した順)


支援age
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.121 )
日時: 2014/01/17 17:40
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 0eyYJLS9)

それより少し前、<古塔>
そこには古流の生態を調べると言う名目で古龍観測所所属の人が集まっていた。
「しっかし、グッスリ寝ますね」
「そうだな、いつもの拘束と違ってじっくり観察できる」
「古龍が寝るなんて珍しいこともあるもんだな・・・・・・」

今、古塔には”寝ているヤマツカミの観察”と言う名義で古龍観測所の全体のうち約8割にも昇る人が見に来ている。
ここにいる誰もが『寝ているから決しておきないだろう』とその場の誰しもが高をくくっていた。
――しかし、事は起きた。
今まで全く動いていなかったヤマツカミが、ついに・・・・・・
動いた。
ヤマツカミは空中へ浮き、周りにいる人間を見下すかのように眼をむき、吸引を始める。
その場にいた全員が吸い込まれるのに、5秒とかからなかった。
誰しもが高をくくり、油断していなければこの人数だ。気づかないわけが無い。
周りにいる人間をすべて平らげ、ヤマツカミは移動する。
それを物陰に隠れ、事の一部始終を見ていた者がいた。
(は、早く・・・・・・この事を知らせないと・・・・・・あの方角には・・・・・・ドンドルマがある・・・・・・もし、ドンドルマに奴が降りたら・・・・・・)
体を支配していた恐怖をぬぐい、羊皮紙に記す。
『ヤマツカミは目覚め、ドンドルマの方角へ飛びました・・・・・・このまま放置したら大変なことになりかねない。そうなる前にヤマツカミの完全討伐を依頼します』
そう書き記し、気球に救難信号を送る。
気球に乗っているギルドナイトに事の一部始終を話す。
そのギルドナイトは頷き
「即刻ギルドへこの情報を回そう」
と言い、伝書鳥の足にこの羊皮紙を括り付け、飛ばした。
恐らくこれで予期せぬ事態にはならないであろう。
それだけで少し安心し、体の力が抜ける。
その本能に赴くまま私は寝た。


メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.122 )
日時: 2014/01/18 13:22
名前: 碧龍 (ID: yo2nZIwl)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>121の続き

〜時は戻ってポッケ村 酒場にて〜
「でぇ、あんた。このガキの知り合いかぁ?」
変態が太刀使いに訊く。
変態…もといライオスは、酒を呑んでいた為か、若干呂律が回っていない。
「"相当似た別人"で無ければ知り合いですよ。」
「ボクは貴方と初めて会った筈なのですがそれは」
太刀使いは肯定しているが、当の本人は否定している。
…数秒後、扉を開ける音がした。
扉の方には、ギルドナイト一式と思しき装備を身につけた男が立っていた。
男はゆっくり歩き、ライオスの前を通ろうとする。
「…!!…王都直属のギルドナイト様が、なんだってこんな辺境にいるんだぁ?」
「巫山戯てるのかライオス。今はお前に構っている暇なんて無いんだ。」
「巫山戯てるのはそっちの方じゃないのか?…質問に答えろよ。」
「分かった、答えてやる。…古塔で眠っていたヤマツカミが起きて、ドンドルマの方に向かっているらしい。」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.123 )
日時: 2014/01/26 16:15
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: .yMq1N1i)

>>122続き
「何ぃ!? ヤマツカミが動き出しただとっ!」
そうだ、と一言つぶやいた。
苦虫を噛み潰したような顔が事の深刻さを物語っていた。
「観測所の者によると後1週間程でドンドルマに襲来する・・・・・・お前らの腕を見込んでヤマツカミの討伐を頼みたい。なに、後3日で住民の避難を終わらせるからその事は心配しなくていい」
「おっ、だいぶ素直に物言うようになったな。正直驚いたぜ」
「正直こんなバカに頼むのは不本意だがお前らクラスのハンターでなければヤマツカミを討伐できないからな・・・・・・仕方ねえだろ」
「バッ、バカとは何だバカとは!」
「バカとはアンタだよ。ライオスさんよ」
「お、俺をバカ呼ばわりしたな!? 実技試験では俺の方が――ゴフッ。い、痛え、殴ったの誰だ!」
すると目の前には鬼の形相をしたディアナがいた。ゴゴゴゴゴと、すごいオーラを発している。古龍でも逃げるんじゃねえの?
「――殴られたい? ・・・・・・もう一発・・・・・・殴られたい?」顔は笑っているのに凄く怖い。怖過ぎます。
ガツンと良い音がして俺は気絶した。聞いたくせに問答無用かよっ!

私たちはさっきのギルドナイトが手配した特急便で私達はドンドルマへ向かっていた。
「そういえばこの子って・・・・・・男? 女?」
凄く素朴な疑問だった。
「僕は"探している人物"と同一だとすれば女ですがそうでないとするならば・・・・・・解りませんね」
「ちなみに俺はあえて断言しよう! 女であると!」
何で? と聞いてみた
「いいか・・・・・・真横から見てみろ・・・・・・よーく見るんだ! かなり小さいが・・・・・・地味に胸g――ゴフゥッな、殴ったなッ!」
――聞かなければよかった。
バカは放っておいといて今の場所は峡谷だ。
ポッケ村からだとテロス密林とゴルド峡谷地方に挟まれた場所を通り、南エルデ地方が見える辺りで西がわへ行くのが最短ルートだ。
丁度良い丘があったので一休みしているのだがリオウが臨戦態勢に入っている。
「皆さん、気お付けてください――古龍が2匹、こっちの方へ・・・・・・来ます!」
それと同時に2体の古龍――ナナ・テスカトリともう一匹はあの時森丘に現れたクシャルダオラだ。
「――また古龍2体相手か、時間が無いというのに!」
リオウの顔が少し歪む。
「リオウとライオスはナナの方を、私達はクシャルをやる。アルス、武器に――」
武器にならなかった。見たらアルスは呆然としていた。
『こんなの・・・・・・どこかで・・・・・・』
「アルス! 早く武器にっ!」
瞬間、クシャルの突進が襲う。しかし、その突進は私には当たらなかった。
状況の把握に少し時間がかかったがすぐ解った。
ナナシが――私を庇ったのだ。
「「「ナナシッ!」」」

申し遅れましたが元KYハンターです。
今年の花粉は酷いです。
早い上にピーク時には酷い事に・・・・・・
皆さんも今のうちに対策した方が良いですよ。


メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.124 )
日時: 2014/02/01 15:36
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: cHXB0sou)

>>123続き
私はナナシの所へ駆け寄り、無事かどうか確かめる。
「ボクは・・・・・・大丈夫・・・・・・だよ・・・・・・」
そうは言ってるが声が擦れている時点で大丈夫ではない。只の強がりだ。
でも――何で・・・・・・
「何で・・・・・・こんな無茶な事を・・・・・・」
その問いにナナシは笑顔になって答える。
「何でって・・・・・・ボクの・・・・・・たった3年程度のちっぽけな記憶の中で・・・・・・一番大事な人だからだよ・・・・・・」
さらに言葉を続ける。
「ボクに居場所を指し示してくれた・・・・・・恩人だもん・・・・・・ちゃんと・・・・・・恩返しはしないと・・・・・・ね」
それを最後に糸の切れた操り人形のように倒れこむ。
(大丈夫だ・・・・・・まだ温かい。だけどそんなに時間はかけられない・・・・・・どうすれば・・・・・・)
逃げるか? 戦うか?
逃げるも一つの手だ。賢い選択であろう。
しかしナナシを背負ったまま逃げ切れる確証は無い。
(戦え――戦うんだ・・・・・・私を信じてくれているナナシの為に・・・・・・戦うっ!)
とは言え持っているのは通常弾と貫通弾のLV1と2だけだ。
戦って勝てる弾数じゃない。
だけど――やるしかない。
「――アルス、武器に」
『了解ッス』
するとアルスはピーチFパラソルGに変化した。
そして通常弾Lv2を装填し、照準をクシャルダオラに当てる。
(クシャルダオラ・・・・・・もう一度勝負だ!)
そして引き金を引き、薬莢の飛ぶ音を合図に私とクシャルダオラの戦いが始まった。

連投はあまりしたくはありませんがこれはどうしてもやりたかった描写なのでやってしまいました。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.125 )
日時: 2014/02/11 10:07
名前: 碧龍 (ID: aMe9nM6S)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>124の続き

一方、リオウ&ライオス組vsナナ・テスカトリ
「しぶといな…。二体同時とはいえ、普段ならG級個体でも5分かからないのだが…」
と独り言を言いながら天上天下天地無双刀を振りかざす。
「独り言を言う暇があったら気刃斬りでもしろよ。ったく、ホントしぶといな…」
間もなく戦闘開始から5分が経過しようとしている。
「テオ・テスカトルの時はそうだったが、もしやこいつも…」
その時、俺の脳裏にあることがよぎってしまった。
それは、最凶最悪の状況であり、ヤマツカミに追いつく以前に
この二匹の古龍すら突破できないかもしれない状況になることを暗に指していた。
(ありえないよな?…否、分からねぇぞ。クシャルダオラは有り得ないと思うが、ナナ・テスカトリはまだ体力が有り余っている。)
もしかしたら。いや、もしかしなくても。
「ナナがあのテオと同じように、"不死鳥"になるかもしれねぇぞ。」
と、その時。ナナが転倒した。
「…畳み掛けるぞ、ライオス。」
「分かってる。俺に気刃斬り当てるなよ。」


お久しぶりです。諸事情があったりネタが無かったり(ぇ)で来れませんでした。

支援age orz
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.126 )
日時: 2014/02/11 11:54
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: Fl7IMizC)

>>125続き
「・・・・・・いや、アレを使った方が早く済む。ライオス、くれぐれも僕の前に立たないように・・・・・・斬られたいのなら話は別だが」
「リオウ、それ、どう言う事だ」
「・・・・・・言っておきますが僕の後ろ以外で安全は保障できませんよ」
そう言って腰に薙いでいる通常より短めの天上天下転地無双刀【疾風流水ノ型】の柄に右手を添え、体勢を低くし、構える。
そして1秒経った。
すると不思議な事にナナ・テスカトリの頭と両翼から出血した。
「・・・・・・おい、リオウ。さっき何をやった」
「順番に右翼、頭、左翼を斬っただけです。・・・・・・もしかして、見えませんでしたか?」
とても不思議そうな顔をしている。
たった1秒の間にあれだけの攻撃を与えること事態俺としては”異常”としか言えない。
(あれが世界最強のハンタ−の実力と言うわけか・・・・・・納得するしかねえな)
しかし、俺からするとこの程度は奴の力のほんの1分に過ぎない。
「さすが、ラオシャンロンを真っ二つにした奴だな」
するとリオウの顔が少し陰り
「・・・・・・それは、どうも」
とだけ言った。

その頃〈ミナガルデ〉
「私は・・・・・・生きている。何とか――生き延びたのだ」
古塔で起きたあの、ヤマツカミの事件。私以外の人は全員ヤマツカミに吸い込まれてしまったのだ。
(やっと・・・・・・日常に戻った気分)
ふとコンコンと、窓を叩く音が聞こえる。
窓のほうを見るとそこにはガブラスに酷似した知能がそれなりに高く、飼い馴らす事でオトモにもなるモンスター――ホルクがそこにいた。
しかも足に手紙を付けているところ、伝書鳥の役割をしているのだろう。
伝書鳥よりもホルクが優れている所はまず飛行速度だ。
伝書鳥が3日かかる所をホルクは1日でいける。その上、モンスターの為、一度に運べる量が多い。
しかし、モンスターの為、飼い馴らすのが難しい。
だが、このホルクは良く飼い馴らされている。
いったい何の手紙だろうか? 足に付いている羊皮紙を広げ、内容を読む。
「えっ・・・・・・こ、これは・・・・・・」
その内容は私に向けられたものではなく、元々のこの部屋の住人である人物のものだと言うのは解ったが、他には解ったことはない。
(この送り主の名前・・・・・・もしかして・・・・・・)
すぐにその思考を中断した。
(ないない。彼女は変わり者が多い私達王立書士隊の中でも飛び抜けて変わり者だし・・・・・・それに宛て人の名前と苗字が同じだし・・・・・・)
でも、この宛て人って確か・・・・・・ドンドルマに行ったはずだ。その事を伝えよう。
「あのーこの人は今ドンドルマに居るはずだから・・・・・・」
そう言ってこの手紙を足に括り付ける。
すると開け放った窓からホルクはドンドルマまで飛んでいった。

