Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.57 ) |
- 日時: 2013/03/01 19:06
- 名前: 東雲 (ID: ???)
- No.54の続き、今回で完結です。
今日は酷い目にあった。 お母さんに言われて、雪山草を採りに行ったら、いきなり吹雪になって、洞窟で足止め。 仕方なく洞窟でキノコを取っていたら、いきなり血まみれのティガレックスが落ちてきて、私の周りににいたポポに襲い掛かって肉を食べていたんだから… まあ私が食べられなかっただけましだけど。 だいたい村長のジジイが言うには今日はハンターがティガレックスをすでに狩り終えているから大丈夫って聞いてやってきたのにまだ生きてるってどういうこと? あわよくば鱗とか貰って売ろうと思ってたのに。 心の中でぶつくさ文句を言いながら、キノコを拾う。もうティガレックスとか来なければ良いけど…お、特産キノコ発見 外は猛吹雪だが、洞窟の中は静かだ。キノコを拾いながらふと上を見ると、巨大な影が横切った。 ティガレックスにしては、飛ぶのがうまい。フルフルにしては大きい。 「ほえーなんじゃいな?」 母方のおじいちゃんのマネをしながら、首をかしげる。 結局なんだったのか分からないまま、天井に開いた穴を見上げ続ける。 すると、吹雪が収まっている事に気がついた。 「さっきまであんなに吹雪いていたのに急に晴れてきた…」 それなら雪山草を採らなくちゃ。 きのこと薬草の入ったポーチを持ち直して、私は山頂へと向かうのであった。
負けた。 奴は、クシャルダオラは、俺にとどめをせずに行ってしまった。 見逃してくれたのだろうか。 それとも飽きたのだろうか。 もはや喋ることもできず、えぐれた腹に目を向ける。 この寒さのおかげで、すぐに止血できた。 もっともこの出血じゃ助からないだろうがな。 「オトモを・・・連れてくればよかったな」 無理をして喋ったため、赤い血の塊のようなものが口から飛びでる。それは地面に落ちて、氷を赤く染めてゆく。 動くことも出来ないな。 雪山の頂上で俺は一人、果ててゆくのか。 こんなことならと後悔が押し寄せてくる。 さらに、小さいころから、今までの思い出も蘇って来た。 ヤバイな。走馬灯を見てるぞ、俺 傷とは裏腹にかなり冷静になっている。 腹の裏側も飛び出てきたんだけどな。 もし村に帰れたらこのギャグをみんなに言ってやろう。 もし、帰れたらだけどな。 何気なく過ごしていた、あの村が、急に遠く感じる。 たぶんもう手を伸ばしても、いくらあがいてもたどり着けはしないだろう。 くっきりしていた視界が濁る。 今まで良く耐えてものだ。 叫びたいのをこらえて、俺は雪山の頂上で、一人泣いていた。
おそらくこれから頂上に上ってくる少女のことも知らずに、まだまだ自分が生きてゆけることも知らずに、そして…
雪山の頂上、常人なら、立つことも出来ないような吹雪の中、二つの影が向かい合う。 「久しぶりだな。またお前と戦える日が来るとは思わなかったよ。」 ボウガンに慣れた手つきで、貫通弾を叩き込み、クシャルダオラに向ける。 「あの日から、ずっとお前を倒すために俺は戦ってきた。」
人間がなにやら、俺に武器を構え、話しかけてくる。ん、なにやらこいつ。前に出会った人間じゃないか。 あの日の続きというわけか。いいだろう。
二つの影は、互いを睨みつける。 片方の影は大きく、雄雄しく吹雪の中に聳え立つ。 片方の影は小さく、儚くも、吹雪の中で迎え撃つ。 これはおそらく、世界中どこでも起きていることなのだろう。 それでも彼らは戦い続ける。 その命の続く限り。
完
シリーズ完結です。 いわゆる後日談をオチに使いましたが引っ張りすぎたかな? 次回からは本格的に新しいシリーズが始まります。 どうぞお楽しみに
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Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.58 ) |
- 日時: 2013/03/10 15:20