同刻〈ドンドルマ〉
『ドンドルマ全体に古龍襲来警報が発令されました。ドンドルマに住んでいる一般住民及びハンターランク6未満のハンターは最低限の荷物をまとめ、速やかにお逃げください。また、ハンターランク6以上のハンターは、ギルドナイトと共に、広場に集合してください。繰り返します』
「これで取りあえずは一安心だな・・・・・・」
ドンドルマの広場には今、ギルドナイトとハンターランク6以上のハンターが揃っていた。
「古龍襲来警報を出すの早すぎませんか? 後2日は大丈夫じゃなかったんですか?」
「それが――住民を怯えさせない為、隠していたのだが・・・・・・正直に言おう。ヤマツカミの進行速度が予想以上に速いのだ」
広場のざわめきは一瞬にして静まり返った。
「――当初は1週間でドンドルマに来ると思われていたのだが・・・・・・実際の猶予は後4日しかないのだ。しかもこれは準備を抜いた状態で後4日しかない。つまり、後4日でバリスタ、大砲、撃龍槍の整備。そして――それらを動かす為の弾や燃石炭をはじめとする火薬を大量に集めねばならない。しかし4日間――政客には3日間でそれらの準備をしなければならない。しかし、3日間では整備しかできん。つまり! このドンドルマを護る為には・・・・・・貴君ら勇敢な戦士達を必要とする。ここに集まった全員、この街を護る為に・・・・・・その血を流してくれッ!」
その演説はここにいる全員の士気を高めるには十分なものだった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.127 )
日時: 2014/02/17 17:22
名前: 碧龍 (ID: 2Xzq2xYb)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>126の続き

ほぼ同刻、ディアナvsクシャルダオラ
弱っていたとはいえ、相手は古龍。
10分足らずで討伐できる相手でない事は分かっていた筈だ。
…勿論、ナナシが死の淵を彷徨っている事も。
そして、
「弾切れ、か。」
戦って勝てる弾数でなかったことも。
今更になって、逃げなかった事を後悔する。だが、
『Lv1通常弾は残っているっす。ご主人、どうするんすか?』
希望はある。無論、糸よりも細く、淡い希望だが。
どうする?このまま…何も出来ないまま逃げるのか?
「その質問の答え、もう出ている筈だぜ。…こいつを討伐しなければ、冗談抜きで殺されるからな。」
…!…この声は、まさか!
「ライオス!どうして此処に…。」
その声が聞こえた方向を見ると、そこにはーーリオウと一緒にナナ・テスカトリと戦っている筈のギルドナイトーーエルキュール・ライオスその人が立っていた。
「詳しい説明は、こいつを討伐してからにしてもらうぜ!…お前はナナシを助けろ!」
「…分かってる。後は任せたよ、ライオス!」
かくて私は、ナナシを助けるべく、ナナシが居る方に全力で走った。
「…お前の相手は、この俺だ!…邪魔はさせないぜ、クシャルダオラ!!」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.128 )
日時: 2014/02/22 17:17
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: luItGEac)

>>127続き
(相手はクシャルダオラ・・・・・・風の鎧は以前ディアナが角を破壊したから発生しない。油断しなければ誰でも倒せる――何も起こらなければ)
剣を握る力が強くなる。いくら風を纏ってないとは言えど相手は古龍種。緊張の一つぐらいはする。
(落ち着け・・・・・・落ち着くんだ俺――俺は奴を・・・・・・討伐する!)
クシャルダオラのブレス。
これは予備動作ですぐ解った。冷静に回避し、腹下に潜り込み、切り上げ。
離脱。
回避。
溜め斬り。
旋回。
そして溜め斬り。
頭に当たる。
クシャルダオラは怯み、すぐ動ける状態ではなくなった。
そこに溜め3をもう一度頭に叩きつける。
クシャルダオラが討伐されるのはもはや時間の問題であった。
しかし、そう上手く行くほど狩は甘くは無い。
周りの気温が急激に下がる。
それに呼応するかのように角を破壊され、纏えないはずの風を纏い、その風は嵐に変化した。
そして、共鳴するかのごとくナナ・テスカトリの炎の出力が上がっていく。
「マ、マジかよ・・・・・・」

メンテ
狩人劇場 ( No.129 )
日時: 2014/02/23 21:33
名前: 碧龍 (ID: Y./oxf0N)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>128の続き

「やはり、か…。」
最悪の場合として予感していたとはいえ、本当に起こるとは思っていなかった。
(…遂にナナも、不死鳥と化したか。まぁ、不死では無い事を願うが。)
不死では無いのなら勝機はある。無論、可能性はかなり低いが。
と、そんな事を考えている内に、不意にある事に気付いた。
(…そういえば、この丘は密林と峡谷の近くとはいえ、ギルドの管轄外の筈だ。。。ならばーー)
…なぜその考えが今の今迄浮かばなかったのかと、我慢できずに微笑してしまう。
そして俺は、天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】を片手で持ち、片手剣のようにして構える。
(…ギルドには悪いが、俺らの命には換えられないからな。)
そう。狩猟場に何があろうとも、俺らの命には換えられない筈。だから
「久しぶりに、暴れさせてもらうぜ!」
瞬間、不死鳥と化した炎妃龍の突進がこちらに向かって来る。
余裕で回避し、すかさず攻撃を2回当てる。
刹那、不死鳥化した炎妃龍が雄叫びをあげた。どうやら怒ったようだ。
(いくぜ!炎妃龍、ナナ・テスカトリ!!てめぇの余命は、もう5分もねぇぜ!)
勿論、5分も与える程時間がある訳がないし、与える気も更々無いがな。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.130 )
日時: 2014/03/06 13:39
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: e.Y1d2T6)

>>129続き
僕が持つ最強の力――それは封じられた力。
神の力と呼ぶに相応しいものだ。
しかし、それと同時にできれば生きてる間で使いたくなかった力でもある。
使えば確かに勝てる。
しかし、周りを確実に巻き込むだろう。
奴らを討伐したところでライオスやディアナも巻き込んでしまうだろう。
それに――ナナシの事も。
(ソロなら使っても問題は無かっただろうが今はPTメンバーがいる・・・・・・巻き込むわけには行かない。なにより・・・・・・リラ。いや、ナナシが――)
使うか使わないか、迷っていたその時だった。
クシャルダオラとナナ・テスカトリが飛んでいってしまった。
そしてそれとほぼ同じくらいのタイミングで、ナナシが息を吹き返した。
――取りあえずは何とかなった。
「あ、あれっ!? クシャルダオラとナナ・テスカトリは?」
――良かった。ナナシが無事で、本当に。

それからアプトノスタクシーに乗って順調にドンドルマを目指し、密林と峡谷の間は、あれ以降何も起こらなかった。
どうも寝られず、タクシーに揺られながら星空を見上げていたとき、私と同じで寝れないのかリオウが話しかけてきた。
「・・・・・・ナナシが無事で本当に良かった」
ナナシの寝顔を見ながらリオウがそう呟く。
「ホント、あの時は流石に焦ったよ・・・・・・ところでリオウ。話って何?」
視線を私に戻し、真剣な目つきで語り始める。
「まず、自己紹介からかな・・・・・・僕の名前はリオウ・エンシェントハーツです」
初めてフルネームを聞いた。
・・・・・・てっそれよりも――
「エンシェントハーツってことは・・・・・・もしかして王立書士隊の・・・・・・ライラ・エンシェントハーツの――」
そこまで言ったところでリオウは頷いた。
「そうです。ライラさんの弟です。まあ・・・・・・拾われの身ですがね・・・・・・」
「そうなんだ・・・・・・私はたまに職場で会うけど・・・・・・」
「へえ、じゃあどんな人かは大体解るんですね?」
「ん〜あんまし何考えてるか解らないな・・・・・・何と言うか、“見えない”と言うべきなのかな・・・・・・多分。でも、たかだかこのくらいの事じゃあ今話さなくてもいいんじゃ? これ以外にも話ってあるんでしょう?」
すると、図星を突かれたような顔をした。
「・・・・・・中々、鋭いですね――その通りです。まあ、もう一つの話と言うのは――ナナシの事です」
――え?
「ナナシの事って・・・・・・?」
「――ナナシは・・・・・・僕の探している妹だ。血こそ繋がってませんが――僕と同じライラさんに拾われたんです。勿論。名前もちゃんとありますよ。リラって名前が」
え? それじゃあ、何で――
「じゃあ、何故その事を言わないんだ! 何年も探し続けてたんだろ?」
その問いに対し、残念そうな。それでいて、少し照れくさそうな複雑な表情をしている。
「今言った所でリラは昔のことを覚えていない・・・・・・今言った所で混乱するだけだ・・・・・・そ、それに――」
そこで歯切りが悪くなったのか、言葉を切った。
でも、その先に続く言葉はなんとなく想像が付く。
「・・・・・・もしかしてロリコン?」
「バッ、バカを言うな決してそんなモノではないぞ・・・・・・」
暴露しているようなものだが突っ込まないほうがいいだろう。そうしないと多分自爆するだろうし・・・・・・

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.131 )
日時: 2014/03/13 22:57
名前: 碧龍 (ID: fIxYWWV8)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>130の続き
今回は短めかも

少し経って〈ドンドルマ〉
「ヤマツカミは…まだ来てないみたいだな。」
「何とか間にあったみたいですね。」
「そうみたいね。」
「…あ゛あぁー、死ぬかと思いました。。。」
『ご主人を助けようと無理するからっすよ。』

 台 詞 だ け に し て み た 
まぁ、ただやりたかっただけです、はい。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.132 )
日時: 2014/03/18 14:47
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: Y5tSAKOh)

>>132
「そういえば・・・・・・コイツってまだハンターライセンス習得してないよな」
ナナシを指差してそう言う。
「ハンターライセンスって?」
その問いに対し、リオウが答える。
「ハンターライセンスとは・・・・・・“ハンター”と言う仕事をする為にハンターを纏め上げている組織――ハンターズギルドに登録することです。これをすることにより始めてハンターとしてクエストを受けられるんです。ちなみに、これを取らずにクエストをやる事はは違法行為なので・・・・・・」
と、そこで言葉を区切った。
そう言えば私達結構違法ギリギリの事やってたな・・・・・・
ちなみに、この会話で一番青い顔しているのがライオスだ。
ライオスはギルドナイトと言う立場上、そう言ったことをする者を裁かなければならない立場に当たるからだ。
「じゃ、俺の手回しで作っとくわ。上の方にそれなりに顔は利くし」

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.133 )
日時: 2014/03/21 20:21
名前: 碧龍 (ID: 6ThqNNvD)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>132の続き
「ってなわけで、ナナシ!ついてこい!」
「ぅわ、ちょ…待ってくださぁい!」
そして・・・
ライオスがナナシを連れて(?)何処かに消えてから数分後…
「…あいつ、ちゃんと上手くやってくれますかね。」
「さぁね。あいつがヘマしなけりゃ良いんだけど…」
普段が普段なせいか、信頼が全く無い。そんな中、
「あ、帰ってきた。」
ライオスが帰ってきた。
「…思ったより時間かかりましたね。」
『何処行ってたんすか?』
「まぁ色々あってな。」
質問をはぐらかすな。というか
「ナナシは何処?」
「ギルドマスターがギルドカード作るとか何とか言ってたから、多分それ。」
「意訳すると『どこかは知らん』っていうことか。」
「だいたい合ってる。」
おいこらてめぇ。
「それにしても、ナナシのギルドカードを作るってことは、ナナシがハンターライセンスを取得したってことか?」
「あぁ、まぁそうなるな。」
ギルドも意外と緩いな。
「あれ?でもさ、ナナシが着けてた武器とか防具はどうなったの?」

ハンターライセンス=ハンターに必要なもの→ギルドカード
という連想の結果、いつも以上にgdgdに(汗)

age
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.134 )
日時: 2014/03/22 14:39
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 1i6nFek/)

>>133続き
「それはもういない母親が作ってくれたモノという設定で済ませた!」
そんなんでいいのかよ、ギルドナイト・・・・・・
1時期憧れていたがこれを見てもはや幻滅してしまった。いや、ライオスがギルドナイトの時点で既に幻滅はしているが。
「ところでハンターランクは・・・・・・」
リオウが首を突っ込んできた。
「ん、ああ。コネでG級で通した」
おい、待て。どうやった。
するとリオウが何かを感じ取ったのか、上を見上げる。
「――皆さん、祭りの始まりですよ」
その言葉から察するに、どうやら――来たようだ。
ヤマツカミが。

少し前<ドンドルマ>
城壁の様な風貌の壁に聳える撃龍槍。
その上を少しの異変も見逃さんとする気球が飛び回り、地上を一触即発の空気で包んでいるハンター達。
警備は完璧に見えた。
しかし、事は何の前触れも無く起きた。
降ってきたのだ。
中央に。
何の前触れも無く。
真上から――
それにはハンター達も度肝を抜かれたらしく、酷く動揺している。
そして、その様子を無機質な、焦点の合っていない眼で見下す、古龍。
この時、ギルドナイト達は愚作であったことに、気づく。
――ハンターを1箇所に固めすぎた。
こうなる事は誰も予想していなかった。
雲に隠れて真上から強襲をかけられるとは、誰一人も。


用語についての補足。
ハンターライセンス=ギルドカードこれは合っています。
まず、ギルドカードですが、これを発行出来るのはハンターズギルドで、ギルドナイトはそれの管理を行っています。
・ハンターズギルド:ハンターを統括し、生態系の保護を目的とする組織
・ギルドナイト:表向きには王の護衛。裏向きには“掟”を破ったハンターの抹消を目的として動く
・王立書士隊:古の文献に触れ、その知識を伝えるのを目的としている。仕事上、古龍観測所や王立武器隊にパイプがある
・古龍観測所:呼んで字の如し。生態が不明の部分が多いモンスタ−を調査する
・王立武器隊:王立書士隊が入手した科学技術を使い、昔の優れた武器を作り上げるのを目的としている

ホントはもっと複雑ですがそれについてはまたの機会に説明しようと思います
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.135 )
日時: 2014/04/03 22:58
名前: 碧龍 (ID: SKYA1GEI)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>134の続き
「それにしても、随分高いところに居るな。一体どうしろってんだ?」
ライオスが空に居るヤマツカミを見ながら言った。
「簡単な事です。撃ち墜とせば良いんですよ。」
リオウがいとも簡単な様に答える。しかし、リオウの言ってるそれは只の無茶
…なのだが、ライオスは簡単だと思ったのか、こちらを凝視している。
「・・・ウ、ウチオ卜シナラマ力セ口一。」
『ご主人、棒読みなのバレバレっすよ。』
あ、やっぱりバレたか。
「なんだよぉ。出来ないのかよ。」
「理論は分かる。けど…」
無茶過ぎるし、さらに言うと
「弾切れてるし。」
此処に来る迄に遭った対クシャルダオラ戦(in何処かの丘)の時に弾が切れてるので
撃ち墜とすどころかヤマツカミに効果的なダメージを与えることすら困難だ。
「弾切れなら仕方ねぇ。俺らがヤマツカミ追っかけてる内にそこら辺で買ってこい。」
「勿論。ま、最初っからそのつもりだったけどね。」

あとがきという名の余談

用語解説有り難う御座います!
参考にさせて戴きます!
…という本音は置いといて(ォィ

ageるZE☆(黙
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.136 )
日時: 2014/04/04 13:44
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: Cl1.ql2f)

>>135続き
「しかし困りましたね・・・・・・あの高さだとヘヴィボウガンの貫通弾による狙撃で無いと届かないのでは?」
「あーそうだな・・・・・・取りあえず角笛吹いてみるか」
「笛ならボクが吹くよ。得意だし」
そう言ってライオスから笛を取り、吹く。
「そう言えば・・・・・・ギルドカードの名前はどうしたんですか?」
リオウの質問。
「ジェイド・フローライトで登録しといた。我ながら良い名前だろう?」
「そうですね・・・・・・」
と、雑談を交わしていたらついにディアナが弾を大量に持ってきた。
「ゴメゴメン、店どこも人いなくてさ・・・・・・拝借してきたけど――良かったのかな・・・・・・?」
「ま、別にいいだろ、命には換えられねえし」
「サジェルさん。ヘヴィは使えますか?そこで野たれ死んでるハンターから拝借してきたものですが・・・・・・貫通弾使えるので問題ないでしょう」
そう言ってリオウから夜砲【黒風】を貰う。
そしてそれに貫通弾Lv3を装填し、構える。
ヤマツカミを照準に捕らえ、トリガーを引く。
するとそれはヤマツカミの腹部に当たり、角笛のおかげもあってかこっちに気が付いた。
「アルス! 武器に!」
アルスは光り、武器と呼ぶにはあまりにもかけ離れた、傘としか思えないライトボウガン――ピーチFパラソルGになった。

今回はハンターズギルドについて詳しい説明を。
まず、ハンターズギルドの経営方針は、モンスターではなく生態系そのもののバランスを保つ事で、その為なら古龍だろうと保護する。
これが方針の為、よっぽどの事が無い限り、絶滅命令は下さない。
一部例外がいるがそれは“生態系の破壊に繋がる”モンスターで、例を挙げるならばミラボレアスやイビルジョー、それからリミッターが切れた暴走モンスター(激昂ラージャンなど)が該当する。
メンテ
Re:狩人劇場 ( No.137 )
日時: 2014/04/07 16:45
名前: 碧龍 (ID: ra8mo1a7)
参照: 文字数制限のせいで台詞だけにorz 勿論続きは丸投げ(ォィ

>>136の続き
一方その頃、〈ドンドルマ〉 ある建物にて。
「くそ、まさか強襲されるとはな…油断が過ぎたか。」
「ヤマツカミに気を取られ過ぎてましたしね。こればっかりはどうしようも無いかと。」
「お、丁度良い所に来たな伝令。こちらの被害はどの位か把握出来たのか?」
「いい加減ちゃんと名前で呼んで下さいよ。」
「質問に答えろ。」
「分かってますよ、それを伝える為に来たんですから。」
「何だよ、だったら早く言えよ。」
「『上位ハンターの約半数、G級ハンターの約1/8がやられた。原因はモンスターによる強襲』とのことです。」
「…『原因はモンスターによる強襲』…か。」
「やっぱりそこ、気になりますよね。何故わざわざ『モンスターによる』なのか。」
「…知ってるのか?」
「まぁ、あくまで僕の憶測ではありますが、まだ原因のモンスターを観測出来てないのかと。」
「『だが、あんな見晴らしの良い場所でそれは無いだろうから、原因は『アイツ』だろう』…か?」
「まぁ、言いたかった事はそんなところですね。」
「成るほど、すると原因は確かに『アイツ』しか居ないだろうな。姿を消す能力を持った古龍である」
「「オオナズチ。別名霞龍。」」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.138 )
日時: 2014/04/12 16:53
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: NpAujYJi)

>>137続き

「だとすると厄介だな・・・・・・奴自身強くは無いが姿を消すことが出来る。気が付いたら後ろを取られて嬲り殺しに合うな」
「ならば僕が行きましょう。姿を消しても気配までは消せないようなので」
そう言ってリオウは後ろを振り向きながら天上天下天地無双刀【疾風流水ノ型】を抜刀し、横に大きく薙ぐ。
すると、何も無いはずの後ろに――
“奴”がいた。
「オオナズチは僕に任せてください。皆さんはヤマツカミを頼みます。心配することはありません。僕は――気配を探るのは得意ですから」
「オウ、任せた。じゃ、行くぞ!」
こうして、ヤマツカミとオオナズチの討伐が始まった。


メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.139 )
日時: 2014/04/22 16:47
名前: 碧龍 (ID: MwBmHNAL)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>138の続き
「私たちはヤマツカミか…」
そうつぶやきながら、ドンドルマの売店から掻払ってきた氷結弾を装填する。
「それ、ホントに使うんですね…。」
「ま、背に腹はかえられないからな。」
まぁそうだけど。
そんな事を言ってる間に、ヤマツカミが結構近くまで来ていた。
「さて、殺るか。ディアナ、後ろとかは頼んだぜ!」
「了解。」
てか、『後ろとか』って…

はい、ここまで。
お久しぶりです、碧龍です。
そろそろ伏線を回収していこうかと思っています。
それでは (・○・)ノシ

(・○・){age)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.140 )
日時: 2014/05/02 10:36
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: sFkZ4.zC)

>>139続き
(しかし――厄介だな、気配に頼らなくてはならないと言うのは・・・・・・)
姿を消したオオナズチに3撃与え、会費で距離をとり、攻撃を仕掛ける。
オオナズチの攻撃を紙一重で避け、太刀を振り下ろす。
この辺りで初めて、あることに気付いた。
それは――オオナズチが姿を消したままだと言うことだ。
そしてここで、焦りが生じた。
まずい、早く討伐をしなければ――
気配を読めることで得た優勢さは、失われつつあった。
確かに気配を読むことはオオナズチに対して有効な手段だ。見えようと見えまいと攻撃が出来るからだ。
しかし、致命的な弱点が、3つ。
1つは、それをする為には全神経を集中させなければならないことだ。
すると、痛覚も鋭くなっているのが道理と言うものだ。
オオナズチの攻撃が当たる。
普段なら気にも留めないような傷だが、今回は状況が違う。当たった瞬間に走る例え様も無い激痛が全身を駆け巡り、血反吐を吐く。
そして、ここで2つ目と3つ目の弱点が現れる。
それは――常に集中力を最高潮に持ってこないといけないことだ。
そこから少しでも揺らげば、一気に崩れ落ちる。さっきの一撃は、それには十分なものだった。
それから――集中力が切れた瞬間に襲う、疲労感だ。
(ここまで――か)
そこで意識が途切れた。

『・・・・・・力が欲しいか?』
黒い空間にい対照的な真っ白な髪をもつ、紅い眼を持つそれはそう問いかける。
「冗談じゃない、もう・・・・・・お前の力を借りないと決めた。その決心が揺らぐことは無い」
『ハッ。まだそんな事言ってんのか? ・・・・・・現状を見てそんな強がり言えんのか? 言っておくがな、護る為にも力は必要だ。何を拒むことがある?』
「それでも・・・・・・その力で仲間を失った! その力が無ければ失うことは無かったはずだ!」
『まだそんな事言ってんのか。お前も感じてるはずだ、この世界で蠢く大きな力を。それはお前らに牙を向くぞ? リラをそれから護る時に俺の力が必要だぞ? それにこんなところでくたばったらそれこそ何も出来なくなるぞ?』
「・・・・・・そうだな。だが――主導権は僕が握る。それくらい出来るだろう?」
『・・・・・・あの時と比べて大分強欲になったな。良いだろう。力をくれてやろう。俺はお前でありお前は俺だ。主導権を握れるものならやってみな』

血が滾ってくる――失われたはずの力が戻ってくるのを感じた。
(いける――これなら奴を殺すには十分だ!)

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.141 )
日時: 2014/05/17 07:19
名前: 碧龍 (ID: PzouPa/n)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>140の続き
一方その頃

気づくと、私達がヤマツカミと戦ってから、5分程度経過していた。
私達三人は、ほぼ無傷でいるものの、相手は古龍。余裕をかましている暇など元から無かった。そんな時
「ん?なんか飛んでるぞ。」
ライオスの言葉を聞き、ふと空を見てみると、確かに何かが飛んでいた。
「あれは…ホルク、ですかね?」
ナナシ…改め、ジェイド・フローライト(byライオス)がそう言ったが
「「え?」」
飛んでいるものが遠すぎて識別出来ない私とライオスは、聞き返すのが精一杯だった。
「ま、あれが何であれ古龍との戦闘中に割り込んで欲しくは無いな。」
ライオスがため息まじりにそう言うのは、単にハンターとしてなのか、それとも…?
「ちっ、メリーゴーランドの時間は終了か。」
「メリーゴーランドみたいに優しいものじゃないけどね。」
何がどうであれ、古龍との本気の勝負だ。もとより油断が許されるような相手ではない。
それに、古龍クエストの失敗は、大概の場合、直接的に「死」を表す。

追伸
とりあえずホルクだけは回収しておいた。
他にも数個、細かい伏線があるので回収してきます。
それでは ノシ

かなりsageられてたのでage
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.142 )
日時: 2014/06/01 12:41
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: sFkZ4.zC)

>>141続き
油断=死――これはハンターにとって常識の事だ。
しかし、いくら周到にしていても、不確定要素は振り払えない。
その不確定要素を打開できるのは経験に裏付けされた勘と技量。何より――無謀と慎重のバランスだ。
それで言うと、ナナシ――改めジェイドはその二つを持っていた。
だが、これはガンナーと言うパーティーの後方支援に回る者としての勘だが――
攻撃に時折、迷いや躊躇いがある様に感じられる。
ふと、初めて逢った時の事を思い出す。
――龍の声を聴く
(まさか・・・・・・ね)
ディアナの勘は――的中しつつあった。

ジェイドが牽制に徹し、ライオスが決定打の一撃を当てる。このリズムを崩さずに戦っていた。
しかし、それも――ジェイドの精神状態により、崩れようとしていた。
雷刃ヴァジュラを振るい、ヤマツカミの皮膚を切る度に、ヤマツカミの声が、頭の中に響く。
コ ロ シ テ ク レ
そう、悲痛な叫びが――聞こえてくるのだ。
ジェイドはこのヤマツカミに始めて逢ったその時から大きな力に苦しんでいたことも、殺して欲しいことも――全て知っていたのだ。
だが、あの時は殺す決心ができず、眠らしておいたのだ。
そして――そのせいでこうなったことも解っている。
(ボクは・・・・・・どうすれば――)
その答えは解っている。ヤマツカミがそれを望んでいる。しかし、ジェイドがそれを許容できない。
そんな時だ、ライオスが触手に払われたのは。
カイザーX一式が幸いし、致命傷にはならなかったが、相当痛かったらしく、腹を押さえながら立ち上がる。
「何迷ってるんだ! 速くソイツを殺すんだ! ソイツを生かして、トドメを刺さなかったアンタには責任があるだ!」
ディアナがジェイドの心を見透かしているかのようにそう言うが、ディアナは気付いていた。
まだ、15も超えていないであろう少女だと言うことに――ただ純粋で、龍と人の狭間に生きてる事に。
「また・・・・・・眠らせりゃいいだろ? なあ、ジェイド」
腹を押さえながら、痛みを堪えながらライオスがそう言う。
だが、ジェイドは首を横に振った。
「同じモンスターに同じ音は聴かないんだ」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.143 )
日時: 2014/06/06 07:05
名前: 碧龍 (ID: jAveb4LU)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>142
「同じモンスターに同じ音は効かないんだ。」
それに、とジェイドは続けて言う。
「この笛は、他の笛と同じ様に、同じ音でしか効果が出ないんだ。」
他の笛、というのは恐らく、鬼人笛や硬化笛等のことだろう。
そう考えれば、当たり前といえば当たり前か。
「そういうことは、きちんと言ってくれよ…いきなり言われたら吃驚するじゃねぇかよ。」
まぁライオスの言うとおりでもあるけど。
…そういえば、リオウはどうしたんだろ。
あいつのことだし、ナズチにやられて野垂れ死んでることは無いと思うけど。