- 名前: 東雲 (ID: cNbG.8V/)
- No.56の続きです
死んだ 死んでしまった 以前友と死後の世界について、語り合ったことがあるが、こんな場所だとは思わなかった。 真っ暗で、なにやらガタガタ揺れていて時折猫の声が聞こえて・・・ん?猫? 目を覚ますと同時だった。私は荷車から投げ出され、石畳を転げまわった。 「ここは・・・」 ヤマツカミの広場の前にある部屋? そうか、気を失って・・・ こうしてる場合じゃない。 「早く行かなければ、ヤマツカミがどこかに行く前に」 そうは言うものの、足が動かない。 痛みはないのだが立つこともできず、私は石畳の上でもがき続ける。 「動いてくれ、早く行かなければ逃げられてしまう」 「無理しないほうがいいんじゃないの?」 突然背後から、冷ややかな声が聞こえてきた。 聞こえた声に驚きつつも振り向く。 そこには誰もいなかった。 不自然な部分も何もなく、巨大な柱と崩れたい瓦礫が、佇んでいるだけだ。 「何だ?今のは…」
リレー小説も中盤に差し掛かったというところでしょうか、これからの展開が気になるところです。 新シリーズですが、筆が進んでおらず出来ていません。 もうしばらくお待ちください。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.59 ) |
- 日時: 2013/03/24 19:43
- 名前: 東雲 (ID: EaLXCnxw)
- No.53 の続きです
遠くまで青く冴え渡る空、日当たりがよく、マタタビがよく育つ、大地、俺はアイルーになっていた。 いまだによく分からない。何で俺はアイルーになっているんだ。 確か猫の里で気持ちがいいから寝てしまって、起きたらアイルーに・・・ 「そこの新入り!にゃにサボってるんだにゃピック貸してやったんだからとっとといけにゃ」 考えていても仕方がない。 ここは一度、自分の家に帰ろう。猫の里でアイルーになったのなら、自分の家で寝れば人に戻るはずだ。 「あ、おい待てどこに行くのにゃ?ピック返せ!おい!」
終了です。 こういう系の小説はどういう方向にも進められるので、よく考えてストーリーを作りたいです。 ところで、形式上仕方ないですが、同じ人が何回もレスしてしまいます。 上にも書いてありますが、その日狩ったモンスターや急に思いついたポエムとかでもいいので乗せていってください。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.60 ) |
- 日時: 2013/03/27 17:19
- 名前: ぽちぽち (ID: ZukANDnO)
- あたしはメラルー。最近盗むのが嫌になってきた。 人間が困ってる顔をみて、悪気がしてきた。「にゃ〜・・・。今日はもう帰ろうかにゃ。」そんな時、マタタビの匂いがし、そしてマタタビを持ったハンターがあらわれた。あたしは無意識にハンターに飛びついていた。 「ああ・・・。こんなんだからいけにゃいんだよにゃ・・・。」
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Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.61 ) |
- 日時: 2013/04/03 11:43
- 名前: 天鱗売っちゃった・・・ (ID: IkkPYh/6)
- 俺はフルフル。幼きときに母に産んでもらったときからある障害があった。盲目。何も見えずなにもできず、毎日大変だった。でも母に支えてもらっていたから何とか生きられた。だが、そんな時、まだ狩りもできないとき母は死んだ。ハンターという人間に殺された。俺はハンターを憎んだ。それからは毎日狩りに励んだ。どうやって狩りをしたかって?それは俺と闘ったらわかるよ。動きをみればな。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説やってます。よかったらどうぞ】 ( No.62 ) |
- 日時: 2013/04/04 19:39
- 名前: 東雲 (ID: Ves3B8Y.)