同じ頃。ポッケ村では、避難勧告は出てないものの、G級の一部のハンターの間では
「激昂ラージャンみたいにリミッターが外れた古龍が、街や古塔に出没している。」
といった内容の噂が、酒の肴として流れている。
無論、本気でその噂を信じている者は誰もいない。ギルドナイトを除いては。
「ライオスの奴等、巧くやってくれているだろうか…。」
「さぁな。まぁ、アイツのことだ。そう簡単にはくたばらない。」
「…だといいがな。」

はい、ここまでです。
お久しぶり(?)です。
今回は伏線回収というか、普通に続きを書いた感じですかね。
ではでは。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.144 )
日時: 2014/06/09 20:08
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: fqQubE28)

>>143
暗がりから一転の光が見える。
あの先には、やらなければならない事が残っている。
その光に意識を向け、その光へ走り出す。
――刹那。リオウの身体に紅い雷が一つ、落ちた。
リオウはその雷を全身で浴び、漆色のその髪は、まるで脱皮をしたかの様に、純白のそれに変わり、首程しかなかった髪が、腰の辺りまで一気に伸びた。
琥珀の眼は、先程の雷と同じ、真紅色のそれだった。
そして、天上天下天地無双刀【業炎爆雷ノ型】を、片手で抜刀する。
両手で持ってやっと扱える重さであるのは、リオウでさえそうだったが――今は違う。
片手剣でも振るうかのごとく、軽々と片手で取り回せるのは、その内側に秘めた力のおかげでもあった。
龍属性を纏うその刃に、さらに紅い雷が走る。
「これで終わりだ! 喰らうが良い。――神の裁きを!」
天上天下天地無双刀【業炎爆雷ノ型】を縦へ振り下ろす。
すると、龍属性を纏った紅い雷の斬撃が、その大地を砕きながら走り、オオナズチに襲い掛かる。
オオナズチはと言うと、プレッシャーを感じているのか、みじろき一つせず、それが直撃した。

そのオオナズチは、真っ二つに引き裂かれ、それぞれがバランスを失い、倒れこんだ。
リオウは、力の反動か、身体に激痛が走り、気を失った。

――同じ音でしか効果がない。
その笛が発する音は、元来散り逝く命に奉げるものだ。
モンスターを眠らすのは、そのうちの一つの面を使ったに過ぎない。
あの笛には、もう一つの旋律が隠されている。
後は――それを行動に移すだけだ。
後は行動するだけなのに――
常に最後のところで決心を鈍らせる。
(ボクは・・・・・・ボクは・・・・・・)
震える手から、雷刃ヴァジュラに似た片手剣が滑り落ちる。
「もう・・・・・・覚悟を決めな。本当は、自分自身でもそうしようと思っているはずだ――大丈夫。自分一人でで重いなら、分ければいい。私もそれを背負うから・・・・・・」
一人で重いなら分ければいい――
人と龍の境界面に身を置き、4年の空白を経たジェイドは、その境界面としての役目背負うには、余りにも幼く、脆く、そして純粋だった。
彼女は人と龍の境界面である以前に、15歳もいかない少女であった。
それも―4年と言う空白のため、純粋で、脆弱な心を持った。
その事をディアナは見抜き、その言葉をかけた。
その言葉は、ジェイドの心に確かな変化を齎せた。
(一人で重いなら分ければ良い・・・・・・)
その言葉を心の中で反芻させ、その意味を噛み締める。
やっと――決心が付いた。
落ちた雷刃ヴァジュラをもう一度手に取り、柄にキリンの蒼角の笛を合体させ、横笛として、吹く。
ヴァジュラの刀身に、穴が開いてあるのはこの為で、それをする為に形が微妙に変わっていたのであった。
その笛の音が一つ一つ繋がりを持ち、やがて一つの旋律となった。
その音は静かに安らぎを与えるような音色ると同時に、どこか――哀しい。
その旋律は、ヤマツカミに対して送る、レクイエムの様でもあった。
旋律を奏でる度に、雷刃ヴァジュラの刀身に、雷が宿り、やがて雷を束ねた刀となった。
「ヤマツカミ・・・・・・もう、終わりにしよう」
そう言い、雷を束ねた刀を構え――
一閃。
その一閃をし、ヤマツカミの皮膚に触れた瞬間、
ア リ ガ ト ウ
そう、長年の呪縛から解き離れたかのような、嬉しそうな声でそう言った。
勿論。それがディアナやライオスに聞こえる訳では無いが、それは確かにジェイドの心に響いたのだ。
ジェイドの真紅の瞳から、大粒の涙が零れ落ち、その場でしゃがみこみ、泣き続けた。
こうして、ヤマツカミの事件は、一件落着した。

その日の夜、少女は夢見た。
場所は古塔で、そこにはテオ・テスカトルと――太刀を構え、テオ・テスカトルと相対している者がいた。
その顔が、やけにリオウに似ていた事が、嫌に印象的に残った、不思議な夢だった――

〜2日後〜
リオウはドンドルマの医療室で目覚めた。
「やっと目覚めたんだね・・・・・・内側から大きな力が加わって血管の一部がそれに耐え切れずに切れてるんだ。もう少し安静にしていた方が良い」
そう医者に言われ、確かに右腕に激痛が走るのを、リオウは感じた。
その激痛を堪え、周りを見渡すと、ディアナ、ライオス、そしてジェイドがいた。
「お、リオウ・・・・・・やっと目覚めたか・・・・・・腹減ってるだろ? ディアナが焼いたパンだ。ちゃんと食っとけ。美味えぞぉ?」
そう言って、パンが3個入ったバスケットを渡してきた。
「あ、そうそう。君リオウと言ったっけ。手紙が来てるよ」
そう言って医者は、リオウに羊皮紙を渡す。

やっほ〜い。
リオウ君元気かなぁ〜?
えっ!?私は?って?
そりゃあモチロン龍撃砲撃てちゃうくらい元気バリバリだよッ♪
たまには私の所へ帰ってきなよぉ〜
フカフカの布団ちゃ〜んと用意できてるからさぁ〜
まあ、ここからが本題だけど・・・・・・ちょっと面白い物解読できちゃってさぁ〜
今起きてる異変にバッチシ関係のある事なんだ♪

・・・。
その手紙の内容を読んで――文字通りリオウが固まった。
それから暫く経つと、リオウの硬化状態が解け
「・・・・・・どうやら姉さんの所に行かなくてはなりませn・・・・・・皆さんも勿論付いてきますよね?」
全員がそれに頷くわけではなかった。
「行くっていっても・・・・・・場所はいったいどこなんだ?」
ライオスが何と、まともな事を言ったのだ。
「「場所はバチュバトム樹海。通称〈樹海〉と呼ばれる場所」です」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.145 )
日時: 2014/06/28 08:12
名前: 碧龍 (ID: AM3na35q)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>144の続き
「樹海か…微妙だな…。」
「なんで?」
「ナルガは楽なんだけどさ、俺ヒプノックが苦手だからさ。」
問題はそこじゃなくて、此処からの距離だよね?
「それに、ここから樹海まで行くとなると、それなりに遠いからな。」
とライオスは言ってるけど、結局は行く事になるのが目に見えてるので、
「行こう、リオウ。そんなバカは置いといてさ。」
さっさと茶番を終わらせることにした。
「おいおい、そりゃないぜ。」
…返事をしたって事は、自分がバカだって自覚はあるのだろうか。

数十分後
「やっと着いた…。」
「結構時間かかったな。」
「前みたいに、何かが無くて良かったですね。」
「ですね。」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.146 )
日時: 2014/06/28 18:15
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 2G5vs2y2)

>>145
さらに歩く事数時間。不思議とモンスターの遭遇率が極めて低かった。ナルガクルガ1匹と遭遇はしたが、一人バカが混じってるとは言えど、楽勝だった。
だが、一つ、口にはしていないが、嫌な予感がしていた。
――迷ってるんじゃないのか? コレ
「・・・・・・この獣道を真っ直ぐ行けば、あの人の家につけます」
迷っているわけではなかったようだ。良かった。
しかし・・・・・・この獣道どれぐらい長いのだろうか?

〜40分後〜
「・・・・・・つきました。この家です」
目の前には木造の小屋が一見建っていた。
その家の戸を、リオウがノックする。
「姉さん! ライラ姉さん! 居るんでしょう!」
少し間をおいて、扉から誰かが飛び出してきた。
「おかえり〜! リオウ〜。まったく! こんなか弱い乙女一人こんな所に残してどこ行ってたのさぁ〜」
「・・・・・・モスをぶん投げられるか弱い乙女は姉さんぐらいです」
メンテ
★狩人劇場☆ ( No.147 )
日時: 2014/08/08 00:11
名前: 碧龍 (ID: fIxYWWV8)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>146の続き
「……モスをぶん投げられる"か弱い乙女"は姉さんぐらいです。」
「茶番は此処までにしといて、っと。」
茶番だったのか。
と思った先、リオウの姉(?)…もとい、ライラさんが手紙の話を持ち出した。
「此処に来たって事は…手紙、ちゃんと届いたのね。」
「あの時は、ヤマツカミと絶賛戦闘中でしたけどね。」
ところで、とリオウが言い、話は本題に移った。
「『面白い物が解読できた』って、どういうk「それについては小屋の中で話しましょう。立ち話もなんだから。」

数分後 小屋1F居間にて

「おまたせ。」
「ライラさん…これは、なんですか?」
「これは…。」
突如口を開いた馬鹿…もといライオスは、
ライラさんが持ってきた物が分かっているらしかった。

以下、後書き的な何か
ほいやっさー、碧龍デス。
お久しぶりです。(←いっつもこればっかだなぁおい)
前回から一ヶ月も空けてしまい、すみません。
尚、ライラが何を解読したのかは考えていません(ぇ
ではでは ノシ
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.148 )
日時: 2014/08/08 12:42
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: NpAujYJi)

>>147続き
「ジェイドが持ってる本と似てないか? ホラ、古塔で拾った・・・・・・」
確かに、言われて見ればそうかもしれないが、ライラが持っているものの方が新しい気もするが。
「ジェイドって・・・・・・もしかしてこの娘?」
「ああ、そうだが・・・・・・」
ライラはジェイドの顔をじっと見つめ、思い当たる節があるかのような顔をしている。
「この娘、古塔で見つけたんだっけ・・・・・・となると、もしかして――リラちゃん!? リラちゃんなの!? リオウ〜」
ライラはジェイドを抱きしめ、頭を撫でながら顔だけをリオウに向けた。
リオウはライラの耳元で何かを囁き、ライラは合点した顔をした。
「この本だけどね・・・・・・面白い物が解っちゃったんだ〜まず、この本は今から約五百年前に書かれたあるハンタ−の日誌で・・・・・・驚く事に今と全く同じ事が起きてたんだ〜
まず、初心者が狩りに行くような大型モンスターの大量発生、突然の古龍出没、古龍の本来のテリトリー以外の移動、そして・・・・・・その後待っているのが強力な龍達による天変地異」
それって・・・・・・
これから天変地異が起きるって事なのか?
「ライラさん。じゃあ、これは・・・・・・」
ジェイドはあの本をライラに渡した。
ライラは渡された本をパラパラと読み、眼を見開いた。
「・・・・・・この本、暫く借りてていいよね〜あっ、もちろんその間はこの家にいてもらうよ〜大丈夫、3日1あれば解読できるから」
そう言ってライラは自室に再びこもった。

「・・・・・・まっ、ざっとこんなモンか」
「・・・・・・切った薪の量は僕の方が多いですよ」
「居合い抜きはズリィだろォ!」
「駄弁ってないでさっさと運びましょう。でないと風呂はおろか飯すら食えません」
「・・・・・・そうだな。ディアナの美味い料理が待ってる事だしな!」
そして、男二人は斬った薪を家へ運び込んだ。

一方、女二人はこの頃食材を探していた。
「この特産キノコは食べ頃。こっちの熟成キノコは良いスープの出汁に使える・・・・・・後は魚釣らなきゃ。それから・・・・・・ジェイドは――」
「この蟲、食べると美味しいよ」
満面の笑みで皇帝バッタを見せた。
「ヒッ! あ、あの・・・・・・そう言うのはいいから・・・・・・モスの肉を取ってきてくれると嬉しいかな・・・・・・」
「じゃあ、何体分のモスの肉あればいいの?」
「四体分あれば十分だよ」
「解った!」
元気の声でそう言い、陽が沈んでいく樹海を走る。
・・・・・・さて、釣りますか。

その後、ライオスの発言により、ここの台所をかけた料理大会が行われた。
――結論から言うと、私とリオウが勝った
ただ、ライオス以外は皆美味かった。
ジェイドは美味しかったけど多少焦げ付いてるところがあったが、ライオスはもっと酷かった。
楽しかったな――
明日もこんな感じなんだろうと思うと、少し楽しくなってきた。
今夜は、眠れないかな――
なんて考え、一夜を過ごした。

そんな日々が三日続き、ライラが例の本の話をした。
「この本ね・・・・・・約千年前にあったある文明の王女様が書いた日記そこには色々面白い事が書いてあったよぉ〜」
コホンと、一回咳払いし、話し出す。
その話は、正しくこの異変の核心に触れるものだった。

この私、アルテミス・ウェスタは今日で誕生日を迎える。陽気でいつも傘を持ってる執事アルスとノリが軽くて騎士なのに剣を持ってるヘラクレス・ライオスと王である父上とその妃である母上の四人に祝われた。しかし、その時間は長く続かなかった。
「王様! う・・・・・・上から――真っ白で、大きな翼を生やした、何かが降りてきます!」
その声と同時に、ドシンと重いものが落ちた音がし、天井に皹が入り、それが来た。
「ヘラクレス! アルス! 娘を頼むぞ!」
それに従った二人に引っ張られ、隠し通路に入る。
その間に、何かが潰れるような音がしたのでそっちを見ると父上が、潰されていた。
私達は何とか逃げることが出来たが、国は滅んだ。
その惨劇を眼に収める事無く、一瞬にして滅んでしまった。
程なくして私達は世界を放浪する。
その記録をここに記していこうと思う。

本当にお久しぶりです
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.149 )
日時: 2014/08/09 22:58
名前: 碧龍 (ID: TXqMvx84)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>148の続き
そこまで聴いて、私とライオスは、すぐにピンと来た。
「アルテミス・ウェスタ?!それに、ヘラクレス・ライオスって…まさか!!」
だが、やはり他に可能性はない。どうやら
「どうやら、そのまさかみたいだぜ?元王女の末裔さん。」
そのまさかみたいだった。
しかも、私だけならともかく、ライオスも関係あるらしかった。
「実は私も、解読前の流し読みで気が付いてね。もしかしたら…と思って。」
ライラさんがあの時目を見開いたのは、そういうことだったのか。
「でも、これって偶然なんですかね?」
ジェイドの質問には答え難いが、これだけは言える。
「偶然でも必然でも、私達自らが、その後の道を決めるのよ。」
…なんてね。無駄にかっこつけた所で、ライラさんがあの本を手に取る。
「続き、読んで良いかしら。」
「どうぞ。」「勿論。」「是非。」「…はい。」
私も私以外の三人も、それぞれ違った返事を同時に言った。
そして、ライラさんが朗読を再開する。

以下、追伸みたいな余談
ほいやっさー(適当な挨拶)
ResNo.150を前に、物語が大きく進展し、
このリレー小説()もいよいよ佳境に差し掛かってきましたね。
ではでは ノシ
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.150 )
日時: 2014/08/11 17:50
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: Lj1Xc4qB)
参照: http://youtu.be/l71pUDEk3Zg

>>149
一日目
私達は文字通り流され、ある村で拾われた。
その村では森羅万象を操る龍達が自然現象を起こし、それらと対話する事で村を豊穣へ導くと言う考えがある。
その中には未来を見る、占術と言うものが存在する。アルスとヘラクレスはどうやら気が乗らないらしく、私だけ占ってもらった。
『道を阻むは数多の龍。四人がそれを開き、遥か大陸の最果ての地に国を建てる』
それが、占の結果だった。
私達は明後日ここを旅立つ事にした。

三日目
ここを出るつもりだったが嵐に見舞われそれが過ぎるまでここに居る事にした。
そんな時、事が起きた。
嵐を鎮める為に、村の女から一人、対話するものを選ぶと言う。それに選ばれたのが、シオンと言う、不思議な少女だった。
その少女の眼は紅く、翠を宿した銀の髪を持ち、体には黒いラインがはいっていて、身長は私より頭一個分小さい。
村人はそれに賛成したが、一人だけ――兄と名乗る、シオウが反対したが大勢の意見に負け、シオンが対話の役に選ばれた。
その後、シオウが対話の内容を私達に教え、それを止めようと呼びかけた。
どうやら、シオンは犠牲になるらしい。
それを知った私達はシオンを助ける為に動いた。
風の向きを頼りに進むと、シオウと鋼の甲殻を持った龍がいた。
その龍は爪を振り下ろそうとしたが、何故か距離を取った。
すると、一角を持った白い獣が口に蒼い角で出来た何かを銜えて現れた。
すると、龍は飛んで行き、それに伴い嵐が収まった。
暫くすると、その白い獣がシオンに寄り添い、シオンを背中に乗せ、村へ帰った。
村へ帰り、事の顛末を村長に話すと村長はどこからか二本のカタナと呼ばれるものを村の男たちに取るようにと言った。
二本のカタナのうち、短くて独特の反りがあるものをシオンに渡し、長く、見るからに重そうな方をシオウに渡し、村長はこう言った。
「シオンに渡した刀は迅雷と呼ばれ、シオウに渡した刀は龍断と呼ばれておる。どちらも神代の時代より、神を裁つ刀として語られておる。そなた等はそれをもつ必要がある。そなたらが生まれたとき、そなたらを占ったのだ。その結果が“異国の地より現れし三人の者と共に紅き雷の裁きをを断つ”と・・・・・・異国の地より現れし三人の者とはこの者達の事――即ち、之をもち、そなたらは旅立たなければならぬ。それがお主等の運命。しかし、その重さに潰れるでない。如何に辛かろうと耐え忍ぶのだ。さすれば――道は開かれん」
との事だ。
後で聞いてみたが、二人とも私達と共に行く気らしい。
私達は、明朝、旅立つ事にした。

(リラ・・・・・・いや、ジェイドとはまさか――)
この時、リオウは真実のうちの一つにたどり着こうとしていた。

上のURLは物語に合うであろう曲を一曲チョイスしました。(つまるところオープニング)

過去偏ですが、一回のレスで一週間以内をめどに書いていきましょう。
注意点ですが、この頃はまだハンターズギルドとかが全くない時代を想定してください。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.151 )
日時: 2014/08/18 22:14
名前: 碧龍 (ID: E5Tx1bGG)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>150の続き
四日目
今日は、昨日の嵐が夢だったかのように晴れ、私達四人は、この村を旅立つ準備をした。
村長の言っていた"紅き雷の裁き"とやらが何なのかはっきりしていなかったが、
旅に出る前の道中でシオウ達に訊いても曖昧な答えで、結局はっきりとしないし、
なにより今はこの村を後にすることしか出来なかったので、気にしないことにした。
村を出てから暫くーーといっても、かなり時間がかかったのだがーー歩いていると、
頂点が雲で見えない程高い塔の聳え立つ場所に辿り着いた。
どうしてこんな所に辿り着いたのだろう、とは思ったものの、
結果的にこの塔への好奇心の方が勝り、塔の探索を皆に提案した。
結果は全会一致の賛成で、塔の探索をすることになった。
私とアルスとシオン、ヘラクレスとシオウの二手に別れ、
待ち合わせの場所と時間を決め、まずは塔の周りの探索を開始した。
私達は、塔の向かって左手の方から探索し、ヘラクレス達は、塔の向かって右手の方から探索した。
結論から言うと、塔の周りには特に珍しいものは無かった。
探索が終わった頃には、日も傾いていたので、安全そうな場所で野宿した。
明日は、塔の中を探索しようと思っている。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.152 )
日時: 2014/08/20 10:53
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 3QlISV1J)
参照: http://youtu.be/l71pUDEk3Zg

>>151続き
五日目
今日は塔の中を調査した。
途中、右に行くか真っ直ぐ行くかに分かれ、私とアルスとヘラクレスは真っ直ぐ進む事にした。
しかし、私達のほうは特に何も見つからず、シオン達と合流しようと思っていた時の事だった。
大きな翼を広げたそれが、降りて来たのだ。
骨格的には何時ぞやの鋼の龍と変わらない。
体の色は藍色で、確か――王妃と喩えられているものだった。
藍色の王妃は私を見つめ、服を銜え、背中に乗せたのだ。
ヘラクレスは背負った大剣を抜き、アルスは傘兼ボウガンを構え、弾を撃つが、それは焔の鎧に弾かれてしまった。
その焔は、熱くはなく、むしろ温かかった。
そのまま私は藍色の王妃に連れ去られてしまった。
藍色の王妃が空を飛び塔から離れていった。
気付けば眼下には膨大な量の水があった。
アルスにヘラクレス。それから、シオンとシオウは無事なのだろうか?
無事だと、信じていたい。

「一度、ここで途切れちゃってるんだ〜。それから、アルス達がどうなったか気になるよね〜? 凄く気になるよね〜? そこで、なななな何と! シオウが書いていた日記が何と! 王立図書館の重要書庫に認定されてました〜。そしてそれをこの私がぶんど・・・・・・じゃなくて、貸していただきました〜」
おいちょっと待て。
死刑になってもおかしくは無いんだぞ。そこのギルドナイト、仕事しろ。
そんな私の心中察したのか
「ディアナさん。今はそんな事は重要ではありません。姉さん。一つ質問していいですか?」
「答えられる事なら何でも答えちゃうぞ〜」
「・・・・・・余りにも、特徴がかぶるんです。ジェイドとシオン――体に入った黒いライン。龍と会話する――ここまで来ると、偶然ではないと思えてきませんか?」
「それはね〜リオウの本来の故郷に、その答えになりそうな文献があったのだ〜」
コホンと咳払いをし、語りだす。
「リオウの故郷にはね〜兄妹神が存在するのだ〜。その名前が、兄が龍神シオウ、その妹が雷神シオン。そして、御本尊が――リオウが使っている二本の太刀なのだ〜。もう、解ったかな〜」
「・・・・・・いちいち言い回しが遠いですよ。僕が聞いてるのは、ジェイドはシオンの血を引いているかどうかです」
「多分、引いてると思うよ〜。リオウの質問が解決したところで、シオウの書いた日誌を読んでいこ〜」
再び咳払いをし、朗読を始める。

一日目
アルテミスにヘラクレスとアルス。それから――シオンと僕の五人で旅を始めた。
村から歩くこと半日、天高く聳え立つ塔があった。
それは雲を突き抜けるほどの高さまで達していた。
アルテミスの提案で、その塔の周りを調査して見たが特に何も無かった。
陽が沈んできたので野宿をする事にした。
明日、塔の中を探索する事になった。

二日目
塔の中に入ると右に行く道と真っ直ぐ行く道と分かれていた。
僕とシオンは右に行く事になった。
右へ進むと、何やら祭壇の様なものがあった。
それも、僕の村と大して変わらないものが。
壁には壁画が描かれていた。
白い体に紅い眼。
翼は片方だけでも胴体と首を足したぐらい大きく、尻尾もそれ相応に長い。
そして――紅い雷
それに逃げる人々、抗う者といた。
確か――村長が言っていた。
かつて優れた文明を築き上げ、人は傲慢になり、天を貫く高さの塔を建てようとした。
ある時、それに怒りを覚えた白き龍が舞い降り、天罰を下したと。
そして、何とか生き残った者達がこの村を作ったとされていた。
どうやらその話は、本当の様だった。
それとは別の壁画があった。
それは、白き龍はもちろん。四人の戦士が描かれていた。
いったい、何を記したものだろうか?そう考えたとき、突如、紅き王が舞い降りた。
龍断の柄を手に取り、いつでも抜刀できる状態にした。
その紅き王はシオンを連れ去ろうとしたが、何者かが撃った弾にそれを阻まれ、逃げていった。
しかし、アルテミスがいない為、どうしたのかを聞いてみたら、藍色の王妃に連れ去られたと言っていた。
しかも、その方角には大海原が位置していた。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.153 )
日時: 2014/08/25 19:49
名前: 碧龍 (ID: xoXUlWOe)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>152の続き
三日目(前半)
アルスとヘラクレスとシオンと一緒に、大海原の方角へ向かった。
理由は一つ。アルテミスを助けるためだ。
最初は、ヘラクレスとアルスが二人だけで行こうとしていたのだが、
僕とシオンも最早他人ではないので、結果一緒に行くことになった。
大海原の方角を改めて確認し、塔からそこに出発した。
歩き始めてから数分後、僕達が見た壁画の話をしながら歩いていると、
アルスとヘラクレスは互いに互いの顔を見合わせた。
何か知っているようだったので、聞き出そうとしたが、
返ってきたのは納得のいく答えではなかった。
聞き出すのを諦め、少し早足で歩いた。
更に十数分後、行商人とすれ違ったので、幾つか買うことになった。
買ったのは主に消耗品で、特に砥石などの、戦闘の必需品と言われるものは多めに買ったようだった。
村にもそういった店は一応は有った筈だが、怪しすぎて立ち入ってなかったらしい。
その後、時々方角を確認したり、森の中を川に沿って歩いたりしていると、
アルテミスが連れて行かれたであろう、大海原に着いた。
のは良いのだが、肝心のアルテミスは勿論、藍色の王妃すら何処にも見当たらなかった。
(後半へ続く)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.154 )
日時: 2014/08/28 19:11
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: xvNPx4NR)
参照: http://youtu.be/l71pUDEk3Zg