- No.59の続きです
森丘と言っても実際には丘は少なく、切り立った崖と、照葉樹で構成された、森林がエリアの大半を占める。 森の中は薄暗く、背の低い木々がところどころ茂って、コケがカーペットのように林床に敷き詰められている。 「人から見ると小さな木もアイルーの目線だと大きな物だ」 「おいお前!ピック使わないなら返せにゃ」 ここはエリア3のあたりだろうか、アイルーになってから、視野は広いのだが、風景がぼやけて見える。 どうやらアイルーの目はあまり遠くを見ることが出来ないらしい。 こうしてはいられない。日が暮れる前には村に着きたいな そう思い、後ろのうるさいのを無視して、走り出した。 「お前にゃに無視してるのにゃ!さっさと素材集めに行くのにゃ!」 ドン! ん・・・? ・・・・・・!? 前に進めない? 目の前には何もない。 まるで透明な壁がような・・・ 「しまった!」 叫ぶと同時に後ろに跳ねる。刹那、さっきまで自分の立っていた場所に、緑色の酸のようなものが落ちる。 即座に動けたのはさすが猫の俊敏さといったところか。 感心しているまもなく目の前に、透明な壁の正体、オオナズチが姿を現す。 「にゃにゃにゃにゃんだあれは!」 「オオナズチだ」 「そんなの聞いたこともにゃいにゃ!」 どうやらオオナズチはハンターには好戦的だが、他のモンスターには興味がないらしい 少し遠回りだけど仕方がない。 俺はもと来た道を引き返すことにした。 「おい!ほっとくのかよあれ!にゃんか言ったらどうにゃんだ!おい!」
新しく人が来て、賑やかになりました。 これからもよろしくお願いします。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています。】 ( No.63 ) |
- 日時: 2013/05/04 17:24
- 名前: 東雲 (ID: MLjptf7F)
- またまた奥底に、人気の出やすいスレではありませんからねー
あまり連レスしたいわけでもないので困った物です。
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Re: 狩人劇場 【リレ ( No.64 ) |
- 日時: 2013/05/04 20:24
- 名前: 碧龍 (ID: iHc2cMjd)
- 初めまして、いきなりですがNo.58の続きを
自分でも状況が理解できなかった。 誰もいない筈のところから声が聞こえるなんて自分はどうかしている。そう思った矢先 「お前、何処を見ている?俺は此処だぞ。」 急に背後から冷ややかな声が聞こえ、反射的に後ろを向く。そして、驚いた。そこには、 「ようやく俺の存在に気づいてくれたか。気の強い女ハンターさん。」 そこには、その声の主であろう… 「どうしたんだい?そんな吃驚したような顔しちゃって。俺が此処にいるがそんなに珍しいのか?」 声の主であろう、正真正銘のハンターがいた。しかし、ただのハンターではない、というのは彼の風格から分かった。 「すまないね、驚かすようなことして。ところで、なんでヤマツカミを追いかけ回しているんだい?後、他にも色々聞きたい事もあるし、これも何かの縁だろうから、一回村に帰って話をしたいんだけど、どう?」 あの声の件とヤマツカミの事もあるので断ろうとした。が、彼は私の持つ疑問の答えを持っているような、そんな気がした。そして、私は
なんか色々と下手ですねorz 取りあえず主人公の性別でもはっきりさせたかったので。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.65 ) |
- 日時: 2013/05/26 10:29
- 名前: 東雲 (ID: 1rXw1K1N)
- No.64 の続きです。
「断る」 「へっ?」 「私は別に助けを求めていたわけじゃないのよ」 特に考えがあったわけではないが、私はヤマツカミを自分だけで倒せるのではないかと考えてる。それに、いきなり答えを知るのは面白くないじゃないか。 どうせなら研究に研究を重ねた上で、何らかの偶然とかも折り重なって精根尽きた上での成功とかの方が望ましい。 私は男に見向きもせずにボウガンを構えなおす。 「かわってないね、義理堅いとこから気の強いとこまでそっくり同じだ」 後ろで男が何か言った気がする。 はて・・・あの男どこかで見た気がするな・・・? どこだったか。 考えつつ石段を登り頂上に着くとそこにはヤマツカミが相変わらず居た。 滑るようにこちらのほうに向き直ると、赤い二つの眼がこちらを睨む。 「二回戦だ、このやろう」 ボウガンを構え、貫通弾を奴の眼に向けて、撃ち放った。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.66 ) |
- 日時: 2013/05/26 17:03
- 名前: switch (ID: YJVJQRMs)
- 65の続きを書かせていただきまーす(^-^)