>>153続き
三日目(後半)
どれくらい歩いたかは知らないが、日が傾き、地平へと沈んでいってたので夕方頃にその大海原が目の前に広がっていた。
海と空の境界線に陽が半分ほど沈んでいたのは何と言うか、壮大であった。
近くを探索して見ると一隻の大きい船を見つけた。
その船長の思しき人物に船に乗せてくれと頼んで見たが、その人物は首を縦には振らなかった。
事情を聞いてみると沖合いに凶暴なモンスターが現れたとの事だった。
僕達は用心棒をする条件で乗せてもらう事にした。

「・・・・・・この辺でアルテミスの方と交互にいかないと解らなくなるだろうからね〜交互にいくよ〜」

六日目
目を開けるとそこには見た事も無い街にいた。
墨の臭いが鼻を刺激し、完全に目が覚めた。
見ると遠くには炎を吹く山が聳えていた。
この街にある市場にあった地図を持ち合わせの金で買い、地図を広げる。
すると、そこには見た事のない地形が広がっていた。
私は諦めてこの街にいることにした。
幸い、この街は貴重な鉱石が取れるらしく、それを買いに来る商人達で賑わっているとの事だった。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.155 )
日時: 2014/09/07 17:13
名前: 碧龍 (ID: Vx2I5Wvy)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

七日目
地図を頼りにこの街を散策してみた。まず、地図を買った市場に行ってみると、
街で採れる貴重な鉱石を買いに来たであろう商人達の姿があった。
あの鉱石がかなり有名なのか、市場以外でも商人の姿を偶に見かけた。
この街の名前すら分からかったのだが、地図には「火山の街・ラティオ」と記されていたので、
恐らくこの街の名前は「ラティオ」なのだろう。

これ以上思いつかないので余談
はい、いつも通りの碧龍ですぜ。
一ヶ月位前にMH4G予約してました。
MH4GがMHP2Gを越えるのか、楽しみですぜ。

追伸
そういえば、アルテミスが何の武器を持っているのか明記してないような…。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.156 )
日時: 2014/09/23 10:31
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: dIY6zSjq)

<<155続き
四日目
陽が最も高い頃、急に海の様子が変わった。
しばらくすると、大きな魚の形をした何かが襲い掛かってきた。
それは口から細い水を吐き、船のすぐ横の海を切った。
話によると、あれが例の凶暴なモンスターらしい。
僕達はそれを討伐し、今日の夕飯はその肉を食べた。

八日目
ここの近隣の地図は手に入れた。
そこで一つ迷った事があった。
ここに留まるか、それとも探すか。
それの答えを導き出す為に頭の中を整理してみた。
一つ、気がかりな事として、予言のことだ。
私とアルス、ヘラクレス、シオン、シオウの“五人”で旅をしていた。だと言うのに“四人”と言っていた。
――嫌な予感が走った。
私が、合流できないのかそれとも――
仮にどっちだとしても、合流しないことには始まらない。
ただ、合流するとなると、情報が少なすぎる。
それを集める為に留まる事にした。
それに、モンスターに襲われたときの対処法を何も持っていない。

MH4Gですか・・・
3DS持ってないのでやれないです。
kしかし、旧砂漠復活は嬉しいですね♪
・・・・・・・・・・・・ガレオスの悪夢再び!
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.157 )
日時: 2014/10/28 00:28
名前: 碧龍 (ID: gaU/0f6H)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>156の続き
五日目(シオウの日記)
沖合いの凶暴なモンスターも倒し、改めてアルテミスが何処に姿を消したのか気になった。
しかし、気にしても仕様がない(というより、気にしたら負け)と思ったので
これ以上は気にしない事にしておいた。
…と、書いている内に、どうやら目的地に着いたようだ。
目的地は、火山の街とも呼ばれる、文字通り火山の麓に出来た街で
特に火山でしか採れない鉱石を買おうとする商人が犇めいているらしい。

これ以上思いつかないので余談
はい、いつも通り(随分ご無沙汰)の碧龍ですぜ。
とりあえず合流しそうな方向に繋げてみましたが、
これからどうなるのか気になりますね。

追伸
日付(?)の横の括弧は、俺が分かりやすいように付けただけです。
この手法だとミスリードさせられないのが難点かな?と思いますがどうでしょう。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.158 )
日時: 2014/10/31 20:35
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: 9vGUaHQr)

>>157続き
八日目(アルテミス)
今日も道行く行商人に話しかけた。すると、どうやらここへ向かっているらしい。
彼らは服装からして目立つから噂の一つぐらいはあるだろうと思っていたら案の定だった。
噂と言うと一つ、興味深いものを聞いた。
ここから少し南に行った、北エルデ火山帯の街に、星の動きで未来を視る少女がいるらしい。
私は、その場所に行って見ようと思った。
今日の夕飯の買い物をしていたらアルスとヘラクレスに発見され、捉まった。
アルス、ヘラクレス、シオン、シオウに例の噂の事を話した。
反対する理由なし、まだ行き先も決まってないという事で行く事になった。

六日目(シオン)
もう日が沈んで暗いからと言う理由で船長の厚意によって船の中で一泊させてもらった。
夜が明け、船長が言っていた。
本来なら、こんな早くたどり着くことは不可能だと。そして、気持ち悪いほどの順風だったと。
いまはそんな事を気にしてる暇は無く、船長に一言礼をしてアルテミスさんの捜索をする事にした。
アルスさんとヘラクレスさんが市場で見つけたと言っていた。
アルテミスさんが星の動きで未来を視る少女の話をし、その少女がいる街へ行く事にした。


日記のあれは何日経っているかで解ると思うので横に()があったほうがもっと親切になるので良いと思います。
しかし船着くの早いなぁ・・・・・・何とか説明はしましたが・・・・・・読んだ瞬間時間軸が狂って更新が遅くなってしまいました。
ついでに、合流するのはもう少し後と頭の中では組み立てていたのでその点でも戸惑いました。
ですが自分の思った方向に行かないと言うのはリレー小説らしいのでいいなと思えました。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.159 )
日時: 2014/11/23 16:18
名前: 碧龍 (ID: bc3f07Ut)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>158
十日目(アルテミス)
北エルデ火山帯に向かうべく、この街の地図を頼りに、街の南に向かう。
通りすがりの商人に聴いたところ、道を真っ直ぐ行けば着くらしい。
その商人の言うとおり、道を真っ直ぐに進んでみると
(かなり時間がかかったものの)それらしい場所に着いた。
道中、シオウから船に乗っていたときの話を聞いた。
その船の船長曰く、気持ち悪い程の順風で、本来よりずっと早く着いたと言われたと。
それを言われた時から今迄、妙に何かが引っかかっているものの、
それが何か分かるのは大分先だと思っているので忘れることにする。

余談
今見返すと、確かに船着くの早すぎたかな…。時間軸狂っているし。
何も思いつかなさすぎててきとーに書いた結果がこれだよ!(黙
…「気持ち悪いほどの順風」のおかげで"何かが起こりそうな感じ"には出来たし
結局は良い方向に進んだ感じがするからいいや(ォィ

…更新が遅いのは大抵俺のせいなのはとっくに気が付いている事ですぜ。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.160 )
日時: 2014/12/05 20:57
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: I2FT47k9)

>>159続き
七日目(シオウ)
僕は歩きながら、ある事を考えていた。
あの気持ち悪いほどの順風の事だ。
あれにはどこか、何者かの意思を感じた。
そしてふと、ある一節が浮かんだ。
「焔の王と王妃が試し、風の騎士が道を示し、雷の獣が祖なる座へと導く」
まさか――
いや、これはお伽話だ。現実じゃない。
それに、解らないとしか言いようがない。
今は。
だが、いずれ全てが解る時が来るのだろう。
いまは、その為の一歩を踏み出すしかない。
そうこうしている内にそれらしき場所に着いた。
しかし、そこは人が凄く混み合い、今すぐいける状況ではなかった。
仕方ないから野宿する事にした。


・・・・・・ちょっとサモンナイトと言う名のゲームにどはまりし、更新が遅れました。
内容のほうは、確かにあれで時間軸が狂ったものの、まあ、結果オーライという言葉があるんで、これはこれで良かったのではと思います。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.161 )
日時: 2014/12/11 02:20
名前: 碧龍 (ID: t7Wgla8Z)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>160の続き

十一日目(アルテミス)
朝起きて人混みがあった場所に向かってみると、昨日よりは人混みが解消されており
(人が多かったのには変わりは無いものの)
北エルデ火山帯に居る「星を見て未来を視る少女」を捜すことが出来るようになった。
少女の捜索にあたり、その少女と例の噂に関する情報を集めることにした。
この近辺では有名なのか、その噂を知っている人が多かったので
その少女の噂に関しての情報収集はかなり容易だった。
だが、やはり噂は噂なのか、あるいは情報が錯綜しているのか、
少女自身に関する確定的または決定的な情報は得られず仕舞いだった。
勿論、中には有力な情報(殆どの人が知っていた情報)もあったので、
それらを頼りに捜しながら新たな情報を集めた。
(ヘラクレスとアルス曰く「捜しながらの情報収集は基本」らしい。)
最終的に分かったことは、件の少女は間違いなくこの街にいることと、
その少女は不用意に街に出ず、街中で見かける者は少ないということだった。
更に(有力な情報とはいえないが)少女が生活している大まかな場所も掴んだ。
ただ、それらの情報を得たときには既に夕方だったので、明日に備えて街で一泊した。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.162 )
日時: 2014/12/25 10:46
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: ZkOgxlcO)

>>161

八日目(シオウ)
今日は朝から情報収集に徹した。
既に知っていることが多かったが、それでも収穫はあった。
まず、確実にこの街にいること。
それから、予言したことは必ず起こる。もっとも――良くも悪くもだが。
最後に、その少女の名前が解った。
その少女の名はセフィロス・ラジエール。
名前からして、普通ではない事は直感した。
しかし、それが解ったときには夕方だったので一泊する事にした。

十二日目(アルテミス)
列に並んでみたものの、どう考えても今日中には回ってきそうに無い雰囲気だった。
それに何故かその少女――セフィロス・ラジエールが脱走したらしい。
どう言う訳かは解らないが、どうやら、最初に見つけた人が面会できると、忙しい自警団の人がそう言った。
――それで街中大パニックになった。
私達もこれはチャンスだと思い、探す事にした。
見つけたときにはもう陽が沈みかけていた。
星が良く見えるであろう丘に、超俗的な雰囲気の少女がいた。
歳はおそらく15歳前後で髪は長く、真っ白だった。
「やはり――最初に私を見つけたのはあなた方でしたか」
どうやら、私達がここに来るのは予言済みだったようだ。
そして、私達の中で最初に見つけたアルスを占ってもらう事にした。
しかし――その結果は、アルス以外には言わなかった。アルスも話そうともしなかった。
そんな時だ、煙の臭いが鼻を突いた。
見下ろすと街が燃えていたのだ。急いで街に戻ってみたが、生存者0。
すべてが燃え尽きてしまったのだ。
セフィロス・ラジエールの叔母がこの大陸の最果ての地にいるらしく、そこを目指す事にした。


はい、お久しぶりです。
結構名前をつけるのに困っていました。
セフィロス・ラジエールのなまえの元ネタはと言うと・・・・・・
セフィロス:生命の樹を意味するセフィロトから
ラジエール:大天使ラジエルが宇宙創成に関わる全ての秘密を記したとされるラジエルの書(セファー・ラジエール)から。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.163 )
日時: 2015/01/07 10:00
名前: 碧龍 (ID: zVztb8u2)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>162の続き