軌道は問題なかった。だが、間一髪のところでヤマツカミはかわした。 「ちっ」 と小さく舌打ちをし、立て続けに3発打った。眼には当たらなかったものの、体であろう部分に当たった。バシュゥという音と同時に、ギャウゥゥと声がした。 「どうだ!私の実力舐めてもらっちゃ困るなぁ。」 と言うと、 「あんまり調子乗ってたら痛い目見るぞー」 と、後ろから先ほどの男の声がした。 「いるなら少しくらい手伝ったらどう?」 「どうせさっきまで自分だけで倒せると思ってたんじゃないのかー?だから俺は手伝わねぇ。」 なんなんだこの男は。まるで超能力者の如く私の心を見破っている。だが、それと同時に私は、 「やはり何処かで会ったことがある気がする……」 と思っていると、ギャウゥゥ!という声と同時に大雷光虫が数匹出てきた。 「くそっ!めんどくさい…」 と思いつつヤマツカミそっちのけで倒していた。その時、後ろで、カッと明るくなった。 「やばっ…」 そう思った時には遅く、大雷光虫が爆発し、2mくらい吹っ飛ばされた。 「ちくしょう…早く回復しないと…」 私の体力は、既に半分以上削られているであろう状態だった。私はヨロヨロとしながらだが、立とうとした。だが、間髪入れずに2本の細い触手が私に命中して吹っ飛び、壁に叩きつけられた。 「痛ってぇ…」 と思いながら前を見ると、白い眼をしたヤマツカミがじっと私を睨んでいた。 「こいつ怒ってやがる……。!早く…逃げ…」 と、咄嗟に立ち上がり、この場から脱出しようとしたその時、いきなり引き付けられる感覚に襲われ、次の瞬間、高く上空に私の体は舞い上がった。 「私……終わった……」 そう思うと、だんだん力が抜けていき、私は気を失ってしまった。
上手く書けてますかねぇ(^_^;
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.67 ) |
- 日時: 2013/05/27 00:12
- 名前: ムタ (ID: 0TrMm6An)
- 参加させてもらいます
「うっ...ううん」 意識が朦朧としながらも私は目を覚ました 「なぜ、私は生きているんだ...?」 自分は古塔のベースキャンプにいる 朦朧とした頭で考えていると後ろから例の声がした 「お!目が覚めたか。」 あの謎の男だ。 先程まではさほど気にしなかったが この男の格好はそれなりに強そうに見える 装備はカイザーX一式で武器は角王剣アーティラートだ 「何が起こったんだ」 「いやぁ体はピンピンしてるのに君が気を失っていたからね」 そう言えば体が軽い、傷も無いようだ なぜ傷が無いのかはすぐわかった 「あの、その手に持っているのはなんだ?」 私は聞いた 「あぁ、これかい?ヤマツカミがいるところに落ちていたんだ」 それは自分が村から持ってきていた“あれ”のビンだった そう生命の粉塵のビンである 自分のポーチを見てもそれはなくなっていた ところで先程からこの男の目線が気になるんだが なんなんだろうか そして私は気づいた自分の装備がキリンX一式のことに しかも、男は私の胸ばかり見ている 「ド変態やろうがぁーーーー!!!」
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.68 ) |
- 日時: 2013/05/27 17:17
- 名前: switch (ID: eYViU/Xs)
- 67の続きです(^-^)/
バシーン!!!という心地よい音が古塔に響きわたった。 「い、痛ってぇぇぇぇぇぇ!!!何しやがる!」 「あんたこそ人の…その…ム…ム…」 「胸か?」 今度は2回バシーン!!!という音が聞こえた。 「あんたねぇ……人をどれだけ怒らせたら気がすむんだ?……」 「ご…ごめんなさい!!!もう二度と見ません!」 「ならよし。それより、ここまでのいきさつを話してくれないか?」 男が言うには、私は意識が朦朧としている中、ポーチを探り、生命の粉塵を飲み干し、気絶をしてしまったらしい。その後、男が大剣で攻撃をガードしながら、ここまで背負って戻ってきたらしい。もちろん、話の途中でビンタが入ったのは、言うまでもない。だが、この男がいなければ、私は今頃……そう思うだけでゾッとする。 「ありがとう…」 「んー、なんか言ったか?」 「いや、別に…」 「そうか。ならいいが。」 「それより!急がないとヤマツカミが!」 「おー、そうだったな。行ってこい。」 「あんたはどうする?」 「俺はここで待たせてもらうよ。気長にね。」 イラッとしながら、最後の狂走薬を飲み干し、古塔を登り始めた。途中邪魔が入ったが、それほど大きな被害は出なかった。 ヤマツカミがいる場所につくと、そこには、 「……何もいないじゃない……」 既にヤマツカミは逃げ去ったあとだった。 「ちくしょう…」 そう思いながら、私は古塔を後にした。
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.69 ) |
- 日時: 2013/05/27 21:30
- 名前: 鬼哭斬破刀・真打 (ID: MsBFV1qj)
- 68の続き書かせてもらいました。
悔しかった。 自分の未熟さがこのような結果になってしまった事を。ヤマツカミは逃げてしまった。 もうどうしようもない。 全部自分のせいなんだ。と思っていると、なぜか涙が出てきた。 「くっそおぉぉぉ〜」 その日、私は初めて泣いた。 絶対流さないはずの涙がなぜかでてくる。 なぜか泣いていると、寝てしまった。
どのくらい時間が経ったのだろうか。 起きると、もう昼間だった。 寝たおかげて、少し勇気が出てきた。 「よ〜しもう一回ヤマツカミ探すか!」 といってまた私はヤマツカミ探しを始めた。
初めて書いたんで下手ですけど、どうですかね?