九日目(シオウ)
件の少女が脱走し、最初に見つけた人が面会できると忙しない自警団の人が言っていたので、
この機を逃すわけにはいかないという意見で一致し、探すことにした。
殆ど陽が沈んでいたその時、その少女を見つけた。
少女は開口一番に
「やはり――最初に私を見つけたのはあなた方でしたか」
と言った。やはり僕達がここに来るのは予言済みのようだった。
そして、僕達の中で最初に見つけたアルスさんを占ってもらう事にした。
しかし――その結果は、アルスさん以外には言わなかった。アルスさんも話そうともしなかった。
そんな時、煙の臭いが鼻を突いた。
街が燃えていることに真っ先に気がつき、急いで街に戻ってみたが、生存者は0。
焔は街の全てを燃やし尽くしたのだった。
もしやそれすらも予言ーーいや、予期していたのだろうか。もし、そうなのだとしたら(ここで日記のページは破られている)

「何故かこのページのこの部分だけ破れてるのよ。なんでかしら?」
私に訊くな。というか、ここにいる奴らに訊くな。


あけおめことよろ(という題の余談)
お久しぶりですとしか言いようがない。
碧龍ですぜぃ。
セフィロスとか某FFのキャラしか思いつかないw
恐らくまた一ヶ月後にお会いするでしょう
ではでは ノシ
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.164 )
日時: 2015/01/07 16:22
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: Cl1.ql2f)

>>163
「――破るということは隠したい何かが、それを知れば都合が悪くなる事・・・・・・が書かれたものを第三者の手によって破られたのでは? だとすると、そこだけ破られた理由も頷けるます」
「・・・・・・それは、アンタが知ってる真実に元ずく意見か? リオウ」
「そんな訳はないでしょう。只の当てずっぽうです」
そう答えたリオウにライオスは言葉を返した。
「どうだかな・・・・・・アンタ、何か隠しているように見えるんだよな――この事件に纏わる何かをな」
ライオスは、言ってしまった。
私は、うすうす気付いてはいたが、言うつもりはなかった。リオウが、自ら話すのを待つつもりだった。
「ちょっと、ライオス! リオウから話すのを待つべきでしょっ!」
「じゃあ聞くが、リオウが必ず話すって保障はあんのか?」
「・・・・・・そ、それは――」
「ねえ、だろ?」
「だからって、そんなの・・・・・・」
「――いいんです、サジェルさん。僕は、ライオスさんの言う通り、隠し事をしていました。初めは、あれがなんなのかは、解りませんでした――あの日記の内容を知った、あの日までは――」
「いったい、何を見たんだ?」
「・・・・・・古塔の最上階のある一室に、ある石碑の様なものがありました。そこには、こう書かれてました。“セフィロス・ラジエール三つの龍の魂と共に眠る”と――」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.165 )
日時: 2015/01/31 11:03
名前: 碧龍 (ID: k5UR9RZ8)
参照: 続きは丸投げ(ォィ

>>164の続き
「そこには、こう書かれてました。“セフィロス・ラジエール三つの龍の魂と共に眠る”と――」
「セフィロス・ラジエール…今の日記に書かれていた"予言少女"の名前と同じだな。」
『でも、"三つの龍の魂"って、何っすかね?』
「それは、日記の続きを聴けば分かると思いますが――そろそろ昼時ですよ?」
その言葉によって、全員が一斉に現実に引き戻されたのは言うまでもない。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.166 )
日時: 2015/02/02 15:21
名前: 村雨丸 ◆1zOjo1E8j6 (ID: dyDptoi2)

>>165
「・・・・・・いっその事現地に行って調べるというのが得策だと思いますが・・・・・・どうでしょう」
「ん、確かにそうだな・・・・・・まあ、古搭の調査って事で根回ししとけばいいんだな?」
おいそこのギルドナイト
「――確かに私達には情報は少ないけど・・・・・・それってヤバくない?」
一瞬空気が凍った。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
『・・・・・・』
「――ま、まあ、そうでもしないと情報は手に入らないでしょうし・・・・・・」

そして、古搭に赴く事になった。
「・・・・・・ここを左に曲がればたどり着けます」
そう言った瞬間、リオウは抜刀した。
「・・・・・・皆さんは先に行っててください。僕は後から来ます」
(――勝負だ、テオ・テスカトル!)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.167 )
日時: 2015/04/30 22:36
名前: 碧龍 (ID: NlA3Ht4V)
参照: 久しぶり過ぎて話覚えていない可能性大

>>166の続き

抜刀したままで、こちらを見ないリオウの姿を見るに
強大な何かが近くにいることは確かだった。
「恐らく、近くにテオ・テスカトルが居ます。
このまま見つからなければいいのですが…。」
「古龍を一人で相手するつもりかよ。
まあお前のことだから死なねぇとは思うが。」
そこはちゃんと引き留めろよギルドナイト
『何で引き留めないんすか?』
丁度、アルスが私の疑問を代弁してくれたようだ。
「第一に、リオウへの信頼。第二に、一応は古塔の調査だから。
第三に、リオウは引き留めて止まるような輩じゃないから、だな。」
こいつ本当に古塔の調査って事にしたのかよ。
「というわけで、だ。リオウ、テオ狩り参加させろやぁ!」
「どうしてそうなった?!」
「どうしたらそうなるんですか?!」
『どういうわけっすか?!』
ほぼ同時に叫ぶ声が蒼天に響いた。
一拍おいて、リオウが口を開く。
「……どういう風の吹き回しですか?」
「そりゃあ、"古塔の調査に向かう途中に古龍に出くわした"ことにしたい、ってだけだぜ?」
「………あなたも、引き留めて止まるような人ではありませんね。足手まといにはならないで下さいよ。」
「交渉成立だな。」
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.168 )
日時: 2015/05/20 19:26
名前: 狛犬 ◆naAqV94LaU (ID: 1i6nFek/)

>>167
ともあれ戦闘は男共に任せ、私達は古塔の調査をしている。
リオウの様子がどうにもおかしい。ついでに、アルスも。
「何でだろ・・・・・・ボク、ここに来たことがある気がする――」
『偶然ッスね。実を言うと、何となく・・・・・・ご主人は?』
「私は――何か、不思議な気分・・・・・・昔見た夢をもう一度見てる感じ――」
確かに、昔、夢でこんな場所が出てきたっけ。
私に、名前の知らない――少女が優しく話しかけてくれた夢。あの少女の真っ白で、眩しい笑顔は――今でも印象的だった。
気が付けば目の前は行き止まりで、その壁には件の壁画が刻まれていた。
特に意味は無いが、その壁画に右手を翳した。
その瞬間。右手甲に刻まれた紋様が輝き、目の前の壁画が機械音と共に開いた。
「行ってみよ。ジェイド。アルス」
2人は頷き、私達は前に進む。

その頃のリオウとライオスは現れたテオ・テスカトルの討伐の最中だった。
テオの突進をライオスがガードし、その背中を踏み台に、リオウが跳躍。
そして――リオウの二刀流が容赦なくテオを襲う。
「まずはその翼をいただく!」
繰り出された斬撃がその言葉通り、翼をズタズタに切り裂いた。恐らく、もう飛べないだろう。
しかし、その時リオウの二つの武器のうち、疾風流水ノ型が悲鳴をあげ、刀身に皹が入った。
「やるなー、リオウ。つか背中踏むのはヤメロ。マジイテェから。マジで」
それでもテオは怯まず着地直後の無防備な状態のリオウに右前足を振りかざす。
それを無理矢理疾風流水ノ型で受け流し、身体を回転させ業炎爆雷ノ型で反撃する。
しかし――
受け流しの進入角度を誤り、刃は甲殻に阻まれた末に、パキンッと音を立てて砕け散った。

進んだ先に見えたのは明らかに何かによって壊された痕に加え――中央に聳える石碑・・・・・・あるいは墓と見えるそれがあった。
問題はそれに刻まれているものだった。
上の方に刻まれた紋様は私の右手甲のそれと同じだし何より――
『セフィロス・ラジエール。三つの龍の魂と共に眠るて書いてあるッス』
もう少し、よく調べて見ようと右手で触れる。
その時だ。文字通り――出て来たのだ。その墓から。
「やっと・・・・・・あえたね。アルテミス」
そう言ってそれは状況を呑み込めず硬直している私に・・・・・・
“キス”をした。
その時、私の頭の中に幾つもの記憶の激流が襲いかかった。
そして・・・・・・思い出した。
「――セフィ・・・・・・ロス?」
「うん。思い出し・・・・・・ったぁ〜」
台詞の途中でつい殴ってしまった。それも、思い切りよく。
「・・・・・・もうっ! いきなり何するの!?」
「そ れ は こ っ ち の セ リ フ だ  っ!」
更に胸ぐらを掴み、ビンタをかます。
「う〜アルテミスの意地悪・・・・・・ホントは嬉しくて照れてるくせに・・・・・・」
「私にそんな特殊な趣味は無いっ! そして私はディアナだ。アルテミスじゃない――」
『盛り上がっているトコ悪いんッスケド・・・・・・そろそろ本題にはいってくれないッスか?』
「うん・・・・・そうだね。でも――まだ、ダメなの・・・・・・でも――真実に近付くキッカケなら――。リラ、来て」
「リラて・・・・・・ボクの、事――?」
「うん。そうだよ――。訳あって記憶を封印してもらってたの。でも、もうその意味が無いから――」
そういってセフィロスはリラに近づき・・・・・・やはり、キスをした。
「この事はリオウには内緒だよ。ヤキモチ妬いちゃうから・・・・・・それと――ディアナにも・・・・・・」
私の右手を掴み、呪い(まじない)の詞であろう意味不明な詞を言い、ブレスレットをつけた。
「これ・・・・・・きっと必要になるから――」
そう言ってそのブレスレットに憑いた。

(ホントなら人として生きて欲しかったけど・・・・・・運命は動き出してしまった――)
ライラはついさっき読み終わった本を閉じ、その表紙を撫でる。
(竜化の呪い――リオウもいつまで人でいられるか解からない。それに・・・・・・)
リオウは――その力で一度村を無に返した・・・・・・
「私も――選ばなくてはならない。か」

お久しぶりですね碧龍さん。
五月開けたばかりだと言うのに異様に暑いので体調管理に気を使ってください。
ところで、この物語の主人公は誰だと思っていますか?
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.169 )
日時: 2015/06/30 23:50
名前: 碧龍 (ID: V5qYCjA9)
参照: 深夜で頭回っていないんで雑談

>>168
>この物語の主人公は誰だと思っていますか?
 本命…ディアナ・ウェスタ
 対抗…エルキュール・ライオス
 穴…ディアナ&ライオス
 大穴…リオウ・エンシェントハーツ(だっけか)
 超大穴…伝令
  一応、設定とかは基本的に頭の中に入ってるつもり。

・念のため、No.167の参照の補足
 「話覚えていない可能性」
=「過去レスと違うことを書いている可能性」
 または「伏線が噛み合っていない可能性」を指す。

今のところの感想
いい感じにぶっ飛んだ方向に進んでますねww
日記がいい感じに伏線ばら撒いてますしおすし。

話の主軸となる古龍の皆さん〔()内は今の状況〕
ヤマツカミ(討伐済み)
クシャ(討伐済み?)
ナズチ(討伐済み?)
テオ(戦闘中)
ナナ(一応出演してはいる)
ミラ3(出そうではある)
ラオ(出るのか?)
キリン(出たか忘れた)
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.170 )
日時: 2015/07/01 18:56
名前: 狛犬 ◆naAqV94LaU (ID: Cl1.ql2f)

>>169
ディアナが主人公でよろしい感じですかね。
伏線についてはどこかしらで帳尻合わせてあるので大丈夫でしょう
クシャはまだ殺ってないハズ・・・・・・

メンテ
Re: 狩人劇場 【リレ ( No.171 )
日時: 2015/07/19 00:04
名前: 碧龍 (ID: ZwkLmKsp)
参照: いつも通り続きは丸投げ

>>168の続き
「…っ!天上天下天地無双刀疾風流水ノ型がっ!」
皹が入ってたとはいえ、こうも容易に砕け散るとは思っていなかった。
一旦テオから離れ、ほぼ柄だけの疾風流水ノ型を投げ捨てた。
「太刀を砕く甲殻か…。防具に使いたいぜ。」
「あまり悠長な事言ってる暇はないですよ、ライオスさん。」
「お前もな。たかが翼を切り裂いた所で怯む相手じゃないのは、お前が一番分かっている筈だぞ。」
黙って鞘から業炎爆雷ノ型を抜き、両手で構える。
一つの太刀だけを扱うのはかなり久しぶりではある。
「行きますよ、ライオスさん。」
「分かってらぁ。」
瞬時、テオの雄叫びが響きわたる。
それが戦闘再開の合図となり、三者はほぼ同時に動き出した。

私たち三人(?)は石碑を後にし、急いで古塔の前に戻った。
リオウとライオスの二人がいるとはいえ、相手はG級レベル以上の古龍。
あの二人でも一筋縄とはいかないのは明白だ。
「死んではいないと思うけど…」
小声で呟きつつ、塔の中を走る。


そういえば、MHXでポッケ村やユクモ村が復活するみたいで、
フィールドもいくつか復活予定らしいです。
ナルガとかアマツとか復活しないかなぁ。
ではでは ノシ
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.172 )
日時: 2015/08/20 16:05
名前: 狛犬 ◆naAqV94LaU (ID: 3QlISV1J)

>>171
「俺が奴さんをひきつける。だから、攻撃に専念しろよ」
「・・・・・・普通は、逆なんですけどね。武器の性質上」
「仕方ねえだろ。オマエの攻撃じゃねえと決定打にならねえし。俺の大剣無属性だからな」
このくらいで作戦会議を終了し、実行に移る。
ライオスは完全にリオウの動きに合わせ、攻撃を繰り出す。
普通にやっていたのでは攻撃が通じず、囮役の前問題で相手にされない。
ならば――リオウの攻撃をなぞる様に攻撃すれば良いだけのことだ。
だがそれは、思うほど簡単ではなく、少し位置がずれてしまえばあの甲殻に弾かれてしまう。
片手剣や双剣でははまだしも、大剣でそのような精密な攻撃を行えるのは世界広しといえど、限られた人数だけだろう。
テオは劣勢を悟ったのか周囲に粉を撒き散らした。
「マズイぞリオウっ、距離を取れ!」
そして――
牙をカチンと鳴らし、テオの周りで爆発が起きた。
炎を自在操る古龍、テオ・テスカトルの御家芸である粉塵爆発だ。
俺とリオウはギリギリのとこで有効射程範囲外に出られ、くらうことは無かった。
しかし・・・・・・その直後の突進を、とっさの判断で大剣でガードした。
その時、ピキッと――何かが欠けるような音がしたが、気にしてる暇はない。
その時だった。リオウが再び俺の背中を踏み台に跳躍し、テオの後ろに回りこんだ。
「テメッ・・・・・・俺を踏み台にしたなっ!」
そう叫んだがリオウは意に返さず、着地した状態から抜刀術の構えに移る。
だがその抜刀術はいつものそれとは違い、鞘から抜いた瞬間、夥しい量の龍属性の雷が文字通り開放され、それがまるでテオ・テスカトルを食い破るように襲う。
流石に――これには耐えられねえだろ・・・・・・
だが・・・・・・テオ・テスカトルはまだ立っていた。あれだけの攻撃をくらいながら、未だに。
だが、それもリオウの一閃により、地に伏した。
「おい、リオウ・・・・・・やったのか?」
「はい。やりました。ですが・・・・・・」
そこまで言ったとこで根元からポッキリと折れたもう一本の刀を見せた。
「この通り、武器の方もお釈迦になりました――誰だ! 姿を見せろ!」
リオウがそう叫ぶと物陰からある人物が現れた。
「流石は、龍殺しを継ぐ者・・・・・・最初からバレてましたか」
そう言った人物は――
「お前は・・・・・・あの時の伝令役!」
「ははっ。覚えてましたか。まあ、良いでしょう。しかし――」
そう言いながらテオの死体へと近づいた。
「・・・・・・ダメじゃないか。こんな中途半端に覚醒させちゃあ――キッチリ殺すかキッチリ覚醒させるかどっちかにしてくれ」
「オイ、お前。何いってるんだ!? もっと解かりやすく――グフウッ」
肩を掴み、問いただそうとしたライオスの腹にパンチを入れて無理矢理黙らせた。
「全く。こっちは取り込み中なんだ。少しは静かにしてくれ・・・・・・殺したくなってしまう。まあ、いい・・・・・・テオ・テスカトルよ。お前の本当の力を目覚めさせてやろう――」
そう言って、伝令はテオに手を翳し、何かを唱える。
「今度はちゃんと仕事してくれよ」
そう言って崖へ飛び降りた。すると、どこから来たのかクシャルダオラが現れてその人物はクシャルダオラに跨った。
その瞬間、テオの周りに炎の嵐が起きた。

その頃、来た道を引き返し、リオウ、ライオスと合流を図っていた私達は道中、爆音を聞いた。
あれは――外の方からだ。
(大丈夫・・・・・・だよ、ね?)
私の中で、ある嫌な予感がした――

そのディアナの嫌な予感が的中していた。
炎に包まれたテオが立ち上がり、やがて大きな爆発と共にその姿を現す。
ズタズタに引き裂かれた翼は一回り大きくなり、翼膜はより赤みを増し、甲殻は赤熱し、その隙間の随所からは度々炎が噴き出していた。
それに対して僕達は、ライオスさんはこれの前の状態ですらマトモにダメージを与えられなかった。何より、唯一決定打となっていた僕の武器は二つとも砕け散った――
どう見積もったとこで焼死体になる以外無い。
いや、何か、方法がある筈だ・・・・・・
そう思い、僕は意識を集中させる。
僕の中に眠る、力を呼び覚ます為に・・・・・・
『・・・・・・やっと、俺を呼ぶ気になったか』
「その前に、一つ聞かせてください」
『――言って見ろ』
「お前は・・・・・・何者だ。おかつて、力と自らを称した。ならば――その力とは何なのだ」
『龍帝――人の身でありながら龍に最も近い存在。その写し身だ』
そして、意識が現実へと戻る。
捨てた疾風流水ノ型の柄を拾い上げ、折れた業炎爆雷ノ型へと合わせる。
その瞬間、合わせた刀が紅い雷を纏い、二つの折れた刀が一つになりながら紅い雷の刃を形成していく。
そして――紅い雷が一つ僕に落ちる。

俺は、その目で確かに見た。
リオウに紅い雷が落ち、その姿を変えるところを。
リオウはその雷を全身で浴び、漆色のその髪は、まるで脱皮をしたかの様に、純白のそれに変わり、首程しかなかった髪が、腰の辺りまで一気に伸びた。
琥珀の眼は、先程の雷と同じ、真紅色のそれだった。
その姿は、古き伝承に伝わる祖たる龍のそれに映った。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.173 )
日時: 2015/09/14 16:12
名前: 狛犬 ◆naAqV94LaU (ID: 5uvvcauE)

>>172
(もう少しで合流できるけど・・・・・・向こうは大丈夫かな。リオウがいるから大丈夫だとは思うけど――)
そんな事を考えながら走っていたときだった。雷鳴が轟き、それに呼応するかのように腕輪が震えだした。
『さっきのは・・・・・・もしかして!』
「いったい何がどうなってんの!?」『何が起きてんッスか!?』
『多分――龍帝の力が解放されたんだと思う。私達も、急ぎましょう』
「・・・・・・うん。解かった」
未だ眠ったままのリラが気がかりだったが、今は合流が先決だろう。

碧龍さ〜ん。サボッてないで早くお願いします。
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.174 )
日時: 2015/11/23 12:40
名前: 狛犬 ◆naAqV94LaU (ID: 2G5vs2y2)

>>173
その戦いは圧倒的だった。
刀状に展開された紅い雷は龍属性そのもので、繰り出される一刃一刃が、確実にテオ・テスカトルだったモンスターの甲殻をバターのように切り裂く。
「これで・・・・・・終わりだ!」
テオ・テスカトルに向かって刀を突き刺す。
すると、刀に集められた龍属性のエネルギーが一気に解放され、テオ・テスカトルを包み込む。
圧倒的な質量の龍属性のエネルギーがテオ・テスカトルに叩きつけられ、絶命した。
ディアナ達が戻って来たのは、その直後の事だった。

「・・・・・・つまり、リオウが変身して気違いじみたテオ・テスカトルをものの見事に秒殺した――と」
にわかには信じられない話だ。
だが、聞くところによるとリオウは、過去何度も似たような無茶をやった事があるらしい。
ラオシャンロンを真っ二つに切ったとか、古龍の討伐時間が分単位だとか、リオレウスの火球を切り裂いたとか――他にもかなり気違いな噂(どれも目撃情報どころか、ギルド公認だとか・・・・・・)を聞いた。
うん。なら、今回もその一つだろう。そう言うことにしておこう。
その最大の功労者であるリオウは――っと、流石に疲れたらしく、岩の上で仮眠を取っていた。
そのすぐ横に、リラを寝かせておいた。いくら軽いといっても、ずっとおぶっていると、流石に疲れる。
「で、そっちはどうだったんだ?」
「ん、ああ・・・・・・遺跡は存在した。その上で――なんだけど・・・・・・」
ここで私は口をつぐんだ。
「ん? 何だぁ? 何かあったのか?」
「いや――何でもない」
ライオスの問いに、短く答えた。
本当は、話しておきたい事があるが――確証がない。
職業病なのか、元々の性格なのか、確証のない事はどうも公言に出来ない。
「とりあえずそこ二人を起こして帰りましょ。ライラに報告しなくちゃいけないし」
リラは相変わらず眠り姫だったので、リオウに背負わせた。

ギルドの気球は貸しきり状態だった。
普通はありえないことだが、どうせライオスが手を回したのだろう。
・・・・・・ホント、こういうのは早い。
気球に運ばれている・・・・・・操縦しているのは私なのだが――そのなかでリラが目を覚ました。
「あれ・・・・・・? そこにいるの、お兄・・・・・・ちゃん?」
リラが――リオウの方を見て、そう告げた。

碧龍さ〜ん。サボッて(ry
メンテ
Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.175 )
日時: 2016/12/27 16:00
名前: 狛犬 ◆naAqV94LaU (ID: qXutSvZD)

>>174
気球での移動を終え、私たちはライラの家に向かった。
古塔一件では余りにも数多くのことが起きた。私たちはそれらを整理するということで、満場一致となったが、あまりの強行軍で疲れ果て、会議はライラの家に着いた、翌日の昼となった。
「&#8212;&#8212;状況を確認するが、まず・・・・・・俺が伝令に殴られた。その後、俺が知らない間に何が起きたんだ?」
ライオスが珍しく頭を抱えている。って、そこのことについては私も気になる。何故、伝令がライオスを殴り、気絶させる必要があるのか。
「僕はテオテスカトルを討伐しました」
真っ先に口を開いたのはリオウだ。それに対し、ライオスが不可解な顔をした。
「いや、それは俺たちで討伐した奴だろう? 俺が聞きたいのは、伝令に殴られて気絶した後のことだ」
「だから・・・・・・よみがえったんですよ。テオ・テスカトルが。キッチリ討伐しましたけど」
「・・・・・・え? よみがえ・・・・・・・って、どういうことだ!?」理解しがたい事象に遭遇し、ライオスが喚く。正直私も、いろいろ理解が追い付いていない。
だが――極稀に、討伐したモンスターがより強い力を持ってよみがえるという事象は確認されている。
そして、その事象を引き起こすモンスターは、皆一様にして古龍、若しくはそれに相当するだけの力をもつもののみに観測される。
[生存本能が身体機能のリミッターを外し、脅威対象を殲滅する]
というのが通説だが、学者というのは真実が出るまで疑う生き物。諸説紛々としてる。まあ、これに限ったことではないが。
結局、私たちはモンスターについて、ほとんど知らないということだ。
「――ねえ、そんなことよりさぁ〜リオウと話したがってる子がいるし、それよりも重要なことがあるんじゃない?」
ライラがそう取り仕切り、ライオスの疑問点は反故にされた。
それと同時にリラがやっと起きたのか、上の階から降りてきた。

お久しぶりです。
碧龍さん・・・早く来てください・・・
メンテ
Re: 狩人劇場 ( No.176 )
日時: 2017/03/22 11:34
名前: 碧龍 (ID: ci32Sstn)
参照: MHXX買えなかったのでMHP2G再開しますた。

>>175の続き

「もっと重要な事、か…。」
階段を降りるリラを横目に、リオウが呟く。
「そうだな。テオの"蘇生"なんかよりも、リオウの"変身"の方がよっぽど不可解だしな。」
そんなリオウを見ながら、ライオスも呟く。
ライオスが言い終わるとほぼ同時に
リオウは顔を伏せ、押し黙ってしまった。
テオの"蘇生"は言わずもがなだが、リオウの奇妙な"変身"も
この一連の古龍騒動に関係が有るのかもしれない。
ただ…私としては、その二つと同じぐらい、
「やっぱり……お兄ちゃん、だよね?」
リラがリオウの義妹(義弟?)なのかが気になる。
しかし、肝心のリオウはというと…口を噤み、俯いたままだった。
それでもリラは、彼の前に立ち止まったまま動こうとしない。
数秒の沈黙。
それを破ったのは、彼と彼女の義姉、ライラだった。

雑談
お久しぶしぃ、いやぁ〜お久しぶしい。
参照の通り、P2G再開したのですが、未だにG★2という有り様でした…orz
Xでブシドーやってたせいか、避けるのも下手になってて
進むのがかなり遅く、いつになったらウカムに逢えるのか…。
……と言っても、もう誰も居ないんじゃなかろうか…。

まぁageますがね。
メンテ


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