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Re: 狩人劇場 【リレー小説を書いています】 ( No.70 ) |
- 日時: 2013/05/28 21:51
- 名前: switch (ID: gh80ABlO)
- 69の続きです(^-^)/
用意をすませ、いざ古塔に行こうとすると、私に一つの依頼が舞い込んだ。 「君に依頼が来ている。森丘に生息しないはずのクシャルダオラが目撃されたらしい。それを調べてくれないか?」 といった。私は古塔に行きたかったが、依頼なら仕方ないかと思い、 「わかりました。早急に調べてきます。」 といって、私は観測所を後にした。 観測所の気球に乗ってはや二時間。やっとのことで森丘のベースキャンプのある場所に辿り着いた。 「ハァ、やっと着いた…」 何故か、私はまだ何もしていないのに、疲れが溜まっていた。 「早めに終わらせて、もう一度あそこに行かなきゃ…」 といって、私はベースキャンプを出ようと、足を前に進めようとした。すると、私の後ろでいきなりカッと光った。 「何!?なんなの!?」 といって、私はその場にしゃがみこみながら言った。しばらくして、光は収まり、私は後ろを向いた。すると、私の後ろには、私と同じくらいの青年がいた。 「あんた、誰?いつの間にここに来たの?」 というと、青年が 「酷いですよ!俺を忘れちゃったんですか?ご主人様。」 「へ?」 私は何がなんだかさっぱりになり、その場に呆然としていた。すると青年が、 「ヤマツカミの時はすいませんでした!俺が未熟だったから、貫通弾が眼に当たらなかったんだ…」 「…ごめん。何言ってるかわからないんだけど。」 「えー!何言ってるんですかご主人s」 「いいからどういうことか説明してくれる?」 「…はい。わかりました。」 青年が言うには、彼は私の武器が具現化した存在であるらしい。私も最初は信じなかったが、話を聞いていくと、これまで私が闘ったモンスターや、その時の状況、さらに私が何をしていたかなどをきれいに当てていった。ここまで来たら、信じないわけにはいかない。 「…で、どうして具現化したわけ?」 「俺にもよくわからないんです。何故こうなったのか…」 「…そう。わかった。それより、私の武器はちゃんと使えるの?」 「はい!機能的には問題がないので、普通通り使えると思います。」 「そう、ならよかった。とりあえずクシャルダオラの調査しないと。」 「俺もお供します!多分、俺はご主人様にしか見えてないので。」 「邪魔…ボソッ」 「何か言いましたか?」 「別にー。」 ハァ、と一つため息をつき、弾を込めて、私はクシャルダオラの捜索へ向かった。
いきなりですが、主人公の名前と、武器が具現化した存在の彼の名前などを決めたら分かりやすいと思うので、決めてくれませんか?自分はネーミングセンス皆無なので(>_<)
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Re: 狩人劇場 【リレ ( No.71 ) |
- 日時: 2013/05/30 23:40
- 名前: 世界保健機関 (ID: 8zHDS/b9)
- 参照: 世界保健機関 → WHO → 誰?
- >>70 武器の具現化て
GEBにもあったな…。 なんか懐かしい…。
関係ない話でスマソ。
